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2018年8月18日土曜日

酷暑で繁忙期のためどこからも断られたマルチエアコン取替工事

昨日午後からと本日一日掛けて、室内機2台・室外機1台のマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製システムマルチエアコン
MXZ-9017AS 室外機×1台・MLZ-W5017AS-IN 室内機×2台・MAC-W03PW 化粧パネル×2個


初めてのお客様で、ご相談いただいたのは先月中頃でした。

「リビングと子供部屋のマルチエアコンが故障して、知り合いの業者に頼んでも忙しい言うて断られて、もう一ヶ月くらい放置しとんですけど、家族にブーブー言われるんで、阿部さんとこもお忙しいんやろうけど見積りとかしてくれんですか?」

...えっと、うちもご予約が三週間ほど詰まっているので、現地下見もそのくらい先になりますけど、それでも良ければ(^_^;)

「もうどうせどこに頼んでも同じやし、どうせ今まで我慢できたんでお願いします。」

と言う訳で、今月初めに調査にお伺いしてきました。

わぁ...コンクリート打ちっぱなしのスケルトン仕様じゃないですか...(´;ω;`)

4階建てで、2階のLDKに天カセ2方向吹出タイプの室内機が1台。

3階の子供部屋にも、天カセ2方向吹出タイプの室内機が1台。


室外機は1台のマルチエアコンで、3階のベランダへ設置されていました。

2001年製で17年ご使用でしたが、電源を入れても室外機が全く動作しません。
恐らく室外機の制御基板の故障ですが、今は亡き三洋電機製であり、17年経過しているので修理はできません。

取替えのお見積りをする訳ですが、どうしても悩ましい事があります。
この既存室外機が、鬼の様に重いんです...

見た目コンパクトなのに、105kgもあります(TдT)

もちろんエレベーターなんかはありませんよ。
3階のここに設置されている室外機をどうやって降ろすか。

建物の構造上、クレーンでは吊れません。
人力でやるか...

とりあえず御見積書を提出させていただきました。
最初、工事費よりマルチエアコンの金額にびっくりされていましたが、「仕方ないです。こういう家を建ててしもたんやけん、阿部さんお願いします。」と、ご依頼いただきました。

ただし予定がびっしりです...
申し訳ないのですが、お盆休み明けまでお待ちいただいていました。

まず昨日金曜日の午後から、既存機撤去と搬入作業を。
既存機は動かないため、フロンガスを回収します。

このエアコン、フロンガスが5kgも入っているので、回収すると5kgも軽くなります(・∀・)
とは言っても、105kg-5kg=100kg...(TдT)

絶対降ろせないので、回収作業している間にバラせるところは全部バラして、できるだけ軽くしました。

この後、写真がありません。
そのくらい大変な搬出だったという事です。
結局4人掛かりでの作業でした。
新しい室外機が64kgでしたが、もの凄く軽く感じました(^_^;)

既存室内機も撤去。


新しい室内機を取り付ける位置を決めます。

元付いていた場所は、キッチンの真上にあったため、ガスコンロの油を吸ってドロドロだったので、位置をずらす事をご提案し、ご了承いただきました。

室内機を吊るためのアンカーを打ち込みます。


吊りボルトを設置。


室内機を吊り込んでおきます。

昨日の金曜日はここまでで終了でした。

翌日本日は、朝からスタート。
室内機の位置を変更したので、配管を延長して接続していきます。


延長部分はテープ巻き仕上げ。
天井裏がないスケルトン仕様なので、見た目も重要です。

既存配管と同じラッキングも考えたんですけど、予算の都合で...(^_^;)
お客様はテープ巻きで全然気にならないそうです。

3階の子供部屋も配管接続完了。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


真空引きをしている間に、パネル類を取付けておきます。


はぃ、こんな感じで、元の位置からずらしています。

これだけガスコンロから離れていれば、今までほど大量に油煙を吸い込む事はなくなるでしょう。

すべての作業が完了すると試運転を行います。


異常がない事を確認できたらお引渡しです。

「いやぁ、助かりました。これで今晩から涼しいとこで過ごせます。忙しいとこ無理言いました。ホームページ見て、これは阿部さんに頼みたいって思いよったんですよ。また他の部屋も古いんがあるんで、今度は涼しい時にお願いしますわ。ホント、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年8月16日木曜日

壁掛形パッケージエアコンが不調のため中古品を移設・取替工事

松山市内の接骨院様のご依頼で、中古の壁掛形パッケージエアコンの移設・取替工事にお伺いしてきました。


既存機は三菱電機製の4馬力タイプです。


とりあえず動いていますが、時々営業中に突然止まる事があるそうです。

年式的にはかなり古いので、修理は考えていません。
この建物は賃貸で、管理している不動産屋さんが他の物件で使っていた同タイプのパッケージエアコンを保管しているそうで、それと入れ替えをご希望でした。

先月の末頃にご相談いただいて、下見にお伺いしてお見積りをさせていただきました。
しかしこのドレンホース...(^_^;)
この辺も、しっかりと直します。


その入れ替えるパッケージエアコンは、結構離れたところの建物に保管されているので、確認のためにそちらへ。
え?これですか?配管が繋がってますけど、保管してるって言ってませんでした?(^_^;)


配管を追っていくと...切れてました(´;ω;`) 大丈夫なんですかね?これ。


室内機はどこにあるんだろうと思ったら、倉庫に保管されていました。

この室内機が26kg、先ほどの室外機が94kg...結構な重量があるので、一人では軽トラに詰めませんねぇ。

という訳で、木曜日が定休日という事と、重量物を一緒に担いでもらう人を段取りしないといけないため、盆休み前に、先にこちらをお預かりさせていただく事にしました。

担いでもらう人...

急に決まったため、人の段取りができません。
この業界、忙しい時期はみんな一緒で、かなり前からお願いしておかないと、応援には来てもらえないんです。
で、連れてきたのは夏休み中の次男坊(^_^;)
現場デビュー... そんな大した作業じゃありませんが、94kgを一緒に担いでもらうくらいはできました。
ここまでが盆休み前の作業で、エアコンは事務所でお預かりしていました。

取替工事は盆明けの木曜日、本日決行です(^^)/
朝一番はドシャ降りの雨でどうしようかと思いましたが、現場に付くと小雨になり作業開始。

最初にポンプダウンして、フロンガスを室外機側へ回収して撤去。

軽トラの荷台に乗せて、ここでフロンガスを回収します。
盆明け早々にいきなり100kg近くの室外機を2台、降ろして上げてはなかなかキツイです(^_^;)

ここで回収しながら室内機の撤去など、他の作業を継続します。

この室内機、30kgもあります... さすがにこれも一人では降ろせません。
今日は息子ではなく、他に応援に来てもらってます。


室内機を外すと背面板がある訳ですが、、、


これを留めていたビス、すべてスカスカで効いていませんでした(´;ω;`)

恐ろしいですね。
よく今まで30kgを支え続けてきたもんだと感心します(^_^;)

今度取付ける室内機の背面板を設置。
下地を探して、しっかりと固定します。

どうしても下地がないところは、ボードアンカーを使ってしっかりと留めています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


今回、室外機を置く位置を変更したため、ダクトの途中からテープ巻き仕上げで立ち下げます。


途中で切れてブラブラになっていたドレンホースは、塩ビ管を使って排水マスまで導きました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


ワイヤレスリモコンを無くされたそうで、アベ冷熱技研の倉庫に転がっていたワイヤードリモコンを差し上げました。
これも中古ですが、ちゃんと使えます。

真空引き作業が完了すると、電源投入して試運転開始。

一番不安だったガス圧測定。


あ、全然大丈夫ですね。
ガス不足かなと思ってフロンガスも用意してきていましたが、取越苦労でしたね。


あとは異常がない事を確認して、お引渡しです。
あ、今回移設してきたのは、阿部のキライなダイキン製です(´ε` )


手前にあった室外機を奥に移したのは、勝手口の出入りに支障があったためです。

これで出入りも楽になりましたね。

「これでいつ止まるかビクビクしながら営業しなくて済みます。勝手口のところも広くなったし。暑い中、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年8月11日土曜日

新築住宅の2階へ三菱霧ヶ峰GVタイプエアコン新設工事

アンテナ新設・エアコン移設分解洗浄をご依頼いただいたお客様宅の続きです。
2階子供部屋へ、エアコン新設工事をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


まずは位置決めをして、背面板を取付けます。


慎重に穴開けを行います。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトでビシッと立ち下げます(*^^*)

ここまでサクサクと書いてますが、この日も35℃超えで南側直射、終わる頃には西陽がカンカンと照りつける中での過酷な作業です(´;ω;`)
お客様がとても気を使われていて、クーラーボックスに飲み物をたくさん入れて置いてくれていました(^^)

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機のプラロック下に、もう一段ブロックを敷きました。
地面が土の場合は、雨が降ると泥ハネするんですよね。

奥に見える室外機は、他社施工品です。

すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「やっぱり違いますね。きっちりしとる。前取付けてあったエアコンの電源コードなんか、垂れ下がってましたもん。阿部さんにお願いして良かった。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
長い間お待たせいたしましたが、なんとかお盆休みまでには全工程完了しました(^^)

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