2012年4月5日木曜日

日立製自掃付きエアコン分解洗浄&移設工事

新築のお宅へ、エアコン分解洗浄&移設工事にお伺いしてきました。

日立アプライアンス RAS-S28W(2007年製)

先月、新築住宅へお引越しでエアコン移設工事をご依頼いただいていましたが、取外しの際に結構汚れていたので、分解洗浄をお奨めしてお預かりしていました。

最初、自動フィルター掃除機能が付いているのに、なぜこんなにフィルターにホコリが付いているのか解りませんでした。

よく調べると、通常写真右側のバーに内蔵されているブラシがホコリを取ってくれるのですが、このバーが動いていませんでした。
写真を撮っていたつもりで有りませんが、バー上部の破損で動かない状態になっていました。
これは部品を交換して修理したので、今後はうまく動作するハズです。

では、洗浄作業に掛かります。
電気系統を取り除いて、完全分解。

いつも思うんですが、この機種、何でこんなにパーツが多いんですかね。。。
もっとコンパクトに設計しなさいよって感じです(^_^;)

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

丸洗いできるので、気持ちがいいですね。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


確かこのエアコン、内部がステンレスで菌や汚れを抑制するのが売りだったと思いますけど・・・

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。

既に配管穴が開いているので、早速室内機を取付けます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続が終わると、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

新築おめでとうございます。
キレイなったエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2012年4月4日水曜日

コンセント位置に苦労したエアコン新設工事

新築のお宅へ、中古エアコンと新品エアコンの取付工事にお伺いしてきました。

まずは、中古エアコンから。
変な所にコンセントが付いていたため、コンセントの場所を移動。

既存コンセントの穴を、室内機の後ろに隠れる様に位置決めをして配管穴を開けます。

できるだけ右に、できるだけ下に穴を開けましたが、筋交いが出てきました(T_T)

既存コンセントの穴の位置が恨めしい。。。
右側には足元のコンセント用のケーブルが通っています。
筋交いとケーブルを傷付けない様に、反対側から穴を開けます。
お陰で貫通スリーブは使えません(-_-;)

何事もなかった様に、室内機が付きました。


外部はスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機に配管類を接続して、真空引き作業を行います。


作業が完了すると試運転を行い、1台目完了。


2台目は新品エアコンです。
これまた変な所にコンセントが。。。(-_-;)

右に寄せたいのに、コンセントがあるので左に寄ってしまいます。

配管穴も規定位置より右側に寄せましたが・・・

左から柱・ケーブル・CD管が・・・
この右側には筋交いがあります。
このCD管、穴のすぐ下辺りで留めてあるので、穴の中心から動いてくれません(T_T)
なので、こちらも貫通スリーブが使えません。。。

室内機を掛けて、配管を接続していきます。


同じく、スリムダクトで化粧仕上げ。


室外機に配管を接続して、真空引き作業開始。

電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


今回の工事は、筋交いがダブルで入っていたのと、エアコン専用コンセントの位置に泣かされました(T_T)
筋交いは、穴の位置を下げれば回避できますが、コンセントはダメですよねぇ。
ここにエアコンが付くのは解っているんですから、エアコンが付くであろうスペース内にコンセントを付けるのは、何とも。。。
ちょっと考えていただきたいですね。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2012年3月31日土曜日

冷空会青年部役員会

夕方から「愛媛県冷凍空調設備工業会 青年部会 役員会」に出席してきました。
2ヶ月に一回、宇和島・新居浜・松山から各役員6名が集合して、松山市内のレストランにて開催しています。

来月はいよいよ総会です。
今日はその総会の段取りに追われました。

今年は役員改変の年です。
新しい部会長候補も決まりました。
新しく役員になっていただく方の候補も決まりました。

4月からは新しい事がいっぱいです。
アベ冷熱技研も新しくなれる様、頑張らないと(^^)v

あ、総会の資料作らないと。。。

2012年3月29日木曜日

BS放送だけ映らないので点検修理

「先週からBS放送にブロックノイズが出始め、今日全く受信できなくなった」と修理依頼をいただき、本日点検にお伺いしてきました。

早速、リビングでレベル測定。

地デジは問題なく受信できますが、BSのレベルが出ません。。。

「BSアンテナが悪いのかな?」と思い、屋根に上がってみます。

お聞きすると、約15年経過しているそうです。

BSアンテナにレベル測定器を接続して、レベルを測ってみます。


あれ? バッチリじゃないですか。

十分なレベルが出ています。。。
アンテナじゃないと言う事は?

ブースターか?

あれ? このブースター、BSブースターでした。(地デジは増幅されていない)

このタイプ、電源ランプが付いてないので、目視では電圧が掛かっているかどうか判りません。


で、測定器で電圧を計ると・・・

何だ、電圧が掛かってないだけだったか。。。

室内へ戻り、ブースター電源部をチェック。

あれ? 電圧掛かってるし。。。?

あと、怪しいのは分配器か。
ユニットバスの天井裏から分配器を引きずり出し、ここまで電圧が掛かっているかチェック。


はぁ? 問題なし。。。

・・・と言う事は、アンテナ~分配器までのケーブルが悪いのか・・・と嫌な雰囲気の中、分配器を動かすと電圧が変動。。。

もしかして? と思い、コネクタを触るとユルユル。。。(-_-;)
しっかりと締め治します。


テレビの所へ行くと、何事も無く映っていました。。。


確認のためレベル測定を行うと、バッチリきれいなレベルが出ました(^^)v

原因はコネクタの緩みだったんでしょうか?
いろんな所を触ったので、ここが原因と言う特定はできませんでしたが、レベル的には問題ないのでお引き渡しさせていただきました。
また不具合が出る様でしたら、ご連絡いただく様にお願いしております。

アベ冷熱技研では、アンテナ工事・ケーブルテレビなど、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

リフォーム住宅へエアコン新設工事(天カセ・壁掛け)

2月初めから工事に掛かっていた、リフォーム住宅のエアコン工事が完了しました。

今回のご依頼は、愛媛県冷凍空調工業会青年部会で一緒に役員活動をしている、新居浜の株式会社山岡さんからのご依頼です。
「新居浜から通うより、地元の業者さんにやってもらいたい」との意向で、アベ冷熱技研を選択いただきました<(_ _)>

先月から工事に掛かっていましたが、壁掛けタイプだけでなく、天井カセットタイプのエアコンもあるので、大工さんが壁を貼ってしまう前に、冷媒配管とドレン配管を天井裏・壁内へ先行配管しておきます。


床下を横引きして配管を外部へ導きます。

ドレン配管に断熱ソフトドレンを使う業者さんがいますが、アベ冷熱技研はVP管へ断熱材を巻く方法にこだわります。
かなり手間が掛かりますが、点検できない隠蔽部にソフトドレンを使う勇気はありません(^_^;)
耐久性の面からも、末永く使っていただきたいですしね(^^)v

リビングの天カセタイプ以外に、和室も壁内隠蔽配管にします。


壁の塗り替えが終わると、室内機を取付けて行きます。


スッキリ収まりました。


天カセ設置場所の天井開口は、大工さんにお願いしました。

大工さんもいろいろです。
お願いすると気前よく「ええよ。寸法書いとってや。」と言ってくれる方と、「はぁ?そんなんうちの仕事やない。」って言う方と。。。
今回は気持ち良く仕事させていただきました<(_ _)>
お互いが協力的であれば、お施主様にとってもいい物ができますよね。

Lアングルを使って、室内機を吊るための吊りボルトを設置。

冷媒配管・ドレン管を室内機に合わせて加工しておきます。

室内機を吊り込んで、配管類を接続します。


パネルを取付けます。


室外機へ配管を接続し、真空引き開始。

電動式真空ポンプを使って配管内部を真空にし、しっかりと乾燥させます。

真空引き作業を行なっている間に、きちんと排水ができるか、水を注いでドレンテストを行います。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認します。


ダイキン製 天井カセット1方向吹出しタイプ×1台・壁掛けタイプ×3台 完了です。


建築工事が延びて予定より大幅に遅れましたが、何とか美装作業が入る前に完工できました。
やっぱり、キレイにリフォームされると気持ちいいですよね(*^_^*)
快適に末永くご使用くださいませ<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
今回の様な下請工事も今までにたくさん行なっていますので、お気軽にご相談ください。