2016年3月11日金曜日

ボイラー修理(接続配管腐食による水漏れ修理)

「ボイラーから水漏れしよるんですが、見てもらうことはできますか?」と、ご依頼いただき、点検・修理にお伺いしてきました。


バルブが閉められているので、水は出ていませんでしたが、漏れていた形跡が。。。


断熱材を取ってバルブを開けると、水が吹き出してきました。
接続口のところが腐食していますね。


配管を外そうとしたら、ポキっ。。。(T_T)

折れ込んだ部分は、チマチマと削りだしていかなければなりません。。。

外した配管内部には、鉄管特有のコブがいっぱい。

人間で言う動脈硬化みたいな感じです。
昔の水道管はこの鉄管が多く使用されていました。
古いお宅にお伺いすると、まだまだ鉄管を使っているところは多いですね。

今回はボイラーもそろそろ取替え時期ということで、応急処置対応。

ワンダーチューブで接続。

保温材を巻いて完了。


減圧弁のフィルターも点検しておきます。
やっぱり。。。

上水道なので水質の問題ではなくて、水道管の問題の様ですね。
ボイラー取替えの検討をされるそうなので、取替時に配管周りの大幅な更新が必要そうです。

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2016年3月10日木曜日

マンションでダイキン「うるさら7」エアコン取替工事(MDダクト施工)

分譲マンションにお住まいのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

ダイキン製 うるさら7 4.0kw 200V ルームエアコン お客様支給品です。


既存機は東芝製の2.8kwタイプ。
運転ランプは点くけど、動かないそうです。


室外機はこの場所。


配管は一部隠蔽になっていますが、足元に点検口があります。


ここを使って配管入れ替えろよって事ですね?(^_^;)

マンション設計する人たちって、何をどう考えてるんですかね?
まぁ、ここで書いてもどうしようもないので止めておきますけど。

既存機を撤去。
配管も取り替えるので、引きずり出します。

ケーブルを残しているのは、新たに配管を入れるために、このケーブルに縛って引っ張るためです。

位置決めをして、背面板を取付け。
MDダクトを配置していきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

まぁまぁ配管入れるのに苦労してます。。。

はい、「うるさら」ですから、例の余計なホースがあります。。。

この太さに、まぁまぁイライラしますよ(^_^;)

キワメツケはこの室外機です。。。

大き過ぎてプラロック無しでも頭がつかえてます。。。
それにこの場所、床勾配が付いているので、奥に行くほど狭く、これ以上奥に入りません(T_T)
もうここしか置くところはありませんので、お客様にもご納得いただいて作業を進めます。

室外機に配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じになりました。

半分程度前に出ていますが、そんなに違和感はありませんね(^_^;)

コンセントは100Vだったので、、、


200Vへ電圧切り替えをして、コンセントを取替えます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「室外機もなんとか収まって良かったです。」と、大変お喜びいただきました。
次回はご購入前にご相談いただければと思います(^_^;)

アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年3月7日月曜日

月額利用料を抑えるためにPikaraからCATVへ乗り換え工事

午前中、インターネットサービスのPikaraから、CATVのネットサービスへの乗り換え工事にお伺いしてきました。


お客様から、「現在、実家ではピカラを利用中ですが、私が引っ越しをしたため高速な回線を使用する必要はなくなり、速度が遅くとも安価で安定した環境を検討中です。愛媛CATVのインターネット接続もその一つなのですが、阿部さんがCATVの工事もやっておられたことを思い出しまして。。。」とご相談いただき、ご説明にお伺いしました。

現状は、Pikaraのネットと電話サービスを利用中。


Pikaraは、光ネット4,200円+光でんわ500円=4,700円(税別)
1Gバイトの高速通信(・∀・)



一方、愛媛CATVの方は、ケーブルインターネット(光10)1,900円+ケーブルプラス電話1,330円=3,230円(税別)
通信速度は10Mバイト。



月額利用料の差は、1,470円。年間だと17,640円!
松山市内はケーブルプラス電話利用者が多いので、同サービス同士の無料通話も合わせると、かなりお得ですよね。
家族みんなで美味しいもの食べに行けますよ(・∀・) 関係ないか...(^_^;)

「スピードが遅いじゃないか」とか言う人。
じゃぁ、あなたはネット回線を使って何を送受信されていますか?
メールがほとんどとか、ホームページ閲覧くらいの方に、1Gのスピードなんて必要ありませんね。
浮いたお金で食事に行く方が...(^_^;)シツコイ
ちなみに阿部は、この光10サービスをずっと使っています。

とういう訳で、乗り換えのご依頼をいただき、本日工事にお伺いしてきました。
Pikaraの光ケーブルは、電話配管を利用して導入されていました。


プレートをはぐって見ると・・・

パイプがVE14でかなり細いです。

ちょっとツッコんでみましたが、曲がりのところで止まってしまいます。。。


仕方ないので、現在利用していない電話線と入替えることにしました。


途中の中継BOXを経由して、、、


屋外の保安器へ接続します。

白いBOXはPikaraのものです。

電話プレートは外して、ノズルプレートへ取替えました。


ケーブルの末端処理をして、異常がないかレベル測定。


いいレベルが出ています。


右から電話用EMTA、ネット用モデム、プレゼントのWiFiルーターです。

はい、WiFiルーターは無料プレゼントですよ(^^)

持参したパソコンで、有線接続の速度測定。


10Mサービスで9.605Mbps!優秀ですね。
1Gで1G近く出ることはありませんから。


スマートフォンを使ってWiFi接続して、スピード計測。
これも問題なし。


あとは、電話機で今まで通り通話ができる事を確認してお引き渡しです。

パソコンへの接続設定はお客様ご自身でされるそうなので、今回はこれでお引き渡しです。
Pikaraの解約・撤去は、電話の番号ポータビリティが完了後にお手続きしていただきます。

これからは安価で快適にネットライフが楽しめる様になりましたね。

はい、ここまでの初期費用全部無料です!
初期費用無料の上に、ネット使用料も2ヶ月無料!
電話は2,000円キャッシュバック!
オカシクないですかコレ(^_^;)
毎月の使用料もかなりお得になるので、メリットしかありませんね。

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2016年3月5日土曜日

ブレーカーが頻繁に切れるので電気容量増設工事

「最近、暖房器具使うと、よくブレーカーが落ちてイカンのですよ。阿部さんとこでそんなのもお願いできるんですか?」とご相談ご依頼いただき、電気容量増設工事にお伺いしてきました。


既存分電盤です。


主幹ブレーカーは30A。6回路分岐。

30年程度経過しているため、設備的には容量不足と老朽化が進んでいますね。

電子レンジ、オーブンを使っているコンセントは、専用回路ではありません。。。


エアコンは4台ありますが、すべて足元のコンセントから取っています。。。


極めつけはコレですね。。。

これが2台あって、レンジと同回路のコンセントから取っていました。。。
これだけで1000Wありますからねぇ。

こちらのお宅、契約内容がちょっと変わってます。

電力量計が3つ。(4つありますが、1つはタイマーSW)
1つは電気温水器の深夜電力メーター。
残り2つは電灯用電力メーターですが、この建物、繋がってるんですけど、以前は2世帯住宅だったそうで、そのまま残っている状態です。

ブレーカーボックス内には、主幹ブレーカー60Aが付いていて、分岐が30A×2個。

ん?あれ?よく見ると、右の30Aは60Aに繋がっていなくて縁が切れてます。
もともとは繋がっていた感じですけど、契約を分けた感じですね。

図面を描きます。
図面の左上の点線の部分が、30Aブレーカーの領域です。

今はほとんど使用してない領域なので、予算の都合上ここは触らないことになりました。

主幹ブレーカーが60Aですから、これ以降の設備を増強する方法でご提案し、ご依頼いただきました。
まずは四国電力へ申請手続きを行い、受理されると工事に掛かります。

広いお家ですが点検口が各所にあるので、いろんなところから天井裏へアクセスします。


幹線ケーブルを新たに電力量計~分電盤まで通していきます。

既存のケーブルはVVF2.6mm×3芯ですが、電気容量が増えるのでCV-T14sqへサイズアップします。

配線工事中は停電を避けたいので、既存の分電盤を横へずらして配線作業。

分電盤を動かしていたら、ふっと照明が消えました???

ブレーカー落ちてないのに、電圧が掛かっていませんよ???

分電盤をゆすると点いたり消えたり・・・ どうもブレーカーも老朽化で接触が悪くなっている様です。。。
ちょうど換え時でしたね(^_^;)

増設回路は6回路。各部屋へケーブルを通していきます。


あっちの天井裏。


こっちの天井裏。


大きな梁があって通りそうもないところも諦めません!

梁の近くまで這いずって行ってでも通します(^^)v

エアコン横に開口して、ケーブルを引っ張ってきます。


専用コンセント設置完了。


ここから停電作業に掛かります。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


ブレーカーボックス内は、真ん中にあった30Aのブレーカーを撤去。

60AのブレーカーへCV-T14sqを接続します。
一次側(電力量計側・引込側)はCV14sq×3芯なので、今回は触りません。
将来、電力量計を1つにまとめる場合は、このブレーカーボックス内で処理できます。

すべての接続作業が完了すると、絶縁抵抗などのチェックをして電源投入。


パナソニック製 扉付き分電盤 主幹60A、分岐回路は14回路に増えました。


あとは各部屋の増設コンセントの電圧を確認して、コンセントを差し込んで完了です。

「あぁ、これで安心して電気が使えるようになった。ありがとうございます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。