2018年5月3日木曜日

3階建ビルの事務所で天井カセット形5馬力ツインパッケージエアコン取替工事

世の中はゴールデンウィーク後半ですかね。
ありがたいことに、普通にお仕事させていただいています(*´ω`*)

本日は、昨日から取り掛かっていました、天井カセット形5馬力ツインパッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PLZX-ZRMP140EFM 人感ムーブアイ360搭載スリムZRタイプです。

360度を12エリアに分割して、人を見つけ、床温を見張り、室内の温度ムラをきめ細かくチェックする、超省エネタイプです。

既存機は日立製です。
1997年製、21年目になります。


室外機は屋上へまとめられています。


この機種、インバータータイプでなく、一定速機です。
コンプレッサーがドカンと入ってドカンと切れるON/OFFタイプですから、消費電力も高く、運転音も半端ないです(^_^;)


今回のご相談は、年式が古いので取替えを検討されることと、最近エアコンの効きがあまり良くないとの事で、お見積りのご依頼でした。
既存機の室外機冷媒配管は、3分6分です。

新しい機種の室外機冷媒配管は、3分5分です。
既存機は4馬力ですが、配管は流用するため、能力のワンランク上の5馬力でご提案させていただきます。

御見積書と共に、新しい機種に取替えた場合のランニングコストを比較したご提案書も作ってみました。

いや!ビックリです!(゚∀゚)
年間136,000円も電気代が削減できますよ!!!
「ぜひお願いします」との事でご依頼いただきました<(_ _)>

さて、工事の日程ですが、事務所ですから平日は無理です...
でも機器の搬入は平日のみ...
という訳で、GW中日の昨日に搬入・搬出と共に屋上周りをやってしまおうという事で、雨の予報でしたが決行しました。

まずは既存室外機を撤去。
フロンガスはポンプダウンして、室外機側へ回収して取外します。

雨がパラパラしていますが、配管内部には一切の水滴も入れない様に、慎重に作業を進めます。

屋上へのアクセスは、タラップを登ってこのハッチからしか出入りができません。


なので、100kg超えの室外機の搬出と搬入は、クレーンで行います。

阿部は小型移動式クレーンの資格も持っていますが、さすがにこれはお願いします(^_^;)
はぃ、玉掛けの資格も持っていますので、ベルト掛けと指示はやらせていただきます(*´ω`*)

新しい室外機を基礎に置くため、位置決めをして新たにアンカーを打ち込みます。


配管サイズが変わるのと、長さが短いので、溶接して延長しておきます。


午前中パラパラだった雨は、やがて本降りになってきまして...
昼飯休憩も取らずに、必死で配管接続を行いました。


持ち帰った室外機から、フロンガスを回収しておきます。

業務用は家庭用と違い、「フロン排出抑制法」に則ってフロンガスの回収・破壊処理を行わなければなりません。
アベ冷熱技研は第一種フロン類回収業者登録店ですので、この辺もお任せください(^^)

と、ここまでが昨日の流れです。

で、本日。
夜中まで雨が降っていたので、今日も残るのかなと思ってたら晴れましたね...(^_^;)
少し風が冷たく感じる今朝でしたが、朝イチから建物内で室内機の取替えに掛かります。
今日はお休みなので、心置きなく作業開始です。
まずは既存機を撤去していきます。


既存機撤去完了。


室内側の液管が2分です。

これは下見の時に確認済で、新しい機種には使用できません。
ガス管の方は5分なので流用が可能です。

2分の液管を、3分へ入れ替える必要があります。


これを室内機~分岐管の間で入れ替えます。

図面上、分岐管は廊下にある様になっていますが、同じ事務所の天井裏にありました。

天井ボードがこのタイプで良かったですね。
付近のボードを剥いで、3分用の分岐管へ取替えて、室内機まで3分の配管を通していきます。


配管工事が完了すると、室内機の設置に掛かります。
位置決めをして。


アンカーを打ち直して、吊りボルトを下ろします。


配管とケーブルを整理して、吊り込みの準備を行います。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


真空引きしている間に、他の室外機周りの配管のテープがボロボロになっていたので補修しておきました(^^)


室内側へ戻って、パネルを取付けます。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


これで今年の夏は快適にお過ごしいただけますね。


昨日とは打って変わって晴天で完工です(*^^*)

実は雨の予報が消えないので工事延期しようかと思ってたんですけど、今後の予定が立たないのと、クレーンの段取りとか、その先の天気の状況もハッキリしないので決行しました。
「いやぁ、阿部さんの判断は正しかったですな。いい天気になって、今日も早めに完了したし。さすがですな。」と、大変お喜びいただきました(*´ω`*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年4月30日月曜日

東芝製標準タイプエアコン分解洗浄作業

祝日ですか?違いますね、振替休日ですかf(^_^;)
GW関係なく、みっちりお仕事させていただいております<(_ _)>

午前中は、エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

東芝 RAS-3612D(W)(2012年製) 標準タイプのエアコンです。


まずは取外しに掛かりますが... あらあら...

ビニール袋っぽいのを配管穴に突っ込んでますが、半分開いてますよ(´・ω・`)

これやると、壁内の気密性が無くなり結露しやすくなってしまいますね。
あと、小動物が行き来する絶好のポイントとなってしまいます。
ここは再取付けの際に治しましょうね。

あと、取外しの際に「あれ?コンセントが差さってないのにエアコンが動くぞ?」と思ったら、室内機の後ろにありました。

ん~、これもどうなんですかね?

お預かりして持ち帰った室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了したら、取付けにお伺いします。
配管穴には貫通スリーブを挿入して、気密性を確保します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

今回、お客様のお父様からのご紹介で洗浄のご依頼をいただきました。
これでこの夏、快適にご使用いただける様になりました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2018年4月29日日曜日

自宅のある町内水路清掃のお手伝いに参加してきました

二週間休み無しだったんで、今日はお休みさせていただきました<(_ _)>

で、朝イチから長靴とゴム手袋、ショベルでヤル気満々(^^)


久々に自宅のある町内の水路清掃のお手伝いに参加してきました。


自宅は空港近くの田んぼが多いところで、至る所に用水路が通っています。

普段あまり気にしていない用水路ですが、空き缶やゴミ、汚泥がいっぱい落ちています。

以前は田んぼが多くて、水路清掃は農家さんがやってたんですが、最近新築が急激に増えて町内に住んでる人たちで行われる様になりました。
今日もたくさんのみなさんが参加されていましたよ(*^^*)

朝からいい汗かかせていただきました。

さて、せっかくの休日。
汚れついでに自宅の巨大化してしまったシマトネリコを剪定。

剪定というか、伐採レベルですけど...(^_^;)
まったく家のことできてないですから...
長期休暇取ってしっかり家の事もやりたいなぁと思うだけで、まったく行動できてない人間です(T_T)

昼過ぎには、久々に家族全員で出かけました。
というか、松山市議会議員選挙の投票日ですから、息子らも投票権を得ましたので投票場へ行ってきました。
投票は「権利」ですからね。
いい松山市にするために(*^^*)

という訳で昼食は、この前OPENのお手伝いをさせていただいた「らーめん館 麺人 大可賀店」で。

ここの熊本ラーメン美味しんですよねぇ~。替え玉しちゃいました(*´ω`*)

はぃ、明日からはGW関係なく予定みっちりです。
たくさんのご依頼、大変感謝申し上げます<(_ _)>
頑張りますよぉ~(^^)

2018年4月28日土曜日

三菱ビーバーエアコンから霧ヶ峰ZXV省エネタイプへ取替工事

「阿部さん、きれいな工事されてるんで、うちの自宅のエアコンの取替えもお願いできませんか?」と、3月に施工させていただいた協会へお勤めのお客様からのご依頼で、居間のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV3618S-W ムーブアイ搭載省エネタイプエアコンです。


既存機は三菱重工製。ビーバーエアコンですね。

まだ動いてはいますが、調子の悪い時があるそうです。
もう年式も古いので、取替えをご希望です。

外周りはこんな感じです。


南側で、化粧カバーも劣化が進んでいるので、この際に取替えをご提案させていただきました。


まずは、既存機を撤去します。


既存機は2.8kwで100Vでしたが、今回取替える機種は3.6kwで200Vなので、


電圧を切り替えて、コンセントを200Vタイプへ交換。

今回なぜ能力を上げるかと言うとですね、このお部屋6畳ではあるんですけど、続きの間がキッチンで、たまにその隣の6畳のお部屋も開放にする事があるという事で、3.6kwを選択しました。


配管穴を覗いて見ます。

今回のお宅はコンクリート造。
宅内側に見えるのはコンパネかな?と思ったら、柔らかくてビスが効きません...(p_-)
二枚重ねしているので、もしかすると断熱材として貼り付けているのかも知れません。
ビスが効かないのに、既存機はよく落下しなかったもんだと感心(^_^;)

配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。


さすがに、17kgある室内機をこの壁にビス留めするのは恐ろしいので、スライド金具でしっかりと留めます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成。

ダクトも新しくなって、スッキリ綺麗に仕上がりました(*^^*)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「お忙しいのに、ありがとうございます。また何かありましたらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。