2020年8月5日水曜日

音溶 oto-dokeさんの店舗移転に伴うエアコン取付けと電気工事が完了

2年前に旧店舗のエアコン取替工事をご依頼いただいた「音溶 oto-doke」さんが、店舗移転をされるという事で、今年4月から取り掛かっていた工事が完了しました。


ご相談いただいたのは3月。まだ涼しい春でした。
「移転を考えてるので、現地を見てもらっって相談に乗って欲しい」との事。
 
テナントビルの1階。と言うか、半分地下という感じの、いかにも音溶さんにピッタリの物件(^_^;)

電気設備は古いですが、電灯回路のメインが50A。使おうと思えば動力回路もあります。
 
今回は動力契約は行わず、電灯契約のみで進めていきます。

天井裏は十分なスペースがあるので配線はやりやすそうですが、この吹付けがアスベストっぽくて嫌な感じがします。。。
 
ブレーカーに記載の製造年から見ると、アスベストかそうでないか微妙な年代でした(´・ω・`)
気を付けて作業に当たらないといけませんね。

電気工事はさほど難しい感じではありませんが、問題はエアコン。
室外機を置く場所で悩みました。
 
飲み屋街ですから、テナントビルが密集していて、隣との境界間隔がほとんどありません。

不動産屋さんは「屋上に置いてください」と軽く言いましたけど、屋上まで6階ですよ。
足場組まないと配管立ち上げできませんし、配管距離長すぎてエアコンの負荷が大き過ぎます。

前にこのテナントを借りていた方は、この共用スペースに室外機を二段置きにして使われていたみたいです。
 
ここに置かせてください。
「ここは共用スペースなので無理です。前の方は無許可で置いていました。」
じゃぁエアコン取付けできませんから、うちは撤退させていただきます。
「え?いや、それは,,, じゃぁどんな感じに設置されるのか、図面描いていただけますか?それで交渉してみます。」
という訳で、しっかりとしたプランを作ってお渡ししたところ、即OKいただきまして(^_^;)

正式にテナント契約されて、4月に入ってから内部工事に掛かりました。
「阿部さん、ある程度できたのでお願いできますか。」とご連絡いただいてお伺い。
 
え?一旦ボード全部剥いでやり変えてるんですね?(^_^;)
そうなんです、オーナーさんが内装はすべてDIYで行います。

天井開口があるうちに電気工事を行っていきます。
200V専用回路を2つ増設するので、ケーブルを通していきます。
 

天井裏を気にしながら、完全防備で作業を行います。


所々、既存のコンセント回路などが残っているので、すべての回路をチェックし直して、流用できるものは流用していきます。


エアコンや換気扇、スイッチ、コンセントに至るまで、すべてオーナーさんの支給品です。
換気扇が到着していたので、締め切った現場環境を良くするため、先に換気扇を取付けます。


換気用のダクトを使って屋外へ導きます。


排気は、もともと油まみれだった既存の換気扇を撤去して、屋外フードを取付けました。
 
換気扇は2台設置しました。
屋内は密閉されているので、排気だけでなく給気も必要ですが、これもオーナーさんがDIYで給気口を作るそうです(^_^;)

トイレには局所換気として換気扇が付いているのですが、天井裏で作業をしていて見つけてしまいました...


この換気扇、ダクトが繋がっていません...
 
そうです、トイレの臭いはすべて天井裏へ充満していた訳です。

これはテナント側の問題でしょう?とお話しましたが、聞き入れてもらえなかった様で、、、
 
これも接続しておきました。

これで、ウ◯コの臭いも屋外へ(^_^;)


ではエアコン工事に掛かります。
まずは配管穴を開けていきます。


冷媒配管とドレン管を勾配を付けて吊り込みます。


屋外は延々とテープ巻き仕上げ。
 
ここは表から見えないのと、直射日光が当たらないのでテープ巻きで十分です。

表側は美観上スリムダクトを使いますが、取り回しが複雑なので、曲がり部分はフリーダクトを使用しています。


こんな感じでくるっと。(簡単に書いてますけど、かなり苦労して通していますよ)


室内機側に戻ります。
開口はオーナーさんが位置決めをして開けてくれているので、それに合わせて吊りボルトを設置。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
 
至るところに点検口があるので、かなりやりやすいです。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成。
タイル部分が水洗いしやすい様に、架台を使って室外機を上げています。


上から見るとこんな感じです。
階段を通るお客様に、風が当たらないような方向に吹出口を向けました。


パネルを取付けて。


壁が仕上がっていないので、仮にリモコンを接続して試運転。
 
異常がない事を確認して、エアコン工事が完了です。

東芝製の単相200V3馬力タイプです。安かったそうですよ(^_^;)


それから電気工事も2、3日掛けて行っていました。

ここまでが4月中の作業内容です。

実はですね、このテナント、雨が降ると水が侵入してくる事が発覚しまして、すべての作業が中断。
半地下というのがアダとなってしまった様で、防水専門業者さんが入る事になりまして、それからナント梅雨の間ずっと防水処理...

遅れに遅れて8月になりました(・o・)
という訳で本日、最後の器具付けにお伺いしてきました。
 
天井と壁は仕上がっています。床はまだですけど(^_^;)

あれからずっとFBのメッセンジャーでやり取りさせていただいていて、配線器具の開口寸法もお伝えしていたら、すべて開口してくれていました。


こんな感じで、カウンター内部のスイッチ群。


ステージ周りのスポットライトやミラーボール用のスイッチ類。


音響専用のコンセント類。
 
プレートが無いのは間に合わなかったそうで、後日ご自分で取付けるそうです。

すべての器具を取付け終えて、スイッチをON。
ON。。
オン。。。
あれ?点かない?

完全に忘れていました。
次に来た時に繋ごうと、天井裏にまとめていたケーブル達...(^_^;)
 
情けないですね。
まぁ4ヶ月前ですから、完全に頭から消えてました(´;ω;`)

はぃ。ちゃんと接続して、点灯試験完了です。
照明器具が付いていないところは、引掛けシーリングになっていて、後日オーナーさんが取付けます。
もう少し派手やかになりますよぉ(*´艸`*)

音溶 oto-dokeさん、今月末移転OPENの予定で頑張っていますが、まだ床がこの状態なので、予定は未定です(^_^;)
詳細は音溶 oto-dokeさんのWebサイトをチェックされてください!

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気設備工事や空調設備工事も、お気軽にご相談ください。

2020年8月4日火曜日

分譲マンションで屋内配管をMDダクトで化粧仕上げのエアコン工事

初めてのお客様のご依頼で、新築分譲マンションへエアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はお客様支給品です。

取付けるお部屋はこんな感じです。
マンションによって構造は違いますが、梁や柱を外部へ出して室内をスッキリさせているところと、マンション外観を優先に、室内に梁や柱を入れ込むところと二通りありますが、今回はその後者です。
しかも、少しでも空間を広く使いたいという思いがこういう設計になりますね。
エアコンの事なんか二の次ですね。
このマンションメーカーさん、結構な棟数を建てられていますけど昔から変わりませんねぇ。

お客様は、屋内側は配管化粧カバーを取付けてほしいとのご希望です。

なかなか一筋縄ではいきませんよ...

では取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。
室内機から配管穴まで、MDダクトを取付けていきます。
と、5秒くらいで文章は書いていますが、ここまでで1時間半の作業時間が掛かっています。

すべてミリ単位での取付け。下地がないのですべて下穴を開けてボードアンカーで取付けています。
お客様には見えないところですが、手は抜きません。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
屋内のドレンホースは、結露しない様に断熱ソフトドレンホースを使用してます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
外部配管はテープ巻き仕上げです。
玄関横なので、ここはダクト付けたかったですねぇ。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

窓とカーテンレールを避けるために、こんな感じで。

配管穴の位置も微妙ですね。

こうやって取り回さないと取付けができない設計って、どうなんですかね?
かなり時間が掛かりましたが、「キレイに取付けていただいて、ありがとうございます。また何かありましたらお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。