2021年9月24日金曜日

他社に「できない」と言われたアンテナ取付を「できる」に変えて新設工事

初めてのお客様のご依頼で、アンテナ新設工事とLAN配線隠蔽工事にお伺いしてきました。

今まではCATVをご利用いただいていましたが、もう地デジしか見ないので、アンテナ受信に切替えたいとご相談をいただきました。
実は、アベ冷熱技研にお声掛けいただく前に、他の業者さんに見てもらったそうですが、「平屋なんで屋根の上にアンテナ取付けないと無理。この辺は風が強いから屋根の上には建てれない。」と言われて途方に暮れていたそうです。

そこでネットでいろいろ調べられて、アベ冷熱技研を見付けていただきました。
アンテナ新設工事は、事前調査が必須です。
アンテナ受信は、場所によっては1mずれるだけで映らなくなったりしますから。

この周辺のお家は、目視で見える川内局を狙っていました。

地上でアンテナを持って測定したところ、まぁ映らないレベルではありませんが、微妙な値ですね。

松山本局の方が距離的に遠いんですけど、もの凄いいいロケーションなので狙ってみました。

え?松山狙う方がレベルがいいですね(^_^;)

ただし、松山本局を狙うとなると、建物の反対側へ取付けなければなりません。
ここまでケーブルを引っ張ってくる方が大変そうですね...
お客様にご説明したところ、ここへ取付ける方が建物の裏で美観上もいいとのことで、こちらへ取付ける方法で決まりました。

はぃ。決まりました。
屋根の上にアンテナを付ける必要はありません。
壁面取付けで、十分受信可能です。
先に見に来られた業者さんは、どうされたんですかね?

調査を終えて帰ろうとすると、「ついでにいいですか?」とお客様。
「このLANケーブルをどうにかしたいんですけど、、、」
あら、まぁ...

新築の際に、先行配管を行うか、各部屋にLAN端子を作っておけば、この様な事態にはならなかったハズです。
Wi-Fiルーターを過信している方が多いですが、大容量のネットゲームなどは、有線LANの方が確実で早いです。
これは新築の際に提案しなかった業者さんが残念ですね。

御見積書を送付させていただきましたら、即決でご依頼いただきました(^^)

という訳で、本日は晴天なりで、絶好のアンテナ工事日和です。
まずは、天井裏確認とLAN配線工事から。
洗面所にある点検口から、天井裏へアクセス。

いやぁ、もの凄い吹付け断熱です。
しかもダクト形換気扇の断熱ダクトがそこいら中に走っています...
ダクトをかいくぐって、あの先へ向かいます。。。

端の方は屋根が低いため、寝そべって梁の上をほふく前進。

LANケーブルが壁の中へ落とせるか確認。
筋交いがありますが、なんとか通りそうです。

一旦部屋へ降りて、壁を開口します。

LANケーブルが通りました。

LANモジュラモジュラを取付けます。

ルーターのところも通りました。

こちらはコンセントボックスに空きがないので、末端をプラグ加工して直接繋ぐ様にします。

ケーブルに断線がないかチェック。

異常がない事を確認して、LAN配線隠蔽工事が完了です。

アンテナ工事に掛かります。

位置決めをして、S5C-FBケーブルを天井裏へ通していきます。

こちらの外壁はこんな感じのため、アンテナに付属の金具では、アンテナが斜め上へ向いてしまいます。

波の天面と天面を渡して取付けれる様に、設置高さの広い壁面金具を選んで取付けます。

アンテナを取付けて、松山本局を狙います。

まぁ当然ですが、エラーフリーでかなりいいレベルが出ました。

アンテナ周りはこんな感じで完成。

ちょっと壁面から飛び出ていますが、地上から見上げるとそんなに違和感はありません。

今度は浴室の点検口から天井裏へアクセス。

分配器と、CATVのV-ONU用の電源部が設置されています。

この電源部は必要なくなるため、撤去します。

新しいUHFブースターを取付けて、アンテナからのケーブルへ繋ぎ変えます。

各部屋のテレビユニットでレベル測定を行いながら、ブースターの出力レベルを調整します。

各部屋、いい値が出ました。
もちろんエラーフリーです。

CATVのレンタル機器を取外しておきます。
これらは解約手続き後に、CATVが引取りに来てくれます。

あとはチャンネル設定を行い、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
「いろいろとキレイにしてもらって、助かりました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2021年9月23日木曜日

天カセエアコンが故障したので壁掛形ルームエアコン新設工事

午後からは、初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

日立製 4.0kw自動掃除機能付きエアコン お客様支給品です。

既存機は東芝製の、天井カセット形ハウジングエアコンです。
故障で動かなくなったそうです。
年式も古いので修理はせず、これはこのまま残置とします。

取付けご希望位置はこちらです。
まぁ、ここしかないという状況ではありますが。

高さ的に厳しいですが、250mmの薄型タイプならなんとかなりそうです。

ただし、この窓は出窓です。
出窓は屋根がある上に、壁内で水切りが立ち上がっていますから、室内機の後ろに穴を開けることはできません。

こんな感じで、マンションのエアコン工事の様な形で取付けることにします。

では作業に掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けていきます。

穴を開けたついでに、コンセント用のケーブルを通したかったのですが、壁内と天井裏が繋がっていないため、天井面にコンセントを取付けることになりました。
結構時間掛けてトライしてみたんですけどねぇ...

200V専用コンセントを取付けます。
電源は、既存機の室内機のところから取っています。

室内機の位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
泥ハネ軽減のため、プラロックの下にブロックを一段敷いています。

作業が完了すると、カーテンレールを少し下げて取付けます。
あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

こんな感じのクリアランスです。
何もかもギリギリ(^_^;)
かなり時間が掛かりましたが、なんとか暗くなる前に完了できました。

「結構大変な作業でしたね。暑い中をありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。