2012年5月8日火曜日

ダイキン製 うるるとさららエアコン分解洗浄工事

午後から、お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。

ダイキン製 AN40DRPV5-W(2003年製) うるるとさらら


取外した室内機を、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。

電気系統を外しているので、気持ち良く丸洗いできます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管を接続していきます。

右にはカーテンレール、左は壁、その上、左側面配管出し。。。
余計な加湿ホースが邪魔で、結構手子摺りました(^_^;)

配管接続が終わると、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

「うわぁ、綺麗になったねぇ。いい人紹介してもらったわ。」と、大変喜んでいただきました。

お聞きすると、電気工事屋さんにアベ冷熱技研を奨めていただき、ホームページをご覧になってご依頼いただいたそうです。
お名前をお聞きしましたけど、全然面識のない業者さんでした。
他の業者さんに奨めていただくのは、本当にありがたいですね<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

エアコンフロンガス充填修理作業

午前中、「エアコンの効きが悪いので見て欲しい」とご依頼いただいていたお宅へ、エアコンの点検にお伺いしてきました。

1995年製 三菱電機霧ヶ峰・・・17年選手です(^_^;)
ご新築の際に移設されて来て、8年程度経過しているそうですが、2回もフロンガスの補充をされたそうです?
2回共、施工業者さんに依頼されたそうですが、今回はお知り合いの方からアベ冷熱技研をお奨めいただいてご依頼いただきました<(_ _)>

まずは、どの程度フロンガスが残っているか点検します。


あら、まったく有りません。。。

室外機周りには、ガスが漏れた形跡はありません。

怪しいところを点検しようと、化粧カバーを外すと・・・

あらぁ~、穴のパテ埋めをしてませんよぉ。。。

室内機と配管の接続部(フレアナット)を見ると、オイルでベトベトになってました。

間違いなく、ここから漏れています。
ガス補充した時に、再加工しなかったんでしょうか?

ここでお客様にご相談。
・施工不良なので、施工業者に責任を取っていただくか?
・17年経過しているので、修理しても翌日故障することもある

しばらく悩んでおられましたが、修理をご依頼いただきました<(_ _)>

まずはフレアを再加工するため、既存部を切り取ります。

酷いものです。。。
キズだらけで、2分の方は変形しています。
フレアはパッキンの役目をしているので、きちんと加工できていないと、かならずガス漏れを起こします。

フレアツールで、フレアを再加工します。

エアコン工事では必須の作業ですが、このフレアツールを持ってない業者さんも居るみたいです。

ピカピカ鏡面仕上げのフレアが出来ました(^^)v


きちっとトルクレンチを使って、適性トルクで締め上げます。


配管が結露しない様、断熱材を隙間なく巻き上げます。


配管穴もしっかりとパテ埋めします。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引き作業をしている間に、ちょっと気になったのでバルブを点検。

液側バルブが半分以上閉まってました。。。
この施工業者さん、何を考えてたんでしょうねぇ(-_-;)

真空引きが終了すると、フロンガスR22を規定量充填します。

0.7kg入りました。
R22なので、地球温暖化係数を使って計算すると、約1,267gの二酸化炭素換算となります。
ガス補充は今回で3回目になりますから、1,267g×3回=3,801gもの二酸化炭素が大気放出された事になります。。。
このR22冷媒、オゾン層も破壊するので施工業者さんの責任は重大ですね。

試運転開始。


規定圧力より少し低く見えますが、外気温度と室内機の汚れ具合を加味すると丁度いい値です。

お客様にご確認いただいて、修理完了です(^^)v
さて霧ヶ峰くん、あと何年頑張ってくれるかな?

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。

2012年5月7日月曜日

強制追焚付石油ボイラー新設工事

今日は一日、家庭用石油ボイラーの新設工事にお伺いしてきました。

このお宅は、借家として永年利用されていたそうで、今回、お客様(大家さん)ご自身がDIYでリフォーム工事を行われていて、給湯器のご相談をいただいていました。
お客様ご自身のお宅はオール電化住宅で、アベ冷熱技研が施工させていただきました<(_ _)>
当初、オール電化でお話が進んでいましたが、入居される方が「どうしてもガスコンロが使いたい」とのご意向で、給湯器もボイラーを選択されました。

まずは、浴室リモコンと循環アダプターを取付けるため、穴を開けます。


循環用のパイプは、いつもの様に三層管に断熱材を巻いてある物を使います。

少しでも熱ロスを抑えて省エネになる様、アベ冷熱技研の基本工事です(^^)v

外壁に穴を開けて、パイプとリモコン線を挿入します。


浴室側、工事完了。


キッチンへも、台所リモコンを設置。


既存の給水・給湯配管が立ち上がっているところは、居間の窓の近くだったため、燃焼音や臭いの問題があることをお伝えして設置場所を変更。

建物裏の方へ、配管と電源を延長していきます。

ボイラーを置いて、配管類を接続していきます。


ボイラーとの離隔を取って、ステンレス製のオイルタンクを設置。


水漏れなどが無いか確認した後、電源を入れて試運転を行います。


実際に湯はり運転しながら、お客様にご説明します。

すべてに異常がない事をご確認いただいて、お引き渡しです。

長府製作所製 KIB-4732DSA 水道直圧式 給湯+強制追焚付石油給湯器

石油ボイラーでも、自動湯はりや追い焚きも可能です(^^)v
「その辺の賃貸マンションより、ようなったわい」と、大変喜んでいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が施工・点検・整備を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2012年5月3日木曜日

主幹ブレーカー故障で分電盤ごと取替工事

え? ゴールデンウィーク? そうなんですね(^_^;)
結局今日も、一日現場に出てました。。。

午前中は、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。


昨日早朝、「主幹ブレーカーが落ちてから、ONにできなくなったので何とかして欲しい」とお電話頂き、予定をずらして点検にお伺いしてきました。

確かに、主幹ブレーカーを入れようとハンドルを上げても、即切れてしまいます。。。

二次側ブレーカーを切って絶縁抵抗計で測定しても、漏電している訳でもなく、もちろん短絡などしていません。

主幹ブレーカーの故障ですね。
お聞きすると、30年以上使われているとの事でしたので、安全のために分電盤ごと取替えをお奨めしました。

とりあえず電気が使えないと話にならないので、持参していた中古のブレーカーを仮に設置。

昨日一日は、この状態でご使用いただきました。

で、本日、手配していた分電盤を持って取替えにお伺いしました。
まずは、既存分電盤を撤去。

一次側は活線のまま取替えるので、慎重に作業します。

新しい分電盤を取付けて、配線を接続していきます。


電圧・絶縁ともに異常がない事を確認して、電源を送ります。
Panasonic製 BQR8582 主幹ELB50A 分岐20A×8回路 扉付き

すべて1つのBOX内に収まって、スッキリしました(^^)v

扉を閉じると、こんな感じです。

これで安全で快適に電気をご使用いただけます<(_ _)>

今回のお客様は最初、電力会社へご連絡したそうですが、電気工事店へ依頼する様に言われて、タウンページに掲載されている電気工事店に順番に電話していって、ようやく当社が電話を取ってくれたと喜んでおられました。
タウンページに掲載されている電気工事店さん、結構いるんですけどねぇ。。。(^_^;)
早急に対応ができて良かったです。

アベ冷熱技研は第一種電気工事士が施工する、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事や修理もお気軽にご相談ください。

2012年4月28日土曜日

ガス漏れ? エアコン点検作業

3年前に、中古のエアコン取付工事をご依頼いただいたお客様から、「昨年の夏頃からエアコンの効きが悪くなったので、ガスの補充をして欲しい」とご連絡いただきました。
「ガス漏れ」、エアコン工事業者にとってこの言葉は不安で嫌な気分になります(^_^;)

早速、冷房運転を行い、ガス圧を測定します。


旧冷媒(R22)なので、0.4Mpa~0.6Mpaが適正値です。

「あら~少ないなぁ」と判断するのは拙速です( ̄ー ̄)ニヤリ
ガス圧だけ見て、ガスを追加補充してしまうのは素人さん。

しばらく運転すると、室外機のガス側バルブに霜が付き始めました。

冷房運転なので、上のバルブが液側、下のバルブがガス側。
通常、ガスが少ない場合、上の液側に霜が付きます。(残ガス量にもよります)
今回は下のガス側に霜が付いているので、ガス不足と判断しません。

室内機側へ移り、吹出口に手をかざしてみます。

原因が判明しました(^^)v
吹出口の半分以上から、風が出てきません。。。
風が通らないので熱交換ができず、ガス温度が低いまま室外機へ戻っている状態でした。

室内機を洗浄すれば復旧できると思いますが、旧冷媒仕様で既に10年以上経過しているため、洗浄はお奨めしませんでした。
お金を掛けて修理メンテナンスするより、新しい機種に取替える方が保証の面からも、電気代の面からもメリットが大きいからです。
後日、御見積書をお届けさせていただきます<(_ _)>

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。