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2017年1月12日木曜日

テナント店舗で壁掛形パッケージエアコン新設工事

電気工事のご依頼をいただいていたテナント店舗のオーナーさんから、「エアコンの取付けもお願いします」とのことで、本日取付にお伺いしてきました。

東芝製 壁掛形パッケージエアコン4.0kwタイプ お客様支給品です。

そうなんです。ルームエアコンじゃなくて、業務用パッケージエアコンなんです。
4.0kwタイプなので、ほんとルームエアコンと同寸法です。
建物の電気容量が足りないため、エアコンは動力回路じゃないと持たないんです。

では取付に掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。

右側のケーブルは、電源用ケーブルです。

配管穴を開けていきます。
建物は鉄骨造で、外壁はALCなので、スルスルっと開きました。


配管穴に貫通スリーブを挿入します。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


室外機は置くスペースが無いため、壁面置きにします。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。


ドレンは塩ビ管を使って立ち下げ。
左に見える丸いフタのところが排水口ですが、足を引っ掛けると危ないので、途中までで止めています。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

電気工事も終わって、エアコンも付きました。
追加で、愛媛CATVのインターネットのお申込みもいただきました。
こちらは2月に入ってから工事にお伺いさせていただきます<(_ _)>

いつの間にか、入口のドアもできていましたよ。

これはワクワクする!お店のOPENが楽しみですね(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2016年12月26日月曜日

ゼロエネルギーハウス(ZEH)へエアコン1台で全館空調のルームエアコン取付工事

話題のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築住宅へ、ルームエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 省エネZXVシリーズ5.6kwタイプ、建築会社様支給品です。

なんだこれ?なんでこんなところにエアコン?って思いますよね(^_^;)
実はこのエアコン1台で、この建物すべてのお部屋をまかなえるんです(゚∀゚)

では、今日までの工事の模様を。
まず建前が終わり、ある程度進んだ9月に隠蔽配管にお伺いしていました。


室外機は建物裏の方へ置きたいので、まぁまぁの距離を横引きしていきます。


基礎の配管穴は、コンクリート打込み前にボイド管を入れてくれていたので、それを使用。

外部は外周りの作業の邪魔にならない様に、配管の余長を取って養生しておきます。

さすがに配管距離が長いので、ドレン管は別ルートの最短距離で外部へ。


ここも既存穴を使って外部へ。

ここからの立ち下げは、水道屋さんがやってくれるそうです。

とりあえずこんな感じで先行配管作業終了。

どんな感じに仕上がるのか、口で説明してもらいましたが、この時はまだ全然イメージが沸かず...
エアコン、こんな低い位置でホントに大丈夫なんだろうか?と、少々不安...(^_^;)

とりあえず大工さんが、ある程度壁を貼ってくれるまで日を置きます。

まだ行かなくていいんだろうかと思い出した11月。
「阿部さん、そろそろリモコン線を入れておいてください。」との連絡を受け、現場へ。
そうなんです。ワイヤレスリモコンじゃなくて、リビングで操作するため、リモコン線をエアコンの所からリビングまで入線する作業があります。


まぁそんなに距離はないんですけどね。
壁貼られちゃうと、入線するの結構大変ですから...(^_^;)

とは言いながら、この壁貼られててたのを、大工さんに許可もらって剥いでやりましたけど...(T_T)

はぃ。という訳で、12月も年末押し迫って内壁が仕上がったので、取付工事にお伺いしました。
うぉぉ...結構狭い...(^_^;)


ホントにこの高さでいいんですね(^_^;)と再確認して、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ずっと正座しての接続です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きをしている間に室内機をバラして、ワイヤードリモコンを接続するための制御用インターフェイスを接続します。


あとは、リモコンを取付けて試運転開始。

異常がない事を確認して、お引渡しです。

で、これどうなってんの?って言う話ですが、こんな感じになってます。

ホントはですね、上の点検口が給気口だそうで、開けておかないといけないのを、ご丁寧に阿部が閉めちゃってる写真ですf(^_^;)
このスペース自体が「ダクト」の役目を持っていて、魔法瓶の様に断熱された建物内を空調された空気が循環して行くというシステムになっています。
足元のグリルから床下にダクト扇が設置されていて、強制的に循環されています。

通常はこの様に扉を閉めて運転します。


各部屋にはこの様な吹出口があって、24時間全館空調されています。


え?24時間も運転したら、もの凄い電気代じゃないの?って思いました?
最初に書きましたけど、ゼロエネハウス(ZEH)ですから。
大きな屋根に設置された、高出力の太陽光発電システムのお陰で、電気代など気にする必要もありません。

家の中は年中一定温度。
すばらしく快適な空間の完成ですね(*^^*)

今回ご依頼いただいたのは、「自然派住宅専門店ワンズスタイル」さん。

代表の神野さんとは、かなり前からのBlog友さんで、仕事への取り組みや使用する素材へのこだわりに共感しています。

こちらのお施主様、「神野さんに出会えて良かった。リフォームで済まそうと思ってたけど、基礎の問題とか、補助金の事とか、親身になっていろんな提案をしてくれたのは神野さんとこだけだったんです。ホントいいお家ができて嬉しい。」とお話されていました。
ワンズスタイルさん、お奨めです(*^^*)

神野さん、ご依頼ありがとうございました(*´ω`*)

2016年11月26日土曜日

事務所の天吊形エアコンを天カセ形パッケージエアコンへ取替工事

いつもお世話になっている企業様のご依頼で、業務用パッケージエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 PLZ-ZRMP112EFK 4方向天井カセット形4馬力ムーブアイ搭載パッケージエアコンをお買い上げいただきました。

既存機も三菱電機製ですが、天吊形の3馬力が設置されていました。
製造年の記載はありませんが、仕様書で確認すると1998年製の様です。

まだ動いていますが、年式も古く、効きが悪くなってきたため取替えをご希望です。

今回、3馬力から4馬力へ能力UPするため、電源周りの事前調査も必要です。
既存の電源ケーブルがVVF2.0mmなので、このケーブルは引き直さないといけませんね。

電源は、事務所棟の隣りにある倉庫の方から引いているので、結構な距離があります。

新たに室内機を取付ける場所は、事務所の中心部分。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去します。
運転可能なので、フロンガスは一旦室外機の方へポンプダウンします。

位置決めをして、天井を開口します。

開口部を点検口代わりに、作業を進めます。
天井裏は、腰をかがめて歩ける程度の高さがあるので、作業はし易いです。

できるだけ外壁に余計な穴を開けたくないので、既存の配管穴を流用します。

配管類を入れて行きますが、このまま真っ直ぐ入れてしまうと、事務所内へ出てしまいます。

外壁と内壁の間が広いので、天井裏からじわじわと曲げながら天井の方へ引き込んでいきます。

ドレンはVP管を使って勾配を取ります。
なんとか室内機側まで入りました。

電源ケーブルも、倉庫の方から引き直しておきます。
距離が長いですから、電圧降下も考慮してCV8sqを採用です。

ブレーカーも新しいものに取替えました。

室内機を吊るために、C形チャンネルと吊りボルトでH鋼へしっかりと留めます。

室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きをしている間に、室内機のグリルを取付けておきます。

室外機周りはこんな感じで完成。

リモコンを取付けて、試運転開始。

異常がないことを確認してお引渡しです。
これで事務所中、ムラなく風が行き渡る様になりましたね。
3馬力から4馬力へと能力が上がりましたが、消費電力はほぼ変わらないのと、ムーブアイ搭載でかしこく運転してくれるので、省エネ性も向上しました。

「キレイに取付けてもらって、ありがとうございます。これで快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

持ち帰ったエアコンは、室外機内に残っているフロンガスを回収して廃棄処分となります。
業務用のパッケージエアコンはフロン排出抑制法の適用ですから、機器内部にあるフロンガスを回収しなければなりません。
これを行わないと、産廃業者さんがエアコンを引き取ってくれない仕組みになっています。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。