2018年12月25日火曜日

漏電でお店のエアコンが動かない?Xmas明けから冷え込むので緊急点検修理

もう、ご予約をこなして行くだけで、いっぱいいっぱいの毎日です( ´Д`)

先週の金曜日の夕方、現場で必死で作業していると電話が...
古くからお世話になっているうどん屋さんの、パッケージエアコンが動かないと。
なにか漏電しているみたいで、リモコンが反応しないとの事。

作業していた現場を終えて、大渋滞の中帰社。
工具を乗せ換えてまた大渋滞の中へ。

やっとの思いで到着したのが夕方6時過ぎ。
早速リモコンを... 反応なし。


ブレーカーを確認。

全部入ってますね?漏電している様子は無いですが...

お聞きすると、今朝、業務用冷蔵庫が漏電してて、業者さんに点検復旧してもらったそうです。
原因が漏電だったみたいで、エアコンも同じく漏電かと思われていた様です。

漏電じゃない事が確認できたので、エアコンが動作しない原因を調べていきます。
まずは室外機。

業務用パッケージエアコンは室外機電源なので、室外機側から調べて行くのが基本です。

基板のランプは点灯しているので、通電はされています。
一部黒いススが見えますが、部品に焼けたところは見当たらないので、経年で付いたものの様です。


室外機に異常が見当たらないので、室内機へ移ります。
こちらも問題なさそうですよ?


リモコンのところで電圧を測ってみます。

あぁ... リモコンの不良ですね...
電圧がDC15V近く出ているのに、リモコンが動作しないと言うことは、リモコンの不良です。

さて困りました... 20年以上前の機種です。
部品があるか、メーカーサービスへ確認。

工場の方に代替品のリモコンはあるみたいですが、今日は金曜日。
それも夜7時...
明日から3連休。手配できるのは連休明け。
連休明けに手配しても、入荷まで2日掛かります。
来週から急激に寒くなる予報...
とりあえず、この三連休はファンヒーターとかでしのいでいただく事にしました。

で、本日連休明け。
朝イチに工場へリモコンを手配...せず?、松山市内の三菱電機サービスセンターへ問い合わせ。

「あ、それなら2個だけありますよ。どうします?」
取りに行きます!置いとってください!

という訳で、本日夕方、取替えにお伺い。
形は変わりましたが、無事動作しました。


ガンガン暖かい風が出る様になりました(*^^*)

「わぁ、良かった。寒くなるから、どうなることやらと思いよったんですよ。さすが阿部さんやわ。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検・分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

2018年12月23日日曜日

親戚が帰省するのにエアコンが故障して使えず急遽取替工事

いつもお世話になっているお客様から、「どうもエアコンが故障しとるみたいで、年末に親戚が帰ってくるんじゃが、今年中に取替えできまいか。」とご依頼いただき、日曜日で基本お休みですが、もう今日しか空いていないので急遽取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV2218-W フィルター自動掃除機能付きムーブアイ搭載霧ヶ峰です。


既存機は長府製作所製です。

室内機の電源は入りますが、ランプが点滅してエラーが出ます。

こちらのお宅、すべてのエアコンが隠蔽配管です。
室外機が運転しないので、基板の不良の様です。

さすがにこの年式の部品は無いので、取替えです。

雨が降り出しました...
午前中晴れてたんですけどね... 最近天気予報全然当りませんね。
シートを張って、作業に掛かります。


室外機を撤去しました。


配管が短そうだったので溶接機も持って来ていたんですが、引っ張ると少し出てきたので、保温材を巻き直してこのまま使います。

既存のドレンは垂れ流しになってコケが生えていたので、角の方から土の方へ流す様にしました。

室外機接続完了。


宅内の室内機側へ移動。
既存機を撤去します。


新しい背面板を取付けて、2分の配管が少し短かったため、ユニオン継手で延長します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


真空引きをするため屋外へ出ると...(・_・;)え?

室内機を取付けてる間に、風に煽られたのか脚立が倒れて室外機を直撃...(´;ω;`)

外で作業してる間は風なんか吹いていなかったのに...

不幸中の幸いか、天板のみへこみました。

お客様に状況を確認していただき、運転に支障がないので、年明けに天板を取替える事でご理解いただきました。

もの凄い気分が落ちてます。
朝、晴れてたのに...
雨の予報じゃなかったのに...
出窓の角で頭思いっきりぶつけるし...

はぃ。自分が悪いんです。
危険予知ができてない証拠ですね。
忙しいと心が亡くなるんです。
はぁ...( ´Д`)

日が暮れてきました。
気を取り直して作業に掛かります。
電動式真空ポンプを使って、配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「よかった。よかった。これで親戚の子が帰ってきても、この部屋を使ってもらえる。日曜日やのに急がして悪かったなぁ。ありがとう。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

こちらのお宅で、年明けに他のお部屋のマルチエアコンを2台、取替えのご依頼もいただいています。
その際に、へこんだ室外機の天板も取替えさせていただきます<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年12月22日土曜日

異音がして不安なガス給湯器からエコキュートへ取替えてオール電化住宅に

ご夫婦でFB友さんであり、いつもご依頼いただく大切なお客様のお宅で、エコキュート取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 SRT-S374UA フルオートW追い焚きハイパワー給湯タイプをお買い上げいただきました。


既存の給湯器は都市ガスの給湯器でした。

キッチンはIHクッキングヒーターをお使いで、以前から「これって一番光熱費が掛かる組み合わせですよねぇ。」とかお話していました(^_^;)

ご主人さんがFBで、給湯器の調子が悪いという投稿をした際に、阿部が冗談半分で「エコキュートに替えてオール電化に!」とコメントしたところ、本気モードにスイッチが入った様で、あれよあれよと言う流れで決まりました(*´艸`*)

と言うか、ずっと給湯器の異音が気になっていて、ガス供給会社へ点検依頼を掛けたところ、しばらく音沙汰がないとか、来たら来たで担当が違うとか、あまり対応が良くなかった様で、かなりご立腹でした。

ご依頼いただきましたので、まずは現地調査と見積り、電力申請の手続きに入ります。
実はこのガス給湯器、床暖房システムも絡んでいます。

床暖房をどうするか...

エコキュートとは別に、エコヌクールという床暖房システムを設置するか、もう床暖房は使わないか、難しい決断をしていただきました。

今回、床暖房システムは止めてしまおうという事に決まりました。
冬しか使わないし、キッチンでたまに奥様が使う程度のものに、何十万円も投資するメリットがないからです。
確かに床暖房は温かいんですけどね。
費用対効果で考えると...
配管は残しておくので、将来考えが変われば接続は可能です。

お見積りをさせていただき正式にご依頼いただきましたので、四国電力へ電化申請を行います。


ガスや灯油給湯器からエコキュートや電気温水器に取替える場合には、コンクリート基礎が必要です。
基礎を作る前に排水管を通しておこうと、ちょっと掘り下げたところでバルブボックスが顔を出しました...(´・ω・`)


うわぁ...ちょうどタンクユニットのアンカー打つ場所にバルブがきます。
移動しないといけないのでさらに掘り進めると、たくさんの残材(パイプの切れ端)が出てきました...


酷いですね、この業者さん。
土があまりにも湿っているので、給湯器の接続部を確認すると...漏れてますよぉ...


バルブの位置を変えて、配管の立ち上げをエコキュート用に合わせました。

ガス給湯器は取替え当日まで使うので、仮接続しておきます。

やっと排水管が埋設できました。


コンクリートを流し込むための型枠を作成して、内部にメッシュ筋を入れます。


コンクリートを流し込んで、二週間ほど寝かせます。


電源は浴室の点検口から、洗面所の分電盤へアクセスします。


分電盤から分岐して、エコキュートまでケーブルを通しました。

こちらのお宅は、電力量計がスマートメーターに替わっているので、電力量計の取替作業はありません。

ヒートポンプユニットへの配管も設置しておきます。

これで当日までの準備完了です。

はぃ。本日、取替え当日です。
残念ながら、またまた雨のスタートです(T_T)
ガス機器の撤去は、ガス供給会社へ依頼しなければなりません。
朝8時半にガス屋さんが撤去に来てくれるハズだったのに、来たのは9時半...

かなり遅れましたが、ガス給湯器撤去完了。


タンクユニットの位置確認をして、アンカー位置を決めます。


アンカーを3箇所、しっかりと打ち込みます。


タンクユニットを搬入。

さくっと書きましたが、かなり狭いルートと、お隣様の敷地も通らせていただいて、4人掛かり(ご主人様含む)で搬入しました。

足元はしっかりとアンカーボルトで留めておきます。


今回、古い浴槽アダプタを取替えます。


このゴム製チューブは痛みやすいので、パイプも取替えます。


アベ冷熱技研が使用するのは、断熱材付きの三層管です。


三層管は高耐熱ポリエチレンにアルミパイプを挟み込んだ配管で、高温に強く、配管内部からのイヤな臭いがしません。
保温性に優れていて、エネルギーロスが少ないのが特徴です。


浴槽の点検口から配管を通していきます。


新しい浴槽アダプタが付きました。


午後からは晴れ間が見えてきました。
黙々と配管類を接続していきます。

配管接続完了後、注水を行い、水漏れ箇所がないか確認。

漏れがない事を確認して、接続部もしっかりと断熱保温します。


リモコンを取替えて、電源投入。
初期設定を行い、沸き上げが始まります。


試運転で湯はりを行います。


勢い良く浴槽に注水が始まりました。

異常がない事を確認して作業完了。
あとは、取扱説明を行ってお引き渡しです。

お客様にはご夫婦で、FBの方に労いのコメントをいただきました(*^^*)


ほぼ一人の作業で、早く接続して沸き上げして今晩お風呂に入れる様にしてあげないとって、必死でやってましたから、ホント無口で黙々とやってました(^_^;)

Mさん、お土産にビールまでいただきまして、ホントありがとうございました(^^)

さて、四国電力ではこんなキャンペーンを開催中です!

このキャンペーン、四国在住の方で、期間中にオール電化にした方にしかチャンスはありません。
という事は、かなりの確率で当たりが出ますよね(・∀・)

念願のオール電化。来月からの電気代も楽しみですね(^^)

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>