いつもお世話になっているマジカルサイトさんのご依頼で、エアコン移設と専用コンセント増設工事にお伺いしてきました。
何をされている企業さんか興味のある方はコチラ↓(p_-)
「株式会社マジカルサイト」 http://www.magicalsite.co.jp/
3年前に「分室」と呼ばれる別の事務所へ、霧ヶ峰を2台設置させていただいていました。
こちらは、MSZ-AXV564S-Wの5.6kw200Vタイプ。
こちらは、MSZ-GV404S-Wの4.0kw200Vタイプ。
こちらの分室を閉鎖して一箇所へ統合されたため、この2台を移設します。
早速取外して、松山支店へ移動。
こちらの事務所にもエアコンが2台設置されていますが、広い事務所に2.2kw100V 6畳用が2台?(^_^;)
2台の内、1台が調子悪いとのことで、1台は撤去処分。元気な1台はサーバー室へ移設することにします。
既存機を撤去。
100Vから200Vへ電圧切り替えを行います。
移設で持ってきた4.0kwを、サクッと取付けます。
既存機はこんな感じでした。
吹き溜まりになっていたため、室外機後ろにゴミやホコリが吸い込まれていつもお掃除されていたそうなので、こんな感じに仕上げました。
これならゴミを吸い込む事もなくなります(^^)v
こちらは調子の悪い既存機。
これもサクッと、移設してきた5.6kwへ取替えました。
さて、サーバー室にしようとしているお部屋です。
ここへ取外したパナソニックの2.2kwのエアコンを新設します。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。
埋込形の照明器具を外して、開口部を点検口代わりにして、エアコン専用コンセントを増設します。
配管穴を利用して壁面にコンセントを取付けたかったのですが、鉄骨があって泣く泣く天井面に設置。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
しとしとと小雨がずっと降り続いていますが、シートを張って、配管内に水分が入らない様に作業を行います。
いつもの様に、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
コンセント増設工事を進めます。
分電盤近くの照明器具も外して点検口代わりに。
天井裏はこんな感じです。
ずっと向こう側にあるケーブルを、ケーブルキャッチャーで引き寄せます。
エアコン専用回路と、サーバー専用回路の2系統を増設します。
エアコン専用回路は外壁側のため壁内に通りませんでしたが、サーバー専用回路は内壁なので、天井裏から穴を開けてケーブルを落とし込みます。
はぃ、足元にケーブルが出てきました(^^)
コンセントを取付けて、電圧測定で電気工事完了。
エアコンも試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
これで快適空間でお仕事も捗りますね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
この様な工事も、お気軽にご相談ください。
2017年10月17日火曜日
2017年10月12日木曜日
自家焙煎のコーヒー店で移転に伴う電気容量増設工事
以前からエアコンの修理などご依頼いただいていた、別府町の「自家焙煎 i・珈琲」さんが、石風呂町へ移転されるとの事で、移転先の電気容量増設工事にお伺いしてきました。
移転先の建物は、以前喫茶店~学習塾として使われていたそうです。
ちなみに借家ですので、不動産屋さんの許可をいただいての施工となります。
既存設備は、電灯契約と動力契約。
分電盤は、電灯が主幹50Aです。
今回、コーヒーの焙煎機とエスプレッソマシンが入るので、主幹を75Aへ容量増設します。
動力は1回路ありますが、エアコンだけにしか使われていません。
この3馬力のエアコン、使っていたそうですが、かなり古いですよね(^_^;)
「阿部さん的にこれはどうなのか、見るだけ見てもらえません?」という事で、目視点検。
はぃ、止めておいた方がいいですね...(^_^;)
かなり腐食していますし、動いてても5年も6年も使える感じではありません。
年式から、電気代もかなりのものだと思われます。
それに、このエアコンだけのために、動力の基本料払うのがもったいないです。
という訳で、エアコンは業務用ではなく、家庭用の壁掛形ルームエアコンを取付けする事になりました。
図面を作成して、四国電力へ増設申請を行います。
では、電気工事に掛かります。
ベストな場所に点検口があるので助かります(^^)
1階天井裏は、ほとんどスペースがないところが多いですが、こちらの場合はフトコロが広くて配線作業もサクサクいきます。
専用コンセント増設箇所を開口して、入線していきます。
エアコン取付け場所にも、200V専用コンセントを。
配管穴も開けておきます。
壁が汚れていますが、この後、クロス屋さんが入って貼り替えます。
宅内配線が終わると、外周りの一次側ケーブルの張替えです。
電気容量が増えるので、ケーブルもその許容電流に応じたものに取替えます。
既存メーターを取外して、ケーブルをまとめていきます。
アナログメーター(右)から、スマートメーター(左)へ取替えます。
こういう風に。
こんな感じでメーター周り完成です。
電柱からの引込みケーブルの張替えは、電力の引込班が行うので、とりあえず仮接続します。
動力側の引込みは、その際に撤去してもらいます。
宅内へ戻って、分電盤を取替えます。
クロス張替えが終わったら、コンセントとプレートを取付けて完了。
焙煎機のところにも専用コンセントを設置しました。
絶縁抵抗計を使って、異常がないか確認後電源投入。
主幹ブレーカーは75Aの漏電遮断器(中性線欠相保護付き)で、回路数も14回路になりましたから、容量不足を気にせず安心してご使用いただける様になりました。
お客様支給品ですが、エアコンも取付けさせていただきました。
ZXVで冷房能力9.0kwですから、省エネでもガンガン冷えますよ(*´∀`*)
「今回はありがとうございました。照明関連でまたご相談するかもしれません。その時は宜しくお願いします。」と、とてもお喜びいただきました。
お引っ越しはまだですが、OPEN楽しみですね(^^)
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
移転先の建物は、以前喫茶店~学習塾として使われていたそうです。
ちなみに借家ですので、不動産屋さんの許可をいただいての施工となります。
既存設備は、電灯契約と動力契約。
分電盤は、電灯が主幹50Aです。
今回、コーヒーの焙煎機とエスプレッソマシンが入るので、主幹を75Aへ容量増設します。
動力は1回路ありますが、エアコンだけにしか使われていません。
この3馬力のエアコン、使っていたそうですが、かなり古いですよね(^_^;)
「阿部さん的にこれはどうなのか、見るだけ見てもらえません?」という事で、目視点検。
はぃ、止めておいた方がいいですね...(^_^;)
かなり腐食していますし、動いてても5年も6年も使える感じではありません。
年式から、電気代もかなりのものだと思われます。
それに、このエアコンだけのために、動力の基本料払うのがもったいないです。
という訳で、エアコンは業務用ではなく、家庭用の壁掛形ルームエアコンを取付けする事になりました。
図面を作成して、四国電力へ増設申請を行います。
では、電気工事に掛かります。
ベストな場所に点検口があるので助かります(^^)
1階天井裏は、ほとんどスペースがないところが多いですが、こちらの場合はフトコロが広くて配線作業もサクサクいきます。
専用コンセント増設箇所を開口して、入線していきます。
エアコン取付け場所にも、200V専用コンセントを。
配管穴も開けておきます。
壁が汚れていますが、この後、クロス屋さんが入って貼り替えます。
宅内配線が終わると、外周りの一次側ケーブルの張替えです。
電気容量が増えるので、ケーブルもその許容電流に応じたものに取替えます。
既存メーターを取外して、ケーブルをまとめていきます。
アナログメーター(右)から、スマートメーター(左)へ取替えます。
こういう風に。
こんな感じでメーター周り完成です。
電柱からの引込みケーブルの張替えは、電力の引込班が行うので、とりあえず仮接続します。
動力側の引込みは、その際に撤去してもらいます。
宅内へ戻って、分電盤を取替えます。
クロス張替えが終わったら、コンセントとプレートを取付けて完了。
焙煎機のところにも専用コンセントを設置しました。
絶縁抵抗計を使って、異常がないか確認後電源投入。
主幹ブレーカーは75Aの漏電遮断器(中性線欠相保護付き)で、回路数も14回路になりましたから、容量不足を気にせず安心してご使用いただける様になりました。
お客様支給品ですが、エアコンも取付けさせていただきました。
ZXVで冷房能力9.0kwですから、省エネでもガンガン冷えますよ(*´∀`*)
「今回はありがとうございました。照明関連でまたご相談するかもしれません。その時は宜しくお願いします。」と、とてもお喜びいただきました。
お引っ越しはまだですが、OPEN楽しみですね(^^)
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
カテゴリ:
電気工事
2017年10月11日水曜日
水滴が少量落ちてくるので点検&エアコン分解洗浄作業
エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZW638S-W(2008年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
8月の真夏に、「阿部さん、ちょっと水が少し漏れる時となんともない時とあるんですけど、時間ある時に見てもらえません?」とご連絡いただき、点検にお伺いしていました。
左の隅から、タマに水滴が落ちてくるそうです。
こういうのが一番難しいです(^_^;)
原因を探っていきます。
確かに、左側付近に水が溜まっていますね。
ドレンパンが詰まっていると大量の水が漏れ出してきますが、今回はドレンパンの詰まりではない様です。
裏側のドレンパンにも水を流してみますが、キレイに流れていきます。
吹出口に目をやると、ファンに結構なカビが...
それより、吹出口へ向かって水が流れた跡が付いてますね。
原因はこれですね。
熱交換器が汚れているので、フィンとフィンの間のピッチが狭くなり、本来、熱交換器を流れ落ちるはずのドレン水が、奥へ吸い込まれて水滴が飛ぶ現象です。
少量の水滴が頻繁に飛ぶ様になると、ボディを伝って水漏れの原因になります。
これを治すには洗うしかありませんが、さすがに8月の酷暑中にエアコン外すなんてとても耐えられないなので、秋になったらやりましょうという事で、今回ご依頼いただきました。
お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。
再度、分解途中にも点検をしておきます。
ドレンパンにヒビ割れなどないか?
熱交換器奥のドレンパンや水の流れる経路に異常はないか?
不良箇所は見当たりませんでしたので、やはり水飛びが原因ですね。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
熱交換器には、阿部的にはあまり使いたくないリンスを吹き付けておきます。
これは熱交換器(アルミフィン)の表面に、親水性被膜を形成してくれます。
もともとエアコンのアルミフィンには、水飛びが起こらない様に親水性被膜が塗布されています。
あまりキツイ薬品で洗浄すると、この被膜が剥がれてしまうんです。
アベ冷熱技研が使用する薬品は、この親水性被膜を痛めない薬品を使っていますが、今回は水飛びが原因の水漏れだったので、予防措置として塗布させていただきました。
なぜ阿部があまり使いたくないかと言うと、これ香りが付いてるんですよね。
女性の化粧品の様な感じの香りです。
好きな人は大丈夫なんでしょうけど、嫌な人は嫌ですから、阿部的にはニオイに関しては敏感にいきたいと思っているところであります。
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「あぁ、治ったんですね。良かったぁ。この前、冷蔵庫が壊れて買い替えたところなんで、エアコンも買い替えなんてとてもじゃないと思ってたんです(^_^;) ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
三菱電機 MSZ-ZW638S-W(2008年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
8月の真夏に、「阿部さん、ちょっと水が少し漏れる時となんともない時とあるんですけど、時間ある時に見てもらえません?」とご連絡いただき、点検にお伺いしていました。
左の隅から、タマに水滴が落ちてくるそうです。
こういうのが一番難しいです(^_^;)
原因を探っていきます。
確かに、左側付近に水が溜まっていますね。
ドレンパンが詰まっていると大量の水が漏れ出してきますが、今回はドレンパンの詰まりではない様です。
裏側のドレンパンにも水を流してみますが、キレイに流れていきます。
吹出口に目をやると、ファンに結構なカビが...
それより、吹出口へ向かって水が流れた跡が付いてますね。
原因はこれですね。
熱交換器が汚れているので、フィンとフィンの間のピッチが狭くなり、本来、熱交換器を流れ落ちるはずのドレン水が、奥へ吸い込まれて水滴が飛ぶ現象です。
少量の水滴が頻繁に飛ぶ様になると、ボディを伝って水漏れの原因になります。
これを治すには洗うしかありませんが、さすがに8月の酷暑中にエアコン外すなんてとても耐えられないなので、秋になったらやりましょうという事で、今回ご依頼いただきました。
お預かりした室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。
再度、分解途中にも点検をしておきます。
ドレンパンにヒビ割れなどないか?
熱交換器奥のドレンパンや水の流れる経路に異常はないか?
不良箇所は見当たりませんでしたので、やはり水飛びが原因ですね。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
熱交換器には、阿部的にはあまり使いたくないリンスを吹き付けておきます。
これは熱交換器(アルミフィン)の表面に、親水性被膜を形成してくれます。
もともとエアコンのアルミフィンには、水飛びが起こらない様に親水性被膜が塗布されています。
あまりキツイ薬品で洗浄すると、この被膜が剥がれてしまうんです。
アベ冷熱技研が使用する薬品は、この親水性被膜を痛めない薬品を使っていますが、今回は水飛びが原因の水漏れだったので、予防措置として塗布させていただきました。
なぜ阿部があまり使いたくないかと言うと、これ香りが付いてるんですよね。
女性の化粧品の様な感じの香りです。
好きな人は大丈夫なんでしょうけど、嫌な人は嫌ですから、阿部的にはニオイに関しては敏感にいきたいと思っているところであります。
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「あぁ、治ったんですね。良かったぁ。この前、冷蔵庫が壊れて買い替えたところなんで、エアコンも買い替えなんてとてもじゃないと思ってたんです(^_^;) ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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