2012年1月13日金曜日

シニアマンションのエアコン分解洗浄

先週から本日に掛けて、メンテナンス契約させていただいているシニアマンション様で、エアコン分解洗浄×4台をご依頼いただきました。

まずは取外しにお伺いして、室内機をお預かりして帰ります。
完全分解して丸洗いするため、通常2~3日の日数が掛かります。

電気系統を取り除いて、完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続が終わると、いつもの様に真空ポンプで配管内部を真空乾燥。


作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

内部はカビでかなり汚れていましたが、すっきり新品の様にキレイになりました。
キレイになったエアコンで、快適にお過ごしくださいませ<(_ _)>


詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2012年1月12日木曜日

エアコン室外機移動工事

午前中、エアコン室外機の移動工事にお伺いしてきました。

既存の位置は、玄関へ続く通路脇に置かれていました。

この通路をスロープにされるそうで、室外機が邪魔になった訳です。
この室外機を、写真左奥に移動します。

まずは強制冷房運転を行って、配管内のフロンガスを室外機側へ回収します。


室外機が外れました。


化粧カバー・配管共に向きを変えます。

部材はすべて流用します。

フレアツールを使って、フレア(配管接続部)を再加工します。


トルクレンチを使って、規定トルクでフレアナットを締め込みます。


アース棒を打ち込んで接地します。


電動真空ポンプを使って真空引き開始。

配管内部を真空に近づけて、しっかりと真空乾燥させます。

作業が完了すると、試運転を行ってお引き渡しです。

ブロックを2段にしているのは、前方ブロック塀の開口部に合わせて通風を良くするためです。
ブロックの間にはコーキングを挟み込んで、ズレ防止対策をしてあります。
本当は、平置架台を使えばいいんですけど。。。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
この様な簡単な工事でも、お客様の目線に立った工事を行っています。
お気軽にご相談ください。

2012年1月11日水曜日

自動フィルター掃除エアコンは気を付けて!

年明けからBlog更新してなくて、仕事してない見たいですねぇ。。。(^_^;)

先週からずっと、工事の下見・見積りの下見、エアコンの修理・ボイラーの修理と、下見と修理ばかり。。。
修理は大した作業じゃないので、Blogに書くほどでもなくと言ったところです。

その中で、昨日・今日と同じタイプのエアコンで「暖房の効きが悪い」との点検修理依頼があったので、それを書きましょうか。

この写真見ただけでピンと来る方は、アベ冷熱技研のBlogをよくご覧になっている方ですね(*^_^*)

フロントグリルを開けた時点で、暖房の効きが悪い原因が解りました。

右側のフィルター掃除ノズルが、斜め向いて止まっています。

そのせいでフィルターが目詰まりしていました。

何とかノズルを横に移動させて、フィルターを外して掃除。

掃除前と比べ、風量が格段に上がりました。
ノズルが動かなかったので、モーターが悪みたいです。
部品を取り寄せて修理してもいいのですが、当面予定が詰まっているのでメーカー修理をお奨めしました。

今日お伺いしたお宅も同じ感じでした。

こちらの場合、掃除ノズルは動いていましたが、キッチンが近いので油がフィルターに固着して、掃除機能が働いていませんでした。。。
この時期は暖房をお使いですので、春頃にエアコン分解洗浄をするようご依頼いただきました。

前にも書きましたが、自動フィルター掃除エアコンでも今回の様な事がありますので、定期的にフィルターを見てやる必要があります。
でも、各メーカー共に、フィルター自体を取り出すのにコツがいりますよねぇ。。。
「老人のあたしには、こんなにボタンが一杯あって、使いにくいエアコンなんかイランのにねぇ。2階に付いとる霧ヶ峰(標準機)の方が簡単でよう効くで。」と言われました(^_^;)
メーカーさん、もうちょっと何とかしないと、お年寄りにはやさしくないですよ。

フィルター点検は定期的に。
省エネ効果もあります(^^)v

2012年1月6日金曜日

電工組青年部役員会

夕方から「松山電気工事協同組合青年部1月定例役員会」に出席してきました。

今月は会合が3つあるのに、まだ決まってない事が多いのと、決められた予算内でいろんな活動を行わないといけないため、その配分についても、かなぁ~り濃い話し合いになりました(^_^;)
どこもやり繰りは大変ですねぇ。。。

そんなこんなで、年末に提案があって自分が調査していた「メーカー工場見学研修旅行」の件は、来期もイベント事が多く、予算的に難しいだろうと言う事で、来来期まで持ち越しとなりました(T_T)
むぅ、、、メーカーさんにもいろいろ調べてもらったのに。。。

ま、それはそれとして、今期あと2カ月半、どうしても1つ勉強会をやりたかったので、今日の役員会で提案させていただきました。
何をやるかは、また後日。
「ぜひやってみたい」と全員一致で、少ない予算をいただく事になりました。
ぜったい成功させますよぉ。
これから急いで日程や場所取り、段取りをしないと・・・(>_<)

2012年1月5日木曜日

HD画質でエアコン分解洗浄動画を作成

エアコン分解洗浄の動画を、HD画質で作成しました。



フル画面でご覧いただくと、カビやホコリ等の細かな汚れがよく見える様になりました。

「うちはこんなに汚れてない」と思われた方、5年以上経過しているエアコンの内部は、ほとんどがこんな感じになっています。
吹出口を覗いて見てくださいね。

本日1月5日は仕事初めでしたが、いつもご依頼いただいているデイサービス業者様から、エアコン×4台の洗浄依頼をいただきました<(_ _)>
寒い季節にいきなり4台で大変ですが、気合い入れて洗浄させていただきます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2012年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます


120101-01.gif

旧年中は格別のご用命を賜り 厚く御礼申し上げます

有限会社アベ冷熱技研は 創立33年を迎えることができました

これもひとえに 皆様のご愛顧の賜物と 心より感謝申し上げます

未来ある子供たちのため 地球環境にやさしい企業を目指し

省エネ機器のご提案・エコロジー工事の推進を行って参ります

これからも変わらぬご交誼賜りますよう 心よりお願い申し上げます

平成24年 元旦


2011年12月29日木曜日

年末年始のお休みについて

29日(木曜日)を仕事納めとし、12月30日(金曜日)~1月4日(水曜日)までを休業とさせていただきます。

2011年1月5日(木曜日)を仕事始めとさせていただきますが、メールでのお問い合わせは24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご相談・ご依頼くださいませ。

今年一年、大変お世話になりました。
朝晩冷え込みが厳しくなっております。
体調を崩されず、良いお年をお迎えくださいませ<(_ _)>

2011年12月28日水曜日

お湯が出ないのでストレーナー掃除

今日は、以前ボイラーを設置させていただいた2件のお客様から、「お湯が出んなった」と救援コールがありました。


2件とも同じ様な状況で、蛇口を開くと水は出るけど、お湯がちょろちょろしか出ない。
ほとんどの場合、ここが原因です↓

ボイラーだけでなく、エコキュートや電気温水器にも「ストレーナー」と言う、水道管内の異物やゴミをろ過する網が付いています。

いやぁ~、これは凄い!

完璧に目詰まりしてます。。。
おそらく、水道管が老朽化していてサビが流れて来るんでしょう。

ひたすらゴシゴシ磨きます。

元の網目が復活しました(^^)v

ストレーナーを元に戻して、無事お湯が出る様になりました。
本当は、また詰まる可能性があるので、水道管を点検して頂く方がいいんですけど。。。
とりあえず、年末お風呂に入れなくなる事は回避できました。

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2011年12月27日火曜日

ビジネスホテルでエアコンコンプレッサー取替修理

朝から一日、ビジネスホテルの屋上でエアコンのコンプレッサー取替修理を行ってきました。

各階の客室は7部屋で、1階当たり7台の室内機を、1台の室外機で運転する同時マルチエアコンをお使いでした。
言わば、室外機が故障すると、ワンフロア使えなくなるという、後の事を考えていない設計をされています。
ホテルでこれを導入するのには、かなりのリスクが伴いますよね。
オーナー様も困っておられました。

今回初めてご依頼頂いたのですが、ずっとメンテナンスをされている業者さんがいらっしゃるとお聞きして、最初お断りしたのですが、いろいろとお話をお聞きして「どうしても・・・」とお願いされたので、「オーナー様とそのメンテナンス業者さんとの繋がりに影響がないのであればお引き受けします」と、念を押してお引き受けいたしました。

故障箇所は既に調査済との事で、原因はコンプレッサー。
基本的に、アベ冷熱技研ではコンプレッサーの取替えはお奨めしていません。
理由はいろいろありますが、いままでお断りさせていただいたお客様にはきちんとご説明させていただいています。
今回のオーナー様にもご説明し、リスクもご理解いただいた上でご依頼頂いています。
まぁ、今回は入れ替えより修理の方が断然安上がりですよね(^_^;)

故障機はツインコンプレッサーで、異常のある方はマグネットスイッチから配線を外されていて、片方のみで運転されていました。

もちろん効きは悪いです。

まずは機器内のフロンガスを、フロン回収装置で回収ボンベへ抜き取ります。

これが、、、外気温が低いため、12kg回収するのに3時間掛かりました(>_<)

故障しているコンプレッサーを外すため、基板やファンなどを取外していきます。

ツインなので2台乗ってますが、これまたやりにくい奥側のコンプレッサーを取替えます。

悪戦苦闘しながら、何とか撤去。。。


新旧交代です。
コンプレッサーはいろいろ事情があり、オーナー様支給品です。

手前が新しいコンプレッサー。
小型ですが、ルームエアコンの室外機くらいの重さがあるんです(>_<)

コンプレッサーをセットして、配管を溶接していきます。

屋上なので風が強く、溶接にも時間が掛かりました。。。

溶接作業が終わると窒素ガスを機器に充填し、圧力を掛けて漏れがないか確認します。

いわゆる気密試験です。

漏れがないことを確認して、真空引き開始。

配管内部を真空に近付けて、内部を真空乾燥させます。

真空引きが完了すると、午前中回収したフロンガスを再充填します。

これまた気温が低いので、ボンベを温めながら充填していきます。

後は試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

辺りが暗くなってしまいました。。。
あ、ステッカーが貼ってあるのに気付きました?

アベ冷熱技研では、「フロンの見える化」に賛同し活動をさせていただいております。

詳しくは↓
[emoji:v-109]「フロンの見える化」:フロン回収推進産業協議会

ステッカーは、お客様にご説明しご了承いただいて貼り付けます。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工で、環境に配慮した施工・修理を心掛けています。
お気軽にご相談ください。

2011年12月26日月曜日

クリニック処置室の壁掛形PAC取替工事

いつもご厚意いただいているクリニックの、パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 PKZ-ERP56KC 三相200V スリムER 壁掛形パッケージエアコンです。


既存機は天吊形でした。

3年程前から基板を取替えたり、リモコンを取り替えたり、修理を何度かしてきました。
今回はスイッチを入れるとブレーカーが落ちてしまう状況になり、設置から20年近く経つ事と、省エネ性能を考えてご相談いただき、取替えをご依頼いただきました。

既存機の撤去に掛かります。

室外機は、軒先に二段置架台を使って設置されています。
辛うじて、マグネットスイッチを押すとコンプレッサーが起動するので、強制的に室外機側へフロンガスを回収します。

室内機を撤去しました。


室外機は、電動式リフトを使って入れ替えます。

リフトは3mまでしか届かないので、軽トラに乗せて使用しました。
ここから先、室外機側は社長に任せて、自分は室内機設置へまわります。

まずは室内機設置場所を右へ移動するため、天井を開口して配管を溶接延長します。


室内機を設置し、配管類を接続していきます。

配管接続が終わった時点で、室外機側で真空引き作業を開始しますが、室内作業がバタバタで写真を取り忘れました(-_-;)

既存のドレン配管は、高さが合わないので使えないため、隣の診察室にある流し台まで延長します。

できるだけ見た目を良くするため、断熱ソフトドレンホースをベージュ色のVE管の中に通して化粧しました。

流し台側はこんな感じです。


室外機側は既に設置完了。


後は、リモコンを取付けて試運転を行います。


異常がない事を確認して、お引き渡しです。

既存機はカーテンの左側にあって効率が悪かったので、壁掛タイプを通路側に設置させていただきました。
一定速タイプからインバータータイプに替わりましたので、かなりの省エネ効果が期待できます(^^)v

後は、持ち帰った室外機に充填されているフロンガスを回収します。

回収したフロンガスは、地球温暖化防止のため適正に管理・破壊処理を行います。

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。