2021年5月14日金曜日

庭のスペースを空けたいのでエアコン室外機移設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン室外機の設置場所の移動をする工事にお伺いしてきました。

移動する室外機は、こちらのシャープのエアコン。

こちらのコンクリート土間のところへ移動して欲しい、というご依頼です。

しかしこの配管はどうなんですかね?
途中までスリムダクトでやっておいて、あとはテープ巻き仕上げとか、材料が足りなかった感じですかね?

上の方のダクトはひん曲がってますし...
今回は室外機の移動なので、ダクトは触りません。
と言うか、あの曲がってるところは癖が付いてしまっているので、取替えるしかありませんから。

まずはポンプダウン運転を行い、配管内のフロンガスを室外機内へ回収して取外します。

そのままでは配管が短いので、延長しなければなりません。
溶接するため、配管内に少量づつ窒素ガスを流します。
溶接による高温で、配管内部が酸化してススが付くため、配管内に窒素を充満させて防ぎます。

銅管どうしを溶接接続しました。

しっかりと保温材を巻き付けて断熱しておきます。
途中までだったスリムダクトも、同色で延長しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「いやぁ、スッキリしました。結構手間がかかる仕事でしたな。また何かあったらお願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年5月12日水曜日

タイマースイッチでON/OFF制御の電気自動車用EVコンセント増設工事

初めてのお客様のご依頼で、EVコンセントの増設工事にお伺いしてきました。

洗面所に設置されている分電盤は十分な容量があり、分岐回路も数個空きがあります。

今回、EVコンセントを設置するのは、南側の駐車場。

分電盤のある洗面所は、EVコンセントとは全く反対の北側です。
天井裏から南側は全く見通すことができません。
床下経由も考えましたが、床下を通しても屋外へ出す術がありません。
さすがに基礎貫通はやりたくありませんから。

という訳で、外壁を塩ビ管を使って引いて来る工法にします。
今日の予報は雨。
それも結構荒れる予報でしたが、午前中はパラパラと小雨程度なので、先に配管工事を行っていきます。

建物裏まで、延々と配管を取付けていきます。

途中、いろんな障害物があって、簡単にはいきません。

延々と延々と...

やっと浴室の天井裏のところまで配管を延ばしてきました。
ここまでで雨が強くなってきたので、屋内作業に掛かります。

今回の工事はお客様のご希望により、タイマースイッチでON/OFFできる様にします。
当初、この図面の通りにリモコンブレーカーもEVコンセント近くに設置する予定でしたが、コンセント周りに配管が入り乱れてかなりゴチャゴチャするので、リモコンブレーカーは浴室天井裏へ設置する事でご提案させていただきました。

タイマースイッチは、分電盤のある洗面所へ設置します。
壁を開口して、100V回路のケーブルを通していきます。

浴室点検口から天井裏を覗いて、ケーブルを手繰り寄せます。

タイムスイッチを取付けておきます。

リモコンブレーカーを浴室の天井裏へ設置。

分電盤までケーブルを通します。

EVコンセント用の漏電ブレーカーを増設して、ケーブルを接続しました。

さて、外部配管の中にケーブルを通していかないといけないのに、雨が強くなってきました...
雨合羽を着て、通線作業に掛かります。

曲がりが多いので、結構大変です...

あっちで引っ張り、こっちで押し込んだりと、行ったり来たりの一人作業です。

なんとか通線完了。
EVコンセントを取付けて、作業完了です。

タイマースイッチの時刻を合わせて、ON/OFFのテストを行います。

通常、リモコンブレーカーはOFFになっていますが、

タイマースイッチで100Vの電圧が掛かるとONになります。
ONになる事で一次側と二次側が通電して、200Vの電圧がEVコンセントに掛かる仕組みです。

リモコンブレーカーは、ボックス内に収めて扉を閉じておきます。

あとはEVコンセントのところで、電圧と接地状態を確認してお引渡しです。

「思ったよりスッキリ仕上がって、いいですね。キレイにしていただいてありがとうございました。思ったより安くできたので、ディーラーにも阿部さんを紹介しておきますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2021年5月11日火曜日

暑い夏が来る前に早めにエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2520-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は三菱重工製ビーバーエアコンです。
昨年の夏が終わる頃に、冷風が出なくなって役目を終えたそうです。

「今年の夏も暑ぅなる予報やけん、阿部さんの時間のある時でええけん取替えてくださいや。」と、お声掛けいただいていました。

室外機周りはこんな感じでした。
建物裏なので、配管もテープ巻き仕上げでかまわないという事です。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。

配管穴にはスリーブが入っていません。
もろに筋交い切ってますね...

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は化粧テープ巻き仕上げ。

キャップとパテ埋め部分は上からコーキングを掛けて、劣化で外れない様に防水性と耐久性を上げておきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

あと、照明器具もLEDシーリングライトへ取替えさせていただきました。
「いつもキレイにしてもろて、阿部さんは手を抜かんけん好きなんよ。これで今年の夏は安心やわ。照明も明るなって気持ちがええわぃ。またお願いするけんな。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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