2020年10月30日金曜日

新築住宅でエアコン3台取付工事と地デジアンテナ取付け工事

9月初旬にお見積りさせていただいていた初めてのお客様のご依頼で、昨日と本日の二日間、エアコン工事とアンテナ工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2220-W 霧ヶ峰スタンダードタイプを1台と、UHFアンテナをお買い上げいただき、霧ヶ峰ZXVタイプ新品をお客様支給、取外してあった中古のエアコンの取付をご依頼いただきました。


まずは、2階ベランダ置きのGVタイプから取付けていきます。
位置決めをして、背面板を設置。


配管穴を慎重に開けていきます。


そうです、慎重に開けていかないと、こんなものが出てきます...(´・ω・`)
この下にエアコン専用コンセントがあるのですが、この電気工事屋さんはエアコンを取付けた事がないんでしょうね。
一気に穴を開けるとどうなるか解りますよね?
さすがに悪意をもってこのルートにケーブルを通すことはないと信じたいです。
危なかったぁ...

ケーブルを避けて、穴が開きました。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室外機はベランダ置きなので、排水溝まで塩ビ管でドレン水を導く様にします。


今回お客様のご希望で、スマホで遠隔操作ができる様に、無線LANアダプターを取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


無線LANアダプターはこの位置へ。
上位機種はこのアダプターが内蔵されていますが、下位機種はこんな感じになりますね。
これ、内蔵できる様にすればいいのに。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
外壁に合わせてブラック色で。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。


試運転を行い、1台目が完了。


1階のお部屋へ移ります。
こちらはカーテンレールがかなり張り出していますねぇ...


一般的なエアコンは横幅が790mmから800mmあるので、取付けができないのですが、今回取付けるのは富士通ゼネラル製の横幅が狭いコンパクトタイプの中古品なので、なんとか取付けはできそうです。


でも引越屋さんが外した様で、ちょっと怪しいです...
こうやってビニールテープで接続口を巻かれると、処理が大変なんですよねぇ。
経験したことが無い人がこういうことをします。
まぁ、悪意をもってやってる人もいたりしますが...

こちらは将来のことも考えて、左側へ配管穴を開けました。
右側に穴を開けてしまうと、この機種と同じ寸法のエアコンしか取付けができなくなりますから。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


こちらの外壁は、ホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
日が暮れるのが早くなりましたね。
夕方4時過ぎですが、こちらのリモコンが見当たらないのと、キリがいいので初日はここまでで退散です。

そして本日。今日もいいお天気で工事日和です(*^^*)
室外機周りはこんな感じです。
まだ外構工事が終わっていないので、ブロックで嵩上げしています。

お客様がリモコンを持ってきていただいたので、試運転。
異常がないことを確認して、2台目完了。

リビングに掛かります。
ここがちょっとクセモノなんですよね。


慎重に位置決めをして、配管穴を開けていきます。


室内側は壁面からかなり離して開けているのには理由があります。


外壁側はこんな感じで、ギリギリなんですよね。
こういう場所に配管穴を開けるのは、かなり慎重になりますね。

配管穴には貫通スリーブを挿入。


穴の位置が微妙に手前になるため、間にシーリングキャップを取付ける方法で進めていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。
ドレンホースが長めに垂れているのは、外構工事屋さんが排水管を施工してくれるので、「長めに垂らしとってください」との指示があるからです。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認して、エアコン工事がすべて完了です。


次に、アンテナ工事に掛かります。
今回、BS放送は不要で、地デジのみご希望です。


ハシゴの角度が取れないので、許可を得てお隣様の敷地内へ立てさせていただいています。


既存ケーブルは、地デジ用とBS用がありました。
今回は地デジ用のみ利用します。

位置決めをして、取付金具を設置。


アンテナを取付けて、松山本局を狙います。


ここからだと、目視で山頂の送信塔が見えます。


受信レベルはエラーフリーで最高ですね。


外壁に合わせて、ブラック色のアンテナにしました。


ブースターも見積りに含んでいましたが、受診レベルがかなりいいのと、宅内は4分配なので、ブースターの必要はなさそうです。


各部屋のテレビユニットで、受信レベルを測定。


まったく問題ありませんね。
各部屋、いいレベルが出ています。


あとは、納品されたばかりのテレビに接続して、初期設定。

きちんと映ることを確認して、お引渡しです。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2020年10月25日日曜日

賃貸マンションのリノベーションに伴う電気工事その他諸々が完了

9月初旬から取り掛かっていました、マンションリノベーションの電気工事・その他の工事が完了いたしました。


はぃ。リフォームではなく、リノベーション。
大規模改修工事です。
「阿部さん、お忙しいんやろうけど、またマンションの改修をやるんでお願いしますね。」と、いつもお世話になっているオーナー様からご連絡いただき、現地下見にお伺いした時には、既に解体が終わっていました(^_^;)

え?これって急がんといかんのやないんですか?
「大丈夫。阿部さんに合わせるけん。まだ入居も決まってないし。」

ありがたいお言葉なんですけど、阿部に合わせていたら年明けになりますよ(´;ω;`)

当然ですがこの現場、うちだけでなく、さまざまな業者さんが出入りして完成させます。
うちに合わせてたら、他の業者さんにご迷惑が掛かります。
予定を見直し、10月1日に工事受付中止までさせていただいて、こちらの工事に掛かることにしました。

とは言っても、既に動かせない予定もありましたから、合間合間を見て現場へ。

まずはこれらの配線経路を調査。
流用できるものは流用し、新たに設置する機器には、専用回路を増設していきます。


古いマンションにしては主幹ブレーカーが50Aと、結構余裕があります。

この分電盤も新しいものに取替えます。

いつも悩まされるトイレの二室用換気扇。
今回、浴室乾燥換気扇を導入するに当たって、浴室・トイレ・洗面所の三室タイプに変更をご提案させていただき、採用されました。

さて、大工さんが壁を立ち上げる前に、コンセントを設置するところへケーブルを通していきます。


大工さんが下地を立ち上げて行くと、ボックスを取付けてケーブルを通していきます。


どんどんボードが貼られていきますが、この大工さん結構優しくて、阿部のペースに合わせて要所要所で聞きながら作業を進めていってくれます(^^)


ボードが貼られると、ボックスの位置を開口しておきます。
これも、大工さんがちゃんと鉛筆でボックスの位置を書いてくれているので、ホントありがたいです。
過去に冷たい大工さんと一緒にやった事がありますが、現場の雰囲気は最悪でしたね。
やっぱり仕事は気持ちよくやりたいもんです。

この記事だけ読むと、トントンと現場が進んでいる様に思うかも知れませんが、ここまでかなりの苦労と労力を費やしています。
この頃が一番精神的に追い込まれていましたね(^_^;) 他の現場もありましたし。

そして内装屋さんがクロスを貼り終えました。
ここから器具付けに掛かります。

まずは古い分電盤を撤去して、新しい分電盤へ。


コンパクトブレーカー搭載の、パナソニック製分電盤に替わりました。


三室用換気扇でもある浴室乾燥換気扇は、ユニットバス屋さんが設置してくれています。


ただし、電源工事やリモコン設置、


ダクト接続はこちらで行います。


レンジフードも同じく機器は設置してくれますが、ダクト接続はこちらで。


配線器具取付けに掛かります。
スイッチ、コンセントは、パナソニック製のコスモシリーズで。


キッチン周りはレンジ専用コンセントなど、アース付きの専用コンセントを増設。


テレビは各部屋でご覧いただける様にしています。
こちらのマンションはCATVで対応マンションになっています。


ダイニング脇の壁には棚が設置され、ネット用、電話用の弱電設備をまとめています。


あとは、照明器具を取付けていきます。
照明はオーナー様支給品で、ダウンライトがほとんどです。


キッチン周りは梁があって、結構複雑になっています。


という訳で、一昨日電気工事が完了し、本日日曜日ですが、もう他に空けれる日がないため、休日返上でエアコン工事に。(毎週休日返上してますが...)

内壁は全部貼り替えたので、配管穴も潰れています。

ベランダ側には配管穴があるので、位置を決めて内側へ穴を開けます。


内壁は石膏ボードなので、コアドリルで開けていいます。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


現場はまだ水道屋さんと、ガス屋さんの仕事が残っていますが、アベ冷熱技研の作業はこれで完了です。

オシャレな感じになって、快適に過ごせそうな空間になりましたね(*´ω`*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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