2021年6月11日金曜日

10年使用、全然冷えないエアコンを取外し分解洗浄で完全復活

梅雨なのに晴れの日が多く、暑い日が続きますねぇ(´・ω・`)
エアコンを使われる方が増えてきた様で、修理のご依頼やエアコン洗浄のご依頼をいただきますが、6月11日現在すべての工事の受付を中止していますので、申し訳ございません。

そんな中でも、当社施工品や当社ご購入品の修理のご依頼は、工事の合間を縫ってお伺いさせていただいています。
本日も、そんなお客様のエアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV361-W(2011年製) スタンダードタイプです。

「エアコン洗浄も受付してないんじゃないの?」って言われると思いますが、記事を読んでいただければ、これが修理扱いだと言うのがお解りいただけると思います(^_^;)

「阿部さん、今の時期ってお忙しいんでしょ。前に阿部さんに取付けてもらったエアコンが効かなくなったんですけど、もう取替え時期ですかね?」とご相談いただき、近くに寄った際に点検にお伺いしていました。

運転すると、ほとんど風が出ていません...
キッチンが近いため、外装は油が付いています。
フィルターは定期的にお掃除されている様で、奥の熱交換器もホコリが詰まっている様子はありません。

2011年製ですから、10年ですか...
でも霧ヶ峰ですからね。
まだもうちょっと頑張れるハズですけど...

と、思いながら、吹出口の奥を覗いて見ると・・・えっ?( ゚д゚)
久々に美味しそうなのきました(^_^;)
これでは風が出なくても不思議ではありませんね。

室外機の裏も凄いことになっていました...
これでは熱交換ができないので、冷える訳もありません。

「もう買い替えですかね?」とお客様。
いやいや、洗えばまだまだ使えます。
予定が詰まっているんで、すぐには洗えないですけどお預かりして帰りますね。
と、とりあえずお預かりしていました。

みっちり工事予定が詰まっている中、少し早く帰れた日に一気に分解。
いやぁ、改めて見ると凄いですねぇ(^_^;)

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
本日も他の予定が入っていたので、そちらが終わってから取付けに。
まずはこの室外機の毛布をはぎます...(^_^;)
人間で言うと、マスクを5枚重ねにした様な感じです。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
冷たい風が大量に出てくる様になりました。
吹出口の前でも深呼吸ができますよ(*´艸`*)

「お忙しいのに、早めにやっていただいてありがとうございます。次買い替える時も、かならず阿部さんにお願いしますからね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年6月10日木曜日

量販店の施工に不安を感じての新築エアコン工事のご依頼

初めてのお客様のご依頼で、新築住宅へエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱霧ヶ峰×2台、家電量販店ご購入でお客様支給品です。

先月、現地調査にお伺いさせていただいていました。
量販店にも現地調査をしてもらっっていたそうですが、どうにも不安が消えなかったらしく、アベ冷熱技研へご相談いただきました。
今回の様なご依頼、これまでにも結構ありましたが、中にはいい下請け業者さんもいらっしゃいますからね(^_^;)
でも繁忙期に入ると、専属でない業者さんも増えますからどうしてもアタリハズレはあります。
阿部も人のこと言えないかも知れませんけど(*´艸`*)

では工事に掛かります。
まずはリビングから。
位置決めをして背面板を設置します。

慎重に配管穴を開けていきます。

貫通しました。
ここに筋交いがあるのは図面で確認済みです。
穴の位置が少し高くても、少し左に寄っても筋交いに当たってしまう、微妙な位置です。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
これですね、入れないのが当たり前とか言う業者さんが存在する様で、ちょっと理由をじっくり聞いてみたいものです。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はアイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機の位置、立ち下がったところに置いてもいいと言うお話でしたけど、コンセントがあるのでこの位置をご提案させていただいての設置です。
外壁部と基礎部の微妙な段差解消に、フリーダクトを使うしか手立てがなかったのが心残りです。

リビング側が完成。
試運転を行い、異常がないことを確認。

2台目の和室に掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

こちらは外壁側の都合で、左側へ配管穴を開けます。

左側に筋交いはありませんが、柱があります。
これも寸法を測って、位置を確認してから開けています。

こちらも、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ホントここ数日、天気が良くて暑い日が続きます。
空調服なくしては、作業が捗りませんね。

こちらは駐車場なので、室外機は裏の方へ置きます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
実は、お客様にご了承いただいて、途中で2時間半ほど会議のために現場を離れていました。
そのため、朝から始めて夕方まで掛かってしまいました。
初めてにも関わらず、阿部のわがまま聞いていただいてありがとうございました。

「お忙しい中、キレイに取付けていただいてありがとうございました。暑かったんで大変だったでしょう。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年6月9日水曜日

プラズマクラスター搭載なのにカビだらけのエアコンを取外して分解洗浄

いつもお世話になっているお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

シャープ AC-567FT2(2017年製) スタンダードタイプです。
リビングでお使いのエアコンで、4年目になります。

どうしても吹出口から見える黒いものが気になるそうで、暑くなる前にご連絡いただきました。
このメーカーの洗浄するたびに毎回書いてますが、赤丸のところがイオン発生機になっていまして、吹出口のところにセットされています。
奥はカビだらけ... 何のためのプラズマクラスター?
この機能も必要ありませんよねぇ...

あと、運転すると風切り音とは別のゴォーという低い音が出るので、これも何とかならないかというご相談もいただきましたが、恐らくファンモーターの異常ですね。
分解ついでに、ファンモーターも取替えてみます。

室内機を取外しに掛かります。
量販店の下請けさんの施工でよく見掛ける、中途半端な断熱材のテープ巻き。

断熱材に隙間があると、そこから湿気が入り込んで、銅管やフレアナットがずっと結露している状態が続いて、こんな感じになってしまいます。
周辺の雰囲気によっては劣化が進み、ナット割れの原因にもなります。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

注文していたファンモーターが入荷したので、再組み立ての際に組み付けます。

組み立てが完了すると、再取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
ファンの異音は消えて、風切り音だけになりました(^^)

洗浄前洗浄後の写真をお渡しすると、「うわ、汚い... こんなになってたんですか。昨日から暑くなってきたんで、早めにお願いして良かったです。またお願いしますね。」と、帰り際におみやげまでいただきました(*´艸`*)

Googleへのクチコミもいただきました。
ご依頼ありがとうございました!

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。