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2019年3月9日土曜日

エアコン移設に伴い200V専用コンセントが無いので専用回路増設工事

「砥部町にある店舗を閉店するので、エアコンを松山市内の事務所へ移設して欲しい」とのご依頼で、午後からお伺いしてきました。


先週、砥部の店舗の方へ取外しにお伺いしていました。


本日取付ける場所はここです。

もともと、天井カセット形パッケージエアコンが数台付いているのですが、一台故障で温度ムラが出ていました。
この場所へ取付けるのですが、配管穴はもちろん、専用コンセントがありません。

分電盤は少し離れたところにあります。

天井点検口があれば、難なく増設できそうな位置でしたが、この建物、まったく点検口がありません...

さて、どうする?と、ふっと天井を見上げるとダウンライトが(・∀・)
早速外しますよね(^_^;)


スマホをカメラモードにして、ダウンライトの開口部から腕を突っ込んで撮影。

おぉ、いい感じじゃないですか。イケそうです(*´艸`*)

分電盤の裏側はトイレになっていて、ここにもダウンライトが!


おぉ、外壁側もいい感じです。

ダウンライトの開口部を使って外部までケーブルが通れば、外側を通して専用回路を増設できます。

とりあえずケーブルの経路が確保できたので、エアコン室内機を取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を開けていきます。


先ほどのダウンライトを外した時に、バラバラと天井裏から○○○の黒い糞が大量に落ちてきたので、配管穴にしっかりと貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

この先、配管接続と真空引きは、同行した親父に作業を任せます。

阿部は先ほどの電気工事に掛かります。
呼び線を開口部から挿入。


トイレ側を経由して、外部へ。


分電盤側から、ケーブルとアース線を通していきます。


外部は塩ビ管を使って、ケーブルを保護します。


こんな感じで、室内機側へ伸ばします。


室内機の脇へケーブルが出てきました。


コンセントを取付けて、分電盤内で200Vへ切り替えて送電。
電圧測定を行って、電気工事完了。


「5時半までに終わりませんか?」とのご指示をいただきましたので、焦る焦る...(^_^;)
真空引きの写真撮り忘れです(´・ω・`)
外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

1時過ぎから取り掛かって、5時半前に完了しました。
なかなか、追われると大変ですね(^_^;)

これで快適にお仕事ができる様になりましたね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

他を取替えたら暗さが気になる様になってLED照明取替工事

午前中はLED照明器具の取替工事にお伺いしてきました。


先月、手前の2台を富士型のLEDベースライトに取替えさせていただいたのですが、手前が明るくなった分、奥の方の暗さが気になる様になったそうで、ご依頼いただきました。


奥の2台は、5年ほど前に他の電気工事店さんにLEDのポーチライトに取替えてもらった物だそうです。


そもそもこの器具は、ポーチライト(玄関など)とか浴室に使うタイプです。

白熱電球の100W相当の明るさで、器具光束678lmしかありません。
駐車場で天井も高いですから、これでは光量不足ですねぇ...

電気工事店さんにお任せだったので、なぜこの器具を選択したのかはお客様にも解りません。

手前に設置させていただいた器具と同様に、取替えさせていただきました。


器具光束6,900lmタイプです。
既存の器具が器具光束678lmでしたから、約10倍の器具光束になりましたよ(*^^*)

消費電力は少し上がりますが、今回は明るさ重視なので問題なしです。
上がると言っても、Hf32w×2灯用の器具に比べたら断然省エネですけどね。

「いやぁ、やっぱり違うねぇ。なんで最初からこんな器具にせんかったんやろなぁ?阿部さん頼りにしとるけん、また頼むけんな。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やLED照明取替えもお気軽にご相談ください。

2019年2月9日土曜日

失敗...阿部のご提案不足でブレーカーが落ちるのため分電盤ごと取替工事

昨年末、エコキュートをお買い上げいただいたお客様宅で、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック製 主幹ELB3P60A 分岐19回路 扉付き分電盤です。


既存の分電盤は河村電器産業製。

昨年エコキュートを設置した際に、エコキュート専用回路を増設しました。
増設したんですけど、分岐回路が目一杯で、ブレーカーの空きスペースが無かったんです。

分電盤横に増設ボックスを付けて、専用ブレーカー増設を考えたんですけど、金額が張ってお客様の負担が増えるし、見た目が悪いので悩みました。
さすがにその時に、分電盤交換までは負担が大きすぎるのでお奨めはしませんでした。

じゃぁどうする?って事で、負荷の少ない回路を2つまとめて1つのブレーカーに繋げば、1つブレーカーが空きます。
その時目に入ったのが、「食器洗い乾燥機」と「トイレコンセント」。

基本、この2つは専用回路にするのが当たり前ですけど、食洗機は常時使うものではないのと、トイレ便座も常時100%の負荷が掛かっている訳ではないため、これで行こうと決めました。
と言うか、他の回路はいっぱいいっぱいだったんです。

先週ご連絡いただくまで何事もありませんでした。
はぃ。ご連絡いただきました。

「阿部さん、今帰宅したら食洗機が止まってて、トイレの便座も消えてるんです。」

すぐお伺いしました。
2つまとめたブレーカーが落ちています。

食洗機700Wとトイレ便座100W程度(最大1000W)で、2000W超えたとは思えません。
食洗機が動いていない状態で、電流値を測ってみました。

12A(アンペア)ほど、常時流れています?
回路の行き先を調べてみました。

阿部の見落とし発覚です...(´・ω・`)
トイレが2階にもありました。
それも1階、2階同じ回路になってます。
どこで繋いでいるのかも解りません...

あと、食洗機専用だと思い込んでいた回路は、キッチンシンク脇にあるコンセントも一緒になっていました。
そのコンセントには、電気ポットが...(´;ω;`)

これでは2000W超えますから、ブレーカーが落ちて当然ですね。
回路を分けていない電気工事屋さんも問題ですが、最後に触ったのは阿部ですし、ちゃんと調べずに2回路一緒にしたのは阿部の責任です。

取り急ぎ、電気ポットを別のコンセントから取って使っていただく事にして、既存分電盤の横にボックスを取付けて、ブレーカーを増設するという、一番最初のご提案を再度ご説明。

「阿部さん、あれだったら先々を考えて分電盤ごと変えることにします。」とお客様。

あ、そうか...そうですね... 「お客様のご負担を少しでも安く」という思いは、ここでは必要ありませんでしたね。
既存分電盤もそこそこ年数が経っていますし、近い将来ブレーカーが故障しないとも限りません。
早速お見積りをさせていただき、分電盤ごと取替えでご依頼いただきました。

では、取替えに掛かります。
まずは、すべてのケーブルの行き先をチェックして、ケーブルに番号を振っていきます。


他にも2箇所ほど、共噛まししている回路があるので、これもすべて振り分けます。


既存分電盤を撤去しました。
一次側電源は活きているので、ショートさせない様にしっかりと絶縁しています。


新しい分電盤の位置決めをします。

少しコンパクトになるため、開口部が隠れる様に設置します。

ケーブルを整然と接続して、電源投入。


扉付きカバーを取付けて、工事完了です。


既存のビス穴は、白いコーキングで目立たない様に潰しました。

「忙しい中、ありがとうございました。またお願いしますね。」と労いのお言葉をいただきました。

Mさん、阿部のご提案不足で大変ご不便をお掛けしました。
また何なりとお申し付けくださいませ<(_ _)>

2018年11月10日土曜日

この3日間高圧電気設備の点検作業のお手伝いに行ってました

「阿部ちゃん、11月手伝ってもらいたい現場があるけん、ちょっと空けとってや。」と、いつもお世話になっているMさんに声掛けていただいてまして、この3日間はM電気さんのヘルメット被って現場へ入っていました。


現場は国の設備で、入場するためには入門教育を受ける必要があります。


今回どんな仕事かと言うと、2年に一度行われる敷地内の電気設備の一斉点検です。


電気設備の点検で停電しての作業となるため、止めることの出来ない回路は、発電機を数台置いて仮設電気供給を行います。

モザイクばかりで見にくいですけど、とりあえず国の設備ですから(^_^;)

電気室内にある機器類はメーカーが出向いて点検を行います。
メーカーが行っている機器類の点検は、100人規模で行っています。
まぁそこいらに作業員がいっぱいで、電気室内はお祭り状態です(^_^;)

阿部が携わるのは、その機器や負荷設備から電気を供給するためのケーブルをすべて取外して、開放状態にしていく作業です。

普段は高圧電流が流れている場所です。
こういう機会でも無い限り、触れる場所ではありません。

すべてのケーブルを開放していくのですが、体が入りにくい狭い場所や、特注物の機器が近くにあるので、ボルト一本も落とせない状況など、作業にはかなり神経を使います。


開放作業が終わると、、、やることが無くなります(^_^;)
ここから始まるのは、取外したケーブルの耐圧試験。


ケーブルに高電圧を掛けて、ケーブルの状態が良いかを判定します。


ケーブルの末端側にも監視員を配置して、他の作業員が立ち入れない様に安全対策を徹底しています。

これが結構長い時間掛かるんです。この待機時間が長いんですよねぇ...

この判定作業が終わると、またケーブルを元通りに組み直します。
阿部がボルトで接続した部分を、作業責任者が増し締め確認して、最後に現場責任者がチェックを行う徹底ぶりなので、一切の間違いがありません。

と書いて行くと、かなり緊迫した現場の様に思いますが、みんなで冗談を言いながらの楽しい作業です(*´艸`*)

ただし、停電作業のため、時間が限られています。
徹底してスケジュール通りに行われる訳ですが、最終日の10日は朝4時スタートで、夜10時終了予定...(´;ω;`)

朝2時過ぎに起きて、朝3時に松山を出ました。
もう待機時間は睡魔が襲ってきて、休憩時間は爆睡してました(^_^;)

今回、阿部が呼ばれた理由は、第一種電気工事士の資格をを持っていることと、同じ建物内で来月、照明器具の改修工事が行われるついでに、空調機の不具合箇所を修理してほしいとのことからでした。

空調機器自体はメーカーがメンテナンスに入っているので、効きが悪いとかの不具合ではありません。
ご依頼いただいているのは、これ...


天井のいたる所に水漏れの様なシミが...

少し時間があったので簡易的に調査しましたが、ドレンの漏れとかそんな簡単なものじゃ無さそうです。
このシステム、水冷式なのと、結構年数が経過しているので、もしかするともしかします。
大掛かりな改修になりそうな予感がしています。
きちんとした調査は、来月12月に行います。工期は今年中...

という訳で、12月は大変な事になりそうな予感です。
カレンダーのお届けもありますし、年賀状も作らないと、既にご予約いただいているエコキュートやエアコン工事も控えています。
どうしましょう...(T_T)

などなど、頭を抱えて眠気を吹き飛ばしながら、夜10時終了予定の作業を黙々と行っていましたが、夕方4時過ぎに「阿部ちゃんは、もう帰ってええよ。あと、うちらでやるけん。」と解放されました( ゚д゚)ポカーン

一気に気が抜けたので、現場事務所で眠気をはらうコーヒーをいたただいて帰りました。
帰り道にキレイな夕日が見れたので、良かったかな(*´ω`*)

来週からはまた、エアコン洗浄や電気工事など、アベ冷熱技研のお客様のために走り回らせていただきます(*´∀`*)