2010年9月18日土曜日

マンション集会室で天カセ形PAC取替工事

先週、今週の2日間で、マンションの集会室に設置されているパッケージエアコンの取替工事にお伺いしていました。

水曜日に工事完了していたのですが、お客様の都合で、本日夕方に試運転・取扱説明をしてお引き渡しさせていただきました。

既存機は、三洋電機製4馬力。


室外機は、玄関ロビーの上部へ設置されていました。


実は、6月に修理見積りでお伺いしていて、コンプレッサー付近からのガス漏れを確認していました。

冷凍機オイルが出た形跡がありますが、結構前から漏れていた様ですね。

ゲージ圧も「ゼロ」で、まったくガスが残っていない状況でした。

取替えの方向で、お見積りを提出させていただいていたのですが、3か月後の今月初めに「あの見積り、まだ有効で取替えできないですか?」とご連絡を頂きました。
もう他の業社さんが取り替えたんだろうと思っていたので、ビックリでした。

でも、ご存じの通り在庫が無い。。。
またもや「お願い」攻撃で、仕入先さんとメーカーさんに頑張っていただき、「生産上がり未定」の納期を一週間に短縮していただき、今週完工できました。
お願いばっかりしていると、後が怖いんですが。。。(^_^;)

で、取替工事に掛かります。

お馴染み、電動リフトで室内機を下します。

新しく取付ける室内機は寸法が違うため、少し余分に天井開口し、吊りボルトの位置もアンカーを開け直して下地処理。


既存配管を流用するのですが、配管サイズのダウン(6分→5分)と延長も兼ねて溶接します。

溶接時にはかならず窒素ガスを流して、配管内部の酸化を防ぎます。

配管接続部をフレア加工しておきます。


室内機を吊り込み、配管類を接続していきます。

新しい室内機は、既存機に比べてコンパクトになっているため、このままでは開口部を塞ぐことができません。

こんな時に使用するのが、別売部品のワイド化粧パネルです。

今回の様なリニューアルには必須ですね。

パネルとグリルを取付けて、室内機側完了です。


室外機は80Kgあるので、さすがにハシゴでの上げ下しは危険なため、クレーンで入れ替えました。

昨年受講した「玉掛け作業」資格が活かされました(*^^)v

室外機側も配管加工して接続。

真空引き作業をしっかり行い、配管内部を真空乾燥させます。

作業が終わると試運転して、異常が無い事を確認して完了です。


三菱電機製 4方向天井カセット形パッケージエアコン MPLZ-RP112BN


室外機もコンパクトになりました。

コンクリートブロックにステンレスボルトでアンカー留め。
屋上防水シートを傷めない様に、ブロックの下にはゴムシートを敷いています。
既存のラッキングの高さが同じで、流用できたので良かったです。

ふっと考えると今週、3台のパッケージエアコン取替えを行ってました。
どうりで腰が痛い訳です。。。(-_-メ)

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