2018年8月11日土曜日

新築住宅の2階へ三菱霧ヶ峰GVタイプエアコン新設工事

アンテナ新設・エアコン移設分解洗浄をご依頼いただいたお客様宅の続きです。
2階子供部屋へ、エアコン新設工事をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


まずは位置決めをして、背面板を取付けます。


慎重に穴開けを行います。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトでビシッと立ち下げます(*^^*)

ここまでサクサクと書いてますが、この日も35℃超えで南側直射、終わる頃には西陽がカンカンと照りつける中での過酷な作業です(´;ω;`)
お客様がとても気を使われていて、クーラーボックスに飲み物をたくさん入れて置いてくれていました(^^)

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機のプラロック下に、もう一段ブロックを敷きました。
地面が土の場合は、雨が降ると泥ハネするんですよね。

奥に見える室外機は、他社施工品です。

すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「やっぱり違いますね。きっちりしとる。前取付けてあったエアコンの電源コードなんか、垂れ下がってましたもん。阿部さんにお願いして良かった。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
長い間お待たせいたしましたが、なんとかお盆休みまでには全工程完了しました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

新築住宅へお引越しでエアコン分解洗浄&移設工事

新築されたお客様からのご依頼で、エアコン移設工事と同時に、分解洗浄をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GM224-W(2014年製) 標準タイプです。


今までは賃貸マンションにお住まいでした。
7月中に退去するため、先月お引越し当日の夕方に、他の現場が終わってから取外しにお伺いしてきました。


取外して、配管接続箇所を確認すると、こんなになってました。(※他社施工)

非粘着の化粧テープで巻いているため、断熱材が縮んで引っ張られて、断熱されていないところが出ていました。
これ、ここが結露して露タレの原因になります。
この部分は、粘着テープでしっかりと巻いていないといけませんね。

取外しながらお客様とお話していたんですが、「とりあえず移設してもらって、また阿部さんが暇になったら分解洗浄をお願いしようと思ってるんです。」と。

4年目ですか... 確かにそれなりに汚れていますね。

取外す時にも、少しカビ臭が気になっていました。

やりますか。洗浄。
「え?いや、忙しいのに無理せんとってください。」
これ取付けるの、急ぎます?
「いえ、新しいエアコンがリビングに付いてるんで、焦ったことはないです。」
一週間くらいお預かりする様になりますけど、標準機だし三菱なんで大丈夫ですよ。やりますか?
「嬉しいです!阿部さんが無理なくできるなら、ぜひお願いします!」

...という訳で、実は無理してお引き受けしました(^_^;)
新築ですもの。
キレイなエアコンを付けていただきたいじゃないですか。
時間の猶予を与えていただいたので、お引き受けさせていただきました。

現場が早めに終わった日に、室内機をパパっと分解します。
三菱製品だし、GMタイプなので、分解するのに30分掛かりません(*^^*)
電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したので、取付けにお伺いします。
位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「わぁ、新品みたい。夏場はやってもらえないと思ってたんで、キレイになって嬉しいです。」と、大変お喜びいただきました(^^)

現在、エアコン分解洗浄は、猛暑が続いているため受付中止中です。
受付再開は、涼しくなった秋頃を予定しておりますので、ご了承ください<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年8月10日金曜日

50年以上まったくエアコン無しのお宅で初めてのエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様のご実家へ、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV3618-W 12畳用霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


「阿部さん、うちの実家にエアコン付けてもらいたいんですけど、もぅかなり古い家で、今までエアコン付いてなかったんですよ。電源工事も必要になると思うんで、量販店なんかじゃいかんけん、阿部さんお願いしますわ。」とご連絡いただき、現地下見にお伺いしてきました。

確かに古いお家ですけど、キレイに使われていて、いい感じの年季が入ったお宅です。
取付け希望は居間で、どこに取付けるかは「すべて阿部さんにお任せ」です(^_^;)

外壁に面しているところはここしか無いので、この位置へ室内機を。

外周りはぐるっと縁側があるため、一番近くで邪魔にならないこの位置へ室外機を設置することにしました。


お見積りを提出させていただき、「ぜひお願いします」との事で、本日お伺いしてきました。
まずは位置決めをして、背面板を設置します。

古い土壁なので、慎重に穴開けを行います。


配管穴には貫通スリーブを挿入。


機器を設置する前に、縁側に穴を開けて、ドレン管を通しておきます。

縁側の上で垂れ流しにしてしまうと、木材が腐食してしまいますから。

室内機を掛けて、配管類を接続してきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


もちろんエアコン専用電源がないので、コンセント増設工事に掛かります。

この時期の天井裏作業は地獄です...(´;ω;`)
5分居れば滝汗…( ̄▽ ̄;)
10分居れば手足が痺れて…(;´д`)
15分居れば意識が無くなります…( ̄□ ̄;)
ご一緒にいかがですか?そこの痩せたいアナタ(*´艸`*)

分電盤というか、ブレーカー群ですね(^_^;)
分岐ブレーカーを増設して、専用回路を作ります。

優に50年以上経っている建物ですから、古い配線は碍子引きです。

主幹ブレーカーの容量は30Aですが、単相3線なのと、お一人で暮らしていらっしゃるので、今までブレーカーが落ちるほどは使われていないそうです。

エアコン脇に専用コンセントを設置しました。


外周りはこんな感じで完成です。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


あと、居間の照明器具を、パナソニック製LEDタイプへ。


内玄関が広いので、少し大きめのパナソニック製LED照明器具へ取替えさせていただきました。


「わぁ、このエアコンよぉ冷える。去年までエアコンいらんかったんやけど、今年は暑いねぇ。これで今晩から暑い思いせんでよぉなったわぃ。照明も明るなったし。ほんと、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、「うちビール飲まんのよ、良かったらこれ持って帰ってや。」と、プレモル一箱いただきました(*´∀`*)マジデスカ!

ビール好きの阿部には、タマラナイプレゼントをいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

頭上からポタポタ落ちる他社施工のエアコンドレンパイプ手直し作業

もう二ヶ月前ですね、FB友さんからこんなお問い合わせいただきました(^^)



「相当お忙しい」...(^_^;)
確かにFBの方はバンバン投稿してますので、「阿部は忙しいヤツ」が定着している様です。
まぁこの時期は忙しいのは間違いないんですけど(´;ω;`)

いいですよ。二週間くらい先になりますけど、お急ぎでなければお伺いできます。と返信していました。
お伺いしたのは二ヶ月後になりましたけど...(^_^;)

このタイプのベランダは排水機能がないので、この様にパイプで地上までたち下げるのが基本です。

こちらのお宅も、その辺は知識のある業者さんが施工された様ですが、一部で使っている部材が間違っていましたね...

せっかく途中まで塩ビ管で施工されているのに、分岐のところで耐候性の劣るドレンホースを使っていました。

このドレンホース、エアコン工事ではよく使いますが、この様な直射日光がガンガン当たる場所では寿命が短く、ボロボロに腐ちてしまいます。
今回も日に当たっているところが腐ちて、ドレン水が垂れていました。

では、手直し作業に掛かります。
まずは室外機の裏側のところへ、穴を開けます。


こんな感じで、塩ビ管を設置。


室外機を元通りにして、ドレンホースを差し込みます。

このドレンホースは高耐候性のドレンホースなので、短期間で腐ちる事はありません。

冬の暖房時には室外機からもドレン水が出るため、下部ドレンもしっかりと取っておきます。


立ち下げた塩ビ管は、ベランダの下を横切って柱の方へ。
今まではベランダの上を交差していたため、足を引っ掛けて転げる危険もありましたが、これで解消されます。


柱の立ち下げ部分も紐で巻いてあるだけだったので、サドルでしっかりとビス留めさせていただきました。

はぃ、全部交換したので、手直しどころじゃなくなりましたね(^_^;)

FBにUPしたら、Yさんからコメントいただきました(*^^*)



基本的に繁忙期は、他社施工品の修理や手直し作業はお引き受けしていません。
アベ冷熱技研のお客様を最優先で動いていますので、「お引き受けできない」と言うのが本当のところです。
今回の様に、「全然急がない」とか、「手の空いた時にいつでもいい」という場合のみ、お引き受けしていますので、ご理解ください<(_ _)>