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2018年4月12日木曜日

エアコンの引越し(移設)隠蔽配管のエアコンと取替工事

お客様の息子さんが近くの賃貸住宅に住まわれていて、今回ご実家へ戻られるとの事で、エアコン移設工事をご依頼いただきました。

はぃ、引越屋さんに頼めばいいじゃないって思いますよね(^_^;)
アベ冷熱技研にエアコンの移設をご依頼いただくお客様は、いろいろな経験をされています。
解りますよね。え?今までたくさん書いてきましたからもぅ詳しくは書きません。
そう言うことです(^^)

まずは今までお住まいだったお宅へ、エアコンの取外しにお伺いします。

冷房運転を行い、しっかりとポンプダウン(フロンガスの回収)を行って取外します。
この取外作業も重要な工程の一つですね。
取外しを失敗すると、ガス不足の原因にもなります。
タマに素人さんに「取外し方を教えてくれ」って聞かれますが、勝手にググってやってください。
失敗してケガされても責任取れませんから。

さて、移動してご実家の方へやって参りました。
既存機があります。
富士通ゼネラル製でかなり古いので、今回の移設機と取替えます。


こちらのお宅の既存エアコンは、すべて隠蔽配管(壁の中に配管を通している)です。

外観の見た目はいいですが、壁内で配管が結露したり、配管の隙間から外気が侵入したりと、いろいろと問題が出てきますね。
アベ冷熱技研があまり隠蔽配管をお奨めしていないのは、そんな理由があるからです。

既存機を撤去しました。
既存の隠蔽配管は使わないので、壁内でカットします。


室外機後ろの配管もカットして、配管穴はきちんと塞いでしまいます。


元の配管穴を利用して、外壁側へ穴を開けます。


気密性確保と、小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

引越業者の下請け業者さんは、ここで古い配管は取替える様に奨められます。
まだ使える配管も、すべて取替えを奨められます。
なぜか解りますよね。
適正価格で工事を請負っていれば、使える配管を取替える様に奨めたりしませんね。
取替えると、結構な金額要求されますよ。

はぃ、配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

この電動真空ポンプ、使わない業者さんも多いですから気を付けましょうね。

外周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

この後、照明器具の取り替えなど、諸々ご依頼いただきました。
「お忙しそうな時に、いろんな事お願いしてすみません。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年4月5日木曜日

らーめん館麺人さん二号店出店のお手伝いで天カセパッケージエアコン新設工事

三津方面に二号店を出店される「らーめん館 麺人」の大将からのご依頼で、パッケージエアコンの新設工事にお伺いしていました。

三菱電機製 スリムER5馬力天カセ4方向吹出しタイプ お客様支給品です。


現地調査は2月にお伺いしていました。
建物はマンションの1階部分のテナントで、前も飲食店だった様な造りです。


年代物の三洋電機製の天吊りエアコンが残っていました。


これは配管もカットされていて、動きません。


間取りはこんな感じで、既存機の場所だと厨房が暑いだろうと思い、4方向吹出しでこの位置をご提案。

ご採用いただきました<(_ _)>

さて、位置はここがベストなんですが、配管をどうやって外へ出すか。

天井周りはすべて梁なので、コア抜きはできません。
外壁側はすべて窓。
という訳で、近くに開いている通気口を使う事にします。

外周りはこんな感じで、室外機はこの位置しかありません。


では工事に掛かります。
実は工事は3月初旬に開始しました。
内装屋さんが入る前に室内機を吊っておきたいのと、3月は大きな工事の予定が詰まっていましたから。

まずは既存の室内機を撤去します。

この室内機、52kgもありました。
電動リフトで降ろすんですけど、リフトから降ろすのに泣きそうになりました(T_T)

はぃ、気を取り直して、新しい機器の取付けに掛かります。
まずは、このライティングレールを撤去。


位置決めをしてアンカーを打ち込み、吊りボルトを下ろします。


電動リフトで室内機を吊り込みます。

ちなみにこの室内機の重量は、25kgです(*^^*)

配管類を接続していきます。

これ結構大変なんですよ。
脚立の上でベンダを使って5分の配管曲げるので、変な筋肉がピキって言います(;´Д`)

ドレン管も接続して、こんな感じで室内側完了。


外部配管もテープ巻き仕上げで。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


とりあえずガスを送っておいて、一旦完了とします。
室内機はパネルを付けずに、養生しておきます。

後日から内装屋さんや、電気工事屋さん、水道屋さん、ガス屋さんたちが入って、ガンガン作業するため、ホコリが入らない様にしておく訳です。

あれから一ヶ月ほど経っての本日、大掛かりな工事が大体完了したので、夕方から仕上げにお伺いしてきました。

電源ケーブルとリモコンケーブルは、電気工事屋さんにお願いしていました。

まずはリモコンを取付けて。


室外機の電源ケーブル接続と、室内機のパネルを取付けて作業終了。


電源を投入して試運転開始。


異常がないことを確認して、お引渡しです。


「らーめん館 麺人」さん二号店、ちょっとOPEN時期が伸びましたけど、4月10日OPENに向けて、内装仕上げも進んでいましたよ。

松山であの美味しい熊本ラーメンが食べれるなんて、わくわくしますね(*^^*)
大将、ご依頼ありがとうございました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2018年4月2日月曜日

なかなかなスリル感の三菱霧ヶ峰エアコン取替工事

4月になりました。
今日もいいお天気で、エアコン工事日和でした(*^^*)

三菱電機 MSZ-AXV2217-W ムーブアイ搭載フィルター自動掃除無しタイプです。

寝室という事で、寝る時に快適なもので省エネタイプをご希望。
フィルター自動掃除機能はいらないとの事でしたから、AXVタイプをご提案させていただきました。

今回のご依頼は、エアコン取替えです。
シャープ製。まだ使えますが、パネルの支持部が割れているのと、もう古いので取替えをご希望でした。

専用コンセントが無くて、足元のコンセントを使って運転されていた様です。

室外機は屋上?


はぃ、3階建ての建物でお部屋は3階。
下は車や自転車、歩行者が頻繁に行き来する場所です。


室外機は屋上に。4階の高さです。


さて、高所作業車なんて使える場所ではありません。
Lアングルを窓枠に渡して...


よいしょっと...(>ω<)


Lアングルに、人生のすべてを掛けます・ω・
良い子は絶対に真似をしないでくださいね。


既存機を撤去。


と言うか、外すのに結構チカラがいりました?
うわっ!配管穴が...(T_T)

この外壁、表はサイディングボード張っていますが、内部はALCっぽいです。
「穴開けてたら鉄筋が出てきたんで、諦めました。」という案件ですね。

広げてもいいんですが、この場所で穴開けをしようと思ったら、下の道路にガードマンがいないと無理です。

という訳で、かなり辛い思いをしながら配管を通していきます。


はぁーはぁーと息を上げながら、なんとか室内機設置。


また身を乗り出して、配管を立ち上げます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きしている間に、専用コンセントを増設します。
まずは分電盤から天井裏へ、ケーブルを通していきます。


近くの点検口を経由。


この天井裏はあまり高さ的に余裕がないので、結構大変です。


室内機の横にケーブルが出てきました。


コンセントを取り付けて、ブレーカーを投入。
電圧確認を行って、すべての作業が完了。


あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「おぉ、キレイに付きましたなぁ。いやぁ、阿部さんが落ちやせまいかと思て、気が気じゃなかったですわぃ。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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