アベ冷熱技研ができるたくさんの工事内容の中でも、大変ご好評をいただいています「エアコン分解洗浄」ですが、約4年ぶりに価格改定を行いました。
本日、2018年4月1日より、フィルター自動掃除機能付きエアコンの分解洗浄価格を値上げいたしました。
価格につきましては、Webサイト「エアコン洗浄工事」をご覧ください。
当然ですが、本日までに御見積書をお渡しさせていただいているお客様、ご予約いただいているお客様、既に機器をお預かりしているお客様につきましては、改定前の価格で対応いたしますのでご安心ください。
エアコン分解洗浄を開始した当時、一台10,000円でお引き受けしていました。
当時はまだ「フィルター自動掃除機能」など存在しなかった時代。
取付けたまま洗浄する「エアコンクリーニング」が主流でしたが、阿部はその洗い上がりに納得できず、取外してお預かり、持ち帰って分解洗浄を行う様になりました。
当時は洗浄を「修理」という位置付けてやっていました。
購入した当時の風量を取り戻す「修理」です。
エアコンクリーニングに納得できなかった方々が、ネット検索でアベ冷熱技研のBlogを見付けていただいて、じわじわと分解洗浄の地位が上がってきた感じがあります。
いつもお客様には、「安すぎます!」「他の会社の倍払っても全然大丈夫です!」との大変ありがたいお言葉。
確かにメーカーサービスへ「取外し分解洗浄」を依頼すると、当社の倍程度の費用が掛かります。
ホントはそれが「適正価格」なんです。
「エアコンクリーニング(取付けたまま洗浄)」と比較するから、高く感じるんですね。
エアコン分解洗浄は、取り外す手間・取付ける手間・分解再組立ての手間が余分に掛かります。
エアコンクリーニングとは全く違うんですよね。
高くて当然なんです。ホントは。
なぜ低価格でやってきたか。
阿部はこのエアコン分解洗浄を、アベ冷熱技研の代名詞にしたかったんです。
たくさんのお客様にその快適性を知っていただくためには、「手を出していただきやすい価格」をずっと維持してきました。
4年前に当時としては大幅に値上げさせていただきましたが、それでもたくさんのお客様に支持されて、これまでお手伝いさせていただいてきました。
なぜ今値上げか。
時代と共に、エアコンも進化しています。
高性能・高機能を謳い文句に、内部構造は複雑になり、使用パーツもかなりの品数になってきました。
それに伴い、室内機の重量も大幅に増していますし、当然、数十万円という高額な機器となります。
分解・組立てに掛かる時間も、標準機の3倍程度の時間が掛かります。
そうなるとどうなるか。
リスクが増えます。
分解する際に痛めてしまうところが増える訳です。
最近はパーツも高額です。
メーカーによっては、「安売りして、修理代やパーツ代で儲けてるでしょ」っていうメーカーもあります。
ね。
今までと同じ価格でお引き受けしていたらこの先どうなるか、中学生でも理解できます。
そぅ。
中学生でも理解できるレベルのことを、阿部はずっと悩んできました。
「お客様に喜んでいただくには価格の維持が必須」
そんなことをずっと。
昨日、ある方にお会いして目が覚めました。
同じことを先輩方にも言われ続けてきましたが、ハッと我に返った感覚です。
ここで深くは書きません。
言えるのは、
アベ冷熱技研がなくなれば、お客様は喜べない
阿部がいなくなれば、お客様が困る
応援いただくお客様のために存在し続けなければいけない
存在し続けるためにはどうするか
「その時代に合った適正価格の維持」
「仕事はボランティアじゃない。」 いろんな先輩方に言われてきました。
阿部はずっと変なところに意固地になっていたと思います。
いまさらですが。
と、ここまで言いながらも、そんな大袈裟な価格改定でもなかったりしますf(^_^;)
今後も時期・様子を見ながら、「適正価格」に切り替えて行き、ずっとお客様のお役に立てる企業であり続けれる様、頑張って参ります。
今後とも、アベ冷熱技研をよろしくお願い申し上げます。
2018年4月1日日曜日
2018年3月29日木曜日
開放形店舗に設置されているエアコンの完全分解洗浄(エアコンクリーニング)
5年前にエアコン洗浄をご依頼いただいた店舗様から、「また洗浄をお願いできませんか?」とご依頼いただきました。
松下電器産業 CS-407XB2-W(2007年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
そうです、パナソニック製ではなく、松下電器産業製です。
11年目なので、基本的にお断りする案件ですが、「あと1,2年使えたらいいんでお願いします。」との事で、分解して壊れても一切の保証がない事と、壊れた箇所の部品がない場合は修理不能になる事をご了承いただいてお引き受けしました。
室内機を取外してお預かりします。
店舗でも開放形なので、ホコリもそうですが土埃も結構吸い込んでいますね。
まぁ5年以上メンテナンスしてませんから、こうなりますね...(^_^;)
5年前洗浄した時も気になってたんですけど、熱交換器側面の鉄部分の腐食が激しいです。
アース線を外そうと軽く触っただけで、根元からボロっと取れてしまいました...(´・ω・`)
触るたびにボロボロと崩れていきます。
使用環境にもよりますが、まぁ10年以上経過するとどんなエアコンもこんな感じです。
なので、アベ冷熱技研では10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
なんとか分解完了。電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転...あれ?
吹出ルーバーを動かすロボットアームの調子が悪いです...
エラー自己診断コード:H56 ルーバー動作異常
根気よく調べましたが、やっぱりロボットアームが悪いみたいです。
来店されるお客様の邪魔になるので、もう一度取外してお預かりして帰ります<(_ _)>
ロボットアームを分解して調べてみましたが、バネで歯車を締め付けている部分が固着していて動きが悪かった様で、モーターに負荷が掛かり過ぎていた様です。
10年以上経過しているので、無理かなぁ?と思いながらもメーカーに部品在庫確認。
ありました!(^^)
翌日部品が入荷したので、組み上げて動作確認。
確実に動くことを確認して、再取付けにお伺いします。
はぃ。また同じ作業を...
もちろん真空引きもしっかりと。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
と言うか、他にも動かないところがありますが、冷房運転には支障ない部分なので修理しません。
このエアコン、この下にあるアイスクリームのショーケースの追加冷却のために動かしているので、ハッキリ言ってフィルター自動掃除機能も、可動パネルも、ましてやロボットアームなんか、全然必要ないんです(^_^;)
必要ないんですけど、エラーが出て止まってしまうとマズイので、必要最低限の修理で対応しました。
「ありがとうございます!すみません何度も来ていただいて、お手数お掛けしました。これでこの夏乗り切って、次はショーケース買い換えないと。(^_^;)」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
一切保証はありませんよと言いながらも、部品があってホッとしましたf(^_^;)
今回、取り外す前に弱々しく動作していたので、恐らく分解する際にトドメを刺してしまったのだと思います。
古くなっていますから、こういう事はよくあります。
はぃ、よくありますよ。10年以上経過していますから。
なので、基本的に10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお引き受けしていません。
「どうしても」と言われる場合は、一切の保証なしでお引き受けさせていただいていますので、ご了承ください。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
松下電器産業 CS-407XB2-W(2007年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
そうです、パナソニック製ではなく、松下電器産業製です。
11年目なので、基本的にお断りする案件ですが、「あと1,2年使えたらいいんでお願いします。」との事で、分解して壊れても一切の保証がない事と、壊れた箇所の部品がない場合は修理不能になる事をご了承いただいてお引き受けしました。
室内機を取外してお預かりします。
店舗でも開放形なので、ホコリもそうですが土埃も結構吸い込んでいますね。
まぁ5年以上メンテナンスしてませんから、こうなりますね...(^_^;)
5年前洗浄した時も気になってたんですけど、熱交換器側面の鉄部分の腐食が激しいです。
アース線を外そうと軽く触っただけで、根元からボロっと取れてしまいました...(´・ω・`)
触るたびにボロボロと崩れていきます。
使用環境にもよりますが、まぁ10年以上経過するとどんなエアコンもこんな感じです。
なので、アベ冷熱技研では10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
なんとか分解完了。電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転...あれ?
吹出ルーバーを動かすロボットアームの調子が悪いです...
エラー自己診断コード:H56 ルーバー動作異常
そりゃ動きがおかしいからエラーが出ます。
点検を開始。
根気よく調べましたが、やっぱりロボットアームが悪いみたいです。
来店されるお客様の邪魔になるので、もう一度取外してお預かりして帰ります<(_ _)>
ロボットアームを分解して調べてみましたが、バネで歯車を締め付けている部分が固着していて動きが悪かった様で、モーターに負荷が掛かり過ぎていた様です。
10年以上経過しているので、無理かなぁ?と思いながらもメーカーに部品在庫確認。
ありました!(^^)
翌日部品が入荷したので、組み上げて動作確認。
確実に動くことを確認して、再取付けにお伺いします。
はぃ。また同じ作業を...
もちろん真空引きもしっかりと。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
と言うか、他にも動かないところがありますが、冷房運転には支障ない部分なので修理しません。
このエアコン、この下にあるアイスクリームのショーケースの追加冷却のために動かしているので、ハッキリ言ってフィルター自動掃除機能も、可動パネルも、ましてやロボットアームなんか、全然必要ないんです(^_^;)
必要ないんですけど、エラーが出て止まってしまうとマズイので、必要最低限の修理で対応しました。
「ありがとうございます!すみません何度も来ていただいて、お手数お掛けしました。これでこの夏乗り切って、次はショーケース買い換えないと。(^_^;)」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
一切保証はありませんよと言いながらも、部品があってホッとしましたf(^_^;)
今回、取り外す前に弱々しく動作していたので、恐らく分解する際にトドメを刺してしまったのだと思います。
古くなっていますから、こういう事はよくあります。
はぃ、よくありますよ。10年以上経過していますから。
なので、基本的に10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお引き受けしていません。
「どうしても」と言われる場合は、一切の保証なしでお引き受けさせていただいていますので、ご了承ください。
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
2018年3月26日月曜日
テナント店舗の天井埋込形ダクト換気扇取替工事
以前にエアコンをご購入いただいたFB友さんから、「店舗の換気扇がキリキリと音がして気になります。」とご相談いただき、本日取替えにお伺いしてきました。
三菱電機製 VD-18ZX10-C 天井埋込形ダクト換気扇150Φタイプです。
既存機は運転すると、かなり大きなキリキリ音が響き渡ります...(・_・;)
下から見るとキレイに見えるんですけど、実はこれ、クロスごと塗装されています(T_T)
そのままグリルを外すと、周りがバリバリになるので、カッターで角の塗料を切ってから外します。
グリルが外れました。うわっ!溜まったホコリがごっそり落ちました(^_^;)
どこのメーカーか調べようと名板を探すと、このシールしか見当たりません。
なんか見たことのある品番だなぁと思ったら、三菱っぽいです。
ただし、三菱の場合、頭に「VD-」が付くのに、これには付いてません。
調べてみると、「VD-18ZX4-W」で旧製品として図面がありました。
1994年発売。2000年製造中止品です。
この劣化具合から、2000年はあり得ませんね(^_^;)もっと古いです。
ちなみにキリキリ音は、モーターのベアリングの劣化が原因です。
異物が入ったか、ベアリングが変形してしまった事が考えられます。
という訳で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>
まずは、ボロボロとホコリが降ってくる中、既存機を撤去(^_^;)
新旧交代です。
同じ寸法なので、バシッとはまります。
というか、ダクト接続とかケーブル接続とかあるため、それなりに時間は掛かってますがf(^_^;)
あとはグリルを取付けて、スイッチON。
グリルがインテリアパネルでなく、格子タイプなのは、こちらの方が少しお安いからです・ω・
このグリル、既存機よりちょっと大きめなので良かったです。
塗装が切れてるところが見える様なら、白色で塗ろうと思って、つや消し白の塗料も用意してたんですけど、まったく必要ありませんでしたね(^^)
「え?これ動いてるんですか?ウソ。凄い静かですね!ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
Sさん、ご依頼ありがとうございました(^^)
三菱電機製 VD-18ZX10-C 天井埋込形ダクト換気扇150Φタイプです。
既存機は運転すると、かなり大きなキリキリ音が響き渡ります...(・_・;)
下から見るとキレイに見えるんですけど、実はこれ、クロスごと塗装されています(T_T)
そのままグリルを外すと、周りがバリバリになるので、カッターで角の塗料を切ってから外します。
グリルが外れました。うわっ!溜まったホコリがごっそり落ちました(^_^;)
どこのメーカーか調べようと名板を探すと、このシールしか見当たりません。
なんか見たことのある品番だなぁと思ったら、三菱っぽいです。
ただし、三菱の場合、頭に「VD-」が付くのに、これには付いてません。
調べてみると、「VD-18ZX4-W」で旧製品として図面がありました。
1994年発売。2000年製造中止品です。
この劣化具合から、2000年はあり得ませんね(^_^;)もっと古いです。
ちなみにキリキリ音は、モーターのベアリングの劣化が原因です。
異物が入ったか、ベアリングが変形してしまった事が考えられます。
という訳で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>
まずは、ボロボロとホコリが降ってくる中、既存機を撤去(^_^;)
新旧交代です。
同じ寸法なので、バシッとはまります。
というか、ダクト接続とかケーブル接続とかあるため、それなりに時間は掛かってますがf(^_^;)
あとはグリルを取付けて、スイッチON。
グリルがインテリアパネルでなく、格子タイプなのは、こちらの方が少しお安いからです・ω・
このグリル、既存機よりちょっと大きめなので良かったです。
塗装が切れてるところが見える様なら、白色で塗ろうと思って、つや消し白の塗料も用意してたんですけど、まったく必要ありませんでしたね(^^)
「え?これ動いてるんですか?ウソ。凄い静かですね!ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
Sさん、ご依頼ありがとうございました(^^)
カテゴリ:
その他の工事
2018年3月25日日曜日
病院診察室の天井カセット形ハウジングエアコン取替工事
日曜日ですが、いつもお世話になっている作道クリニック様のご依頼で、診察室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MLZ-GX5617AS 1方向吹出しタイプ天カセハウジングエアコンです。
既存機も三菱電機製でした。
すごい年代物です(^_^;) 仕様書見ると1989年って書いてありました...
29年...さすが三菱(*^^*)
もちろんまだ全然現役で、ガンガン動いていますが、、、
「焦げ臭い臭いがする。」という事で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>
手前に見える室外機は、以前アベ冷熱技研が取替えさせていただいたものです。
今回取替えの室外機は...
作業はお隣の敷地からアクセスさせていただくため、先に許可をいただいています。
重いのに、まぁまぁ大変な場所に設置されていました。
隠蔽配管流用なので今回もここへ置きますが、搬出が大変...
業務用パッケージエアコンなので、フロンガスの回収作業が必要ですが、元気に動いているので室外機へポンプダウンして撤去。
フロンガス回収は、持ち帰って行います。
今回も電動リフトが活躍です(*^^*)
と言うか、壁にピッタリ付かないので、結構危険な思いをして下ろしました。
診察室で、室内機の撤去に掛かります。
パネルを外したところで、ん???
あれ?ドレン管が断熱されていませんね。
よく結露しなかったもんだ(^_^;)
重たい室内機を撤去しました。
うわぁ、このドレン管、ずっと向こうまで断熱されていません...
忘れていたのか、何も考えてないのか...
しかも逆勾配になっていて、たっぷり水が溜まっていました。
え?もしかして29年分?(・_・;)
とりあえず押し込めるところまで断熱材を巻いて、勾配を付けておきます。
取付位置を決めて、型枠を設置。
アンカーを打つ場所を決めます。
アンカーを打ち込んで、吊りボルトを設置。
既存配管を流用しますが、配管サイズが3分・5分とワンサイズ太いため、異径ユニオンを使って3分→2分、5分→4分へサイズダウンします。
配管のサイズダウンがOKかどうかは、メーカーに確認済みです。
ただし能力が落ちるため、エアコンの能力はワンランク上げています。
冷媒配管をフレア加工して、ドレンも段取りしておきます。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存の開口部が大きすぎて、ここをどうしようかとずっと考えてたんですけど、こんな感じで天井ボードを取付けました。
天井面は総クロス貼りなのと、かなり変色しているため、阿部がして差し上げれるのはここまでです。
これ以上を望まれる場合は、その道のプロにご依頼ください(^_^;)
パネルを取付けて、作業完了です。
あとは、外れかかっていた他社施工のモールを留めなおして、試運転開始。
異常がない事を確認してお引き渡しです。
「お休みなのにすみません。これで快適に使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
焦げ臭い臭いもなくなって、不安な思いをする事もなくなりましたね(*^^*)
さて持ち帰ったエアコンは、フロン排出抑制法に基づいて、機器内のフロンガスを回収します。
回収ボンベに回収したフロンガスは、破壊処理業者へ持ち込み適正に破壊処理されます。
この様に、業務用エアコンは家庭用エアコンの家電リサイクル法とは違い、フロン排出抑制法の扱いになります。
アベ冷熱技研は「第一種フロン類回収業者登録店(愛媛県)」、「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工です。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
三菱電機 MLZ-GX5617AS 1方向吹出しタイプ天カセハウジングエアコンです。
既存機も三菱電機製でした。
すごい年代物です(^_^;) 仕様書見ると1989年って書いてありました...
29年...さすが三菱(*^^*)
もちろんまだ全然現役で、ガンガン動いていますが、、、
「焦げ臭い臭いがする。」という事で、取替えのご依頼をいただきました<(_ _)>
手前に見える室外機は、以前アベ冷熱技研が取替えさせていただいたものです。
今回取替えの室外機は...
作業はお隣の敷地からアクセスさせていただくため、先に許可をいただいています。
重いのに、まぁまぁ大変な場所に設置されていました。
隠蔽配管流用なので今回もここへ置きますが、搬出が大変...
業務用パッケージエアコンなので、フロンガスの回収作業が必要ですが、元気に動いているので室外機へポンプダウンして撤去。
フロンガス回収は、持ち帰って行います。
今回も電動リフトが活躍です(*^^*)
と言うか、壁にピッタリ付かないので、結構危険な思いをして下ろしました。
診察室で、室内機の撤去に掛かります。
パネルを外したところで、ん???
あれ?ドレン管が断熱されていませんね。
よく結露しなかったもんだ(^_^;)
重たい室内機を撤去しました。
うわぁ、このドレン管、ずっと向こうまで断熱されていません...
忘れていたのか、何も考えてないのか...
しかも逆勾配になっていて、たっぷり水が溜まっていました。
え?もしかして29年分?(・_・;)
とりあえず押し込めるところまで断熱材を巻いて、勾配を付けておきます。
取付位置を決めて、型枠を設置。
アンカーを打つ場所を決めます。
アンカーを打ち込んで、吊りボルトを設置。
既存配管を流用しますが、配管サイズが3分・5分とワンサイズ太いため、異径ユニオンを使って3分→2分、5分→4分へサイズダウンします。
配管のサイズダウンがOKかどうかは、メーカーに確認済みです。
ただし能力が落ちるため、エアコンの能力はワンランク上げています。
冷媒配管をフレア加工して、ドレンも段取りしておきます。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存の開口部が大きすぎて、ここをどうしようかとずっと考えてたんですけど、こんな感じで天井ボードを取付けました。
天井面は総クロス貼りなのと、かなり変色しているため、阿部がして差し上げれるのはここまでです。
これ以上を望まれる場合は、その道のプロにご依頼ください(^_^;)
パネルを取付けて、作業完了です。
あとは、外れかかっていた他社施工のモールを留めなおして、試運転開始。
異常がない事を確認してお引き渡しです。
「お休みなのにすみません。これで快適に使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
焦げ臭い臭いもなくなって、不安な思いをする事もなくなりましたね(*^^*)
さて持ち帰ったエアコンは、フロン排出抑制法に基づいて、機器内のフロンガスを回収します。
回収ボンベに回収したフロンガスは、破壊処理業者へ持ち込み適正に破壊処理されます。
この様に、業務用エアコンは家庭用エアコンの家電リサイクル法とは違い、フロン排出抑制法の扱いになります。
アベ冷熱技研は「第一種フロン類回収業者登録店(愛媛県)」、「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工です。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:
エアコン工事
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