2022年10月27日木曜日

マンションで1方向天井カセット形ハウジングエアコン取替工事

9月始めに同じタイプのエアコン取替えをご依頼いただいたお客様から、「他のお部屋のエアコンも年式が古いので、阿部さんができる時でいいので2台取替えをお願いします。」とご依頼いただいていまして、約2ヶ月お待ちいただいて本日1台目の取替えにお伺いしてきました。

三菱電機 三菱電機 MLZ-GX2822AS 1方向天井カセット形ハウジングエアコンをお買い上げいただきました。

既存機は三菱重工製です。
まだ動いていますが、1994年製なのと、動作音が大きいのでそろそろ寿命ですね。

マンションの最上階なので、室外機はベランダ置きです。

既存の配管は流用しますが、ケーブルは仕様が違うため新たに室内機~室外機まで張り替えます。

ハウジングエアコンなので、家電リサイクル法ではなくフロン排出抑制法の対象になるため、フロンガスを回収しなければなりませんが、今回はエアコンが動くので一旦ポンプダウンして、フロンガスを室外機内へ回収して撤去。
フロン回収作業は、当社事務所へ持ち帰って行います。

室外機撤去完了。

前回も書きましたけど、屋外でWAGOコネクタを使ってのケーブル接続はNGですね。
今回このケーブルは使わないので、撤去します。

室内機を外す前に、外部配管が短いので溶接延長しておきます。

室内機を撤去します。
大体が、安全上二人でやる作業なんですけどね。
誰も手伝ってくれないので、一人でやるしかありません。

室内機撤去完了です。

天井裏を覗いて見ると、エアコンの工具やら忘れ物がいっぱい...
既存機を取付けた業者さんは、工具を大切にできない人だった様ですね。

新しいケーブルを通していきます。

配管穴が小さいので、ケーブルを通すのにも一苦労です。
かなり大汗かきました。

なんとか、VVF2.0mmx3cケーブルが通りました。

新しく取付ける室内機は少し幅が広いので、開口部を広げます。

吊りボルトの位置も変わるため、アンカーを打ち直します。

こんな感じで、吊りボルトを4箇所。

配管とドレンも短いため、加工して延長。

室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

配管長が12mで、チャージレス配管長をオーバーするため、真空引きが終わってからフロンガスを追加充填しておきます。
追加充填量は機器の仕様や配管長によって変わるため、メーカー規定の計算式に基づいて算出します。

ベランダ周りはこんな感じで完成

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
フロンガスの回収作業は、明日もう一台撤去してからまとめて行う予定です。
はぃ、続けて明日も、こちらのお宅で2台目の取替えにお伺いしてきます。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年10月25日火曜日

18年目のエアコンが故障したため三菱霧ヶ峰AXVタイプへ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV2822-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

既存機は日立製。エラー点滅で動きません。

ちょっとこの取付け方、気になりますね...

外周りはこんな感じでした。

今回、スリムダクトも紫外線で傷んでいるため取替えます。

室外機周辺は植え込みもあって、あまり作業スペースが確保できない状況でした。

では、既存機撤去から作業に掛かります。
配管を外そうとダクトカバーを取ると、ドレンホースが波打ってトラップができていました...

カットすると大量の水とヘドロが...
よく今まで水漏れしなかったなと感心です。

既存ダクトもキレイサッパリ撤去。

室内機を外すとこんな状態で設置されていました。

配管穴にはスリーブが入っていないため、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。
表に庇があるため、配管穴の位置が高いので、取付けに少し手間取っています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「お一人で作業されるんですね。丁寧に取付けていただいてありがとうございました。また他にもあると思いますので、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年10月24日月曜日

古いアンテナを撤去して地デジ用のUHFアンテナ新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご実家のアンテナの取替工事にお伺いしてきました。

当初、「テレビの映りが悪くなったので、阿部さんの手の空いた時でもいいので見て欲しい」と言うことで、近くの現場へ行った帰りに点検にお伺いしていました。
古いアンテナです。今は使われていないVHFアンテナのエレメントが外れていますね。

近くで見ると、VHFと繋がっていたUHFのフィーダー線が抜けてしまっています。
これではまともに受信できませんね。
と言うより、そもそも地デジ対応のUHFアンテナじゃないので。
なぜ今まで映っていたかは後ほど。

という訳で、お見積りをさせていただきご依頼いただいたのですが、工事が混んでいるため本日までお待ちいただいていました。

作業に掛かります。まずは既存アンテナをごっそり撤去。

同じ位置に取付けようかと思いましたが、この辺りは風が強くて建物が古く、破風板が心もとないので、この位置へ取付けます。

ロケーションは最高です!目視で松山本局が見える上に、延々と先まで大きな建物はありません。

障害物がないため、めちゃめちゃいい受信レベルが出ました。
既存のアンテナが地デジ対応でなくても、十分地デジが見れるレベルな訳です。

アンテナの設置が終わると、テレビまでのケーブルを取替えます。

既存のケーブルが3C2VR。デジタル対応ではないため、この際に取替えます。

高シールド形のS-5C-FBを使用します。

新しいケーブルに張り替えていきます。

テレビ側で再度受信レベルをチェックして、異常がないことを確認。

テレビにケーブルを接続し、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
「丁寧に仕上げてもろう、ありがとうございました。また何かあったら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>