2013年8月24日土曜日

三菱電機製 2×1マルチエアコン取替工事

2日続けてマルチエアコンの取替工事です。。。
盆明けの今週は、自分でも何してるのか判らなくなるくらいバタバタしてました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-562AS 室外機×1台・MSZ-282GXAS-W 天カセ形室内機×1台・MAC-460PW 化粧パネル×1個・MAC-432PW ワイドパネル×1個・MLZ-GX282AS-IN 壁掛形室内機×1台


既存機は三菱電機製。

この室内機からのガス漏れで、点検にお伺いした時にはシューと音が聞こえる程漏れが激しかったため、とりあえず室外機のバルブを閉じて、換気をお願いしました。

隣のキッチンに設置されている、天カセ形とセットのマルチエアコンです。

当初、「もうキッチン側は使わんけん、リビングだけ替える様にしてや。」とご依頼いただき、最初のお見積りを1対1の普通のルームエアコンで提出させていただき、ご依頼いただいた訳ですが、「将来、キッチンも替えるかも知れんけん、それも考慮しとってやなぁ。」とご主人さんからお聞きして、「じゃぁ、いっその事、このままマルチで取替えませんか?」と、再度マルチエアコンに取替えた場合の御見積書を提出させていただきました。
奥様に相談されたところ「ノリノリになってなぁ(^_^;)」との事で、急遽マルチエアコンに変更して手配させていただきました<(_ _)>

機器が入荷したので、工事に掛かります。
まずは既存機を撤去。

ついこの間まで正常に運転していたので、配管内残留オイルはキレイでした。
問題なく既存の隠蔽配管が流用できます。

天カセを撤去する訳ですが、過去水漏れがあった様です。

どうもエアコンから漏れたのではなく、近くの換気扇ダクトから雨水が侵入して濡れたそうです。
当時、建築屋さんが見に来たらしいですが、雨水侵入を止めただけで、天井材は替えてくれなかったそうです。。。

既存機を撤去。


ここでも断熱ソフトドレンホースが使われていました。。。

プロならVP管使ってほしい所ですね。
仕方ないので、これに接続します。

新しい室内機は寸法が違うので、開口を広げて室内機を吊り込みます。


トルクレンチを使って、キチッと配管を接続します。


パネルを取付けて、天カセ完了。


壁掛形の工事に掛かります。
既存機の撤去。

まぁ、なぜ右側にドレンを取るのか意味不明。。。
それもソフトドレンホース。。。

かなりやり難いですが、繋ぐしかありません。

しっかりと配管類を接続していきます。

すべての配管接続が終わると、配管内部を真空乾燥させるために、電動式真空ポンプを使って真空引き作業を行います。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「やっぱり2台共取替えて良かった。よぅ提案してくれたなぁ。ええわいホントに。もう1セットマルチエアコンがあるけん、またお願いせんといかんなぁ。」と大変喜んでいただきました。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年8月23日金曜日

三菱電機製 3×1マルチエアコン取替工事

一昨日半日と本日一日掛けて、マルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-682AS 室外機×1台・MLZ-RX362AS-IN 天カセ形室内機×1台・MAC-D01PW 化粧パネル×1個・MAC-430PW ワイドパネル×1個・MSZ-282BXAS-W-IN 壁掛形室内機×2台


既存機は松下電器産業製。 電気系統の故障で動きません。

ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただき、盆休み前に下見にお伺いさせていただいていたのですが、既にメーカー工場が休みに入っていて盆明けバタバタと手配し、本日施工となりました。

建物は3F建てで、室外機が2Fベランダ置き。

それも灼熱の南側、こんな状況で置かれていたので、室外機にとっては過酷な状況下にありました。

今回取替えに当たって、既存配管を流用しつつ室外機の放熱性を確保するため、二段置台を使用してベランダ手摺りより上へ設置します。

配管は溶接延長。スリムダクトで立ち上げ。架台は腐食に強い溶融亜鉛メッキ仕上げ。

準備が完了すると室外機を入れ替える訳ですが、当初70kgの室外機を宅内の階段で上げ下げしようと思っていましたが、さすがに無理して建物を傷めたり、忙しい時期に怪我をする訳にいきませんから、今回はユニック車をお願いしました。

急遽お願いしたにも関わらず、二つ返事で来ていただいた向井電気工事の向井社長さんに感謝感謝です<(_ _)>
向井さんは、電工青年部で共に役員として活動している有志です。

新しい室外機が座りました。
これなら放熱性は完璧です。

室外機の配管接続は社長に任せて、自分は室内機×3台設置に掛かります。

まずは天カセ。 既存機を撤去します。


開口寸法を少し広げて、吊りボルトを設置。


室内機を吊り込みます。


トルクレンチを使って、キチッと配管を接続します。

三菱はこの接続部を断熱処理しなくていいので、施工性がもの凄くいいです(^^)v

パネルを取付けて、天カセ完了。


壁掛け撤去。


壁掛け・隠蔽配管・・・まともな施工にはなかなかめぐり逢えません(^_^;)
今回も壁開口部が狭い上、奥に立ち上がっているドレン管の方が上がっています。。。


クロスの破れや汚れがあるので、穴を下に広げて全体的に下げます。


かなりやり難いですが、ドレン管を面一にしました。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


ドレンは、こんな感じでキチッと勾配が取れました。


すべての配管接続が終わると、配管内部を真空乾燥させるために、電動式真空ポンプを使って真空引き作業を行います。

ここまで猛暑の中、休憩ナシ。。。
よく体が動くものだと、自分でも感心します(_ _;)

室外機架台は、4箇所を壁面にしっかりとビス留め。

下部ドレンもしっかりと取って、垂れ流しにしません。

室外機上部には転倒防止金具を取付けて、揺れや転倒を防ぎます。


室外機周りはこんな感じで完成です。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

修正箇所があり時間が掛かりましたが、何とか1.5日で完工できました。
まだまだ暑い日が続く様ですから、今日からフル運転ですね(^^)v

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2013年8月20日火曜日

借家の電気設備容量増設工事

「お盆明けに引っ越しするんですけど、どう考えてもそこの電気容量が足りないので、容量の大きいものにして欲しい」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

エアコン工事が詰まっているし、メーカーも休みに入って材料も段取りできない、何より四国電力への申請手続きが・・・なんて思いながらも、「阿部さんとこのBlog見たら、他のところに頼む気がしなくなった」と言われまして、、、お引き受けいたしました(^_^;)

こちらの建物、借家です。
一般的に、借家はオーナーさんの持ち物ですから、オーナーさんが電気容量増設等の工事を行うべきところですが、今回は借り主様からのご依頼です。
既存設備は・・・

主幹ブレーカー30A。。。 分岐多数。。。
一人暮らしのワンルームマンションじゃないんですから、、、って言いません(^_^;)

引込みケーブルもVVF2.6mm×3c。

結構、手を入れないといけませんね。
「主幹は50Aくらいでいいんじゃないですか?」とご提案させていただきましたが、どうもご商売される様子で60Aをご希望いただきました。
お客様の建物ではありませんから、できるだけ金額を抑えた工事方法で施工見積りさせていただき、ご承認いただきました<(_ _)>

まずは電力申請のために、電気図面を描きます。

これを盆休み中にせっせと。。。
ケーブルや分電盤などの材料は、材料屋さんの在庫のある物を先に手配。

何とか材料が揃い、17日に宅内配線工事に入りました。
既存の分電盤を撤去。

しかし、増設ブレーカーどうにかならなかったんでしょうかね。
変な所にケーブルが出てるし。。。

灼熱の天井裏にケーブルを通して行きます。


2Fへの分岐増設は、辛うじて1Fと2Fがつながっている隙間を通して配線。


エアコン専用回路は、エアコン設置場所へ配管穴を開けてケーブルを通線。


コンセントを取付けます。

同じ様にもう一箇所コンセントを増設。

分電盤の所へケーブルを集中。


既存のケーブルが右側VVF2.6mm×3c。
新しく入替えたケーブルが左側CV14sq×3c。


新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続して行きます。

17日はここまで。

盆明け20日本日、先日電力許可が出たので電力量計を引き取り、取替えにお伺い。


雨が直接当たる西側だったため、今回はメーター箱を取付けました。


絶縁抵抗値を測定して、異常がない事を確認し、分電盤を入れます。


各部屋で電圧測定を行い、お引渡しとなります。

電柱側引込み線は、四国電力が後日張り替えにお伺いするため、それが完了するまでは抑え気味に使っていただく様お願いしました。

この日、エアコンの移設工事も2台分施工させていただきました<(_ _)>
翌日お引越しと言うギリギリの施工でしたが、大きな問題もなくお引渡しできました。

アベ冷熱技研は第一種電気工事士が施工する、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事や修理もお気軽にご相談ください。