2011年8月22日月曜日

プレハブ事務所へCATV分配工事

先週、エアコン工事にお伺いしたプレハブ事務所へ、CATV配線の分配工事にお伺いしてきました。

以前はアナログテレビで、卓上アンテナを使って何とか映っていたそうですが、地デジ化に伴い映らなくなっていました。
アンテナを建てようかと迷っておられましたが、隣のご自宅にCATV導入済でしたので、CATVの分配をお奨めし、ご依頼いただきました。

まずは、隣の宅内側設備を調査します。
最初、押入れの点検口を開けると、S5C-FBケーブルが何本か見えたので「分配器はここやね」と思って見渡しても、ブースターも分配器も見当たらず。。。
数本のケーブルが壁の中に入っていたので、引きずり出すと・・・出てきました(-_-メ)

落ちたのか、落とし込んだのか。。。
ホコリだらけのブースターと分配器。
このブースターは初めて見ましたが、CATV専用なので流用。
ブースター入力側に-10dBのアッテネーターが付いていますが、入力レベルから見ても必要無いので外します。
分配器はアルミダイカスト製の物に取り替えます。

プレハブへケーブルを通すため、スチールワイヤーとケーブルフィッシャーを使って、天井裏にケーブルを通していきます。


外壁を貫通し防雨プレートを取付け、ステンレス支線に同軸ケーブルを添わせてプレハブ側に飛ばします。


宅内天井裏へ戻り、分配器を交換。

既存が2分配器だったので4分配器に取替え、1端子は将来の分配工事に備えてダミー処理しました。

既存ブースターを見ると、上り切換スイッチが双方向になっていたので、単方向に修正しておきました。

これ設置した方は何を考えていたんでしょう?
愛媛CATVは映像とネットの回線を保安器で切り分けているため、映像側の上りはありません。

ブースターもキチッと梁にビス留めしておきました。

これで壁の中に転落する事もありません。

プレハブ側でレベルを測定します。

宅内側のレベルを適正に合わせると、プレハブ側が80dBを超えるチャンネルが出るため、ブースターに付いていたアッテネーターを流用して-10dB落として適正レベルに調整します。

テレビに接続してチャンネル設定。

お客様に映りを確認していただいて、お引き渡しです。

「いやぁ、だいぶ映る様になったねぇ。これ、毎月の利用料が掛かるんやろ?」と言われました。
ここ、勘違いされているお客様が多いのでもう一度。
テレビ2台目以降は、STB(セットトップボックス)を設置しないかぎり、「無料」でご覧いただけます。
地元の地デジ放送は当然の事ながら、アナログチューナーを積んでいるテレビなら、下記のチャンネルが「無料」でご覧いただけますよ(*^^)v

映るチャンネル数は、お使いのテレビの性能次第で変わりますのでご了承ください。

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2011年8月19日金曜日

築山町でUHFアンテナ新設工事

今日は雨の予報だったのに、快晴でしたね(^_^;)
来週に予定していたアンテナ工事を前倒しして、お昼からお伺いしてきました。

先週、「地デジが映ったり映らなかったりするので見てほしい」と、同じ町内の方からご依頼いただいて調査にお伺いしていました。

屋根を見て「これ上がれんやん。。。」と、思わず口走ってしまいました(^_^;)
急勾配で瓦が粉を噴いているため、足場が無いと恐ろしくて上がる事ができません。
まだ死にたくないので、目視調査。
ブースターは見当たらず、UVミキサーのみが見えるので、一番上の20素子(広島向け)は使ってない様です。

ケーブルを辿って行くと、ベランダのBSアンテナと混合されています。

が、ここにもブースターは有りません。

そこからまたケーブルを辿って行くと、1階基礎に設置されたBOXのところで、宅内ケーブルにジョイントされていました。

立ち下がり部分だけでも3箇所ジョイントされていたので、ここまでS5C-FBケーブルに替えないといけないですね。

で、結局、ブースターはどこにも有りませんでした。。。
分配数が多いのでブースターは必須ですね。

調査結果を基に、ベランダへUHFアンテナを新設する様ご提案し、ご了承ご依頼いただきました。

まず、ベランダ内側へ側面金具を取付けます。


軒先にも側面金具を取付け。

既製品の側面金具では大きすぎるので、半分に切断しました。

14素子UHFアンテナで松山本局を狙います。


高さが低いのでレベルが少し低いですが、エラーフリーで十分受信可能です。


既存のBSアンテナも混合するため、このポールへ移設します。


BSのレベルも問題なし。


UHF/BSブースターを設置してケーブルを混合します。


アンテナ周りが完成しました。

逆光できれいに見えませんね。

ブースター電源部は、リビングのユニットへ接続。


適正レベルになる様に、ブースターのレベルを調整します。


各部屋のレベルを測定し、異常が無いことを確認してテレビに接続します。

映りをご確認いただいて、お引き渡しです。

外観はこんな感じになりました。

既存アンテナ、、、外したいなぁ。。。

2011年8月18日木曜日

プレハブ事務所のエアコン取替工事

いつもご依頼いただいているお客様から、お盆前にエアコンのガス補充のご依頼があり、点検にお伺いしていました。
既存機はダイキン製2.8kwルームエアコン。
大体、10畳用のエアコンです。

「効きが悪い」との事でのご依頼でしたが、ガス圧異常なし、吹き出し温度異常なしで、ガスの補充も必要ありませんでした。

なぜ効きが悪いのか?
建物です、建物。。。

プレハブ倉庫です。
天井は厚さ5mm程度の断熱材が入っていますが、壁は1mmあるかないかの鉄板。
お客様曰く「今まで効きよった」、のが不思議です。
直射日光が当たれば、能力不足に陥ります。

葦簀(よしず)か、簾(すだれ)で、建物に影を作る事をお奨めして帰ろうとしたのですが、「エアコンも古いし、電気代も安いやろうけん、新しいのに替えてや。」とお客様。
休み前にお見積りをお渡ししていたのですが、お盆明けに早速お電話いただき「早く替えてくれ」との事で、本日取替工事にお伺いしてきました。

まずは既存機を撤去します。

壁はペラペラの鉄板なので、コンパネを使って設置されていました。

既存コンパネを少し加工し、強度を上げて室内機を設置。

配管を接続していきます。

室外機を接続し、電動真空ポンプを使って配管内を真空乾燥します。


既存の室外機の周りが水浸しになって気になっていたので、ドレンはVP管を使って建物裏の排水桝付近まで導きました。


作業が完了すると、試運転を行って異常が無い事を確認してお引き渡しです。


三菱電機製 MSZ-GV361-W 霧ヶ峰のコンパクト・シンプルタイプです。

既存機が2.8kw 100Vタイプだったので、能力がワンランク上の3.6kw 100Vタイプをお奨めし、ご採用いただきました。

暑い日中はパワフルボタンを使っていただいて、運転していただく様にお奨めしておきました。

でもやっぱり、断熱するほうが省エネの観点からもいいと思います。
とりあえずこれで、暑い日も快適にお仕事ができますね(*^^)v

2011年8月17日水曜日

ルームエアコン取替工事(隠蔽配管)

みなさま、お盆はゆっくり休めましたでしょうか?
自分は宇和島三浦でゆっくりさせていただき、腰痛も何とか治まりつつあります。

しかし予想していた通り、やっぱり休み明けはバタバタです。
そんな中、お昼からエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

既存機は年代物ですが、まだ動いています。
お客様曰く「電気代が掛かるので省エネ機に取り替えたい」との事で、取替えを行います。

が、隠蔽配管でした。。。
「2階ベランダ置き」としかお聞き」していなかったので、事前調査なく、行き当たりばったりで作業開始します。
既存配管が再利用できない場合は、穴を開けなおして露出配管になる事をご了解いただきました。

既存室内機を撤去して見ると、配管を延長すれば何とか取付けできそうなのと、配管長が短く配管内の残留オイルも少なかったので再利用することにしました。

背面板を取付けて、ユニオンを使って配管延長を行います。
ドレン管が断熱ソフトドレンなので、かなり気になりますが流用するしかありません。
後でしっかりと排水テストを行います。

室内機をセットして、配管類を接続していきます。


室内機側を接続している間に、室外機側は社長が真空引きまで完了していました。


作業が完了すると、時間を掛けて試運転を行いお引き渡しです。

今回の機器はお客様支給品です。
隠蔽配管が流用できて良かったです。
新しいエアコンで、快適な省エネ生活をお送りくださいませ<(_ _)>

2011年8月16日火曜日

お盆休みのお知らせ

誠に勝手ながら、8月14日(日曜日)~16日(火曜日)は休業させていただきます。

なお、当社施工物件の故障等につきましては、緊急の場合のみ対応させていただきますので、お渡ししております名刺記載の携帯電話へご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。

ご不便お掛けいたしますが、よろしくお願い申し上げます。


追記:休み中は松山に居ません。
県内には居ますが、おそらくメールのチェックやBlog更新などはできない環境下にありますのでご了承ください。
携帯電話とパソコンは持ち歩いていますが、通信可能かどうかは不明です。

2011年8月12日金曜日

天カセ1方向ハウジングエアコン取替工事

先週、ドレンホースが朽ちていたのを取替えにお伺いしていたお宅で、「リビングのエアコンは洗浄できんやろか?」とご相談いただき、室内機を拝見させていただきました。

年代物の三菱電機製 天カセ1方向タイプのハウジングエアコンです。

製造年は93年。。。
18年経過しているので洗浄はお奨めできません。

室外機を見てみると。。。

「後からウッドデッキ作ったけん、こんなになっとんよ」との事ですが、熱交換効率悪そう。。。

室外機のバルブを覗き込んで見ると・・・

うわっ、オイルがべっとり。 ガス漏れしてますねぇ。
年数と言い、ガス漏れと言い、修理をお奨めはできませんね。

省エネ性・保証面で取替えの方がお客様にとってメリットがありますから、ご提案とお見積りをさせていただいたところ、即決でご依頼いただきました<(_ _)>

で、本日一日掛けて取替えしてきました。

まずは既存機を撤去。

無理矢理取付けている感じだったため、外すのに苦労しました。。。

既存機は左側接続でしたが、新しい室内機は右側接続のため、冷媒配管とドレン配管を右側へ延長します。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。

何事もなく吊れていますが、かなり苦労してます。 自分のミスもありますが。。。

パネルを取付けます。

既存の開口寸法が広いため、化粧ワイドパネルを間に挟み込みました。

室外機側も配管を延長し、溶融亜鉛メッキ仕上げの平置台を設置。


室外機を据付けて、真空ポンプで配管内を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


三菱電機製 MLZ-GX56RAS 化粧ワイドパネル付き

既存機5.0kwに対して、ワンランクアップの5.6kwを選択しましたが、消費電力はこちらの方が低いので省エネになります。
新しいエアコンで、快適な省エネ生活をお送りくださいませ<(_ _)>


今回の撤去作業で、久々に腰を痛めてしまいました。。。
何か嫌な予感がしたんですよ。
はぁ、、、当分痛みとの闘いです。
右腕のテニス肘も、痛くて熟睡できてないので辛いです(T_T)

2011年8月11日木曜日

第46回 松山まつり

本日から3日間、「[emoji:v-109]第46回 松山まつり」が開催されます。



今年もアベ冷熱技研は、「松山まつり協賛事業所」としてご協力させていただいています。

もちろん、今年も観に行く時間は有りませんが。。。(T_T)

祓川で地デジアンテナへ建替工事

午前中、アンテナの建替工事にお伺いしてきました。

「アナログ停波後も地デジが見れていたのに、突然映らなくなった。」との事。
既存アンテナを拝見すると。。。

一回、倒れた事があるそうです。。。
支線が鉄線なので、錆びて切れたみたいです。
しかし、地デジが受信できていたのが不思議ですね(^_^;)

UHF14素子アンテナを新たに建て、松山本局を狙います。

建物が平屋1階建なので、3.6mポールをカットせずそのまま使いました。
ステンレス製の支線で、しっかりと張ります。

正面に2階建の住宅がありますが、エラーフリーでいいレベルが出ました(*^^)v


今回は宅内側を触らないため、既存ケーブルへ接続します。

が、屋根上のケーブルは劣化が激しかったため、軒下までS5C-FBに取り替えます。

軒下の引込口でジョイントします。

この後、ジョイント部はテープを巻いて防水処理しました。

宅内で異常が無いか、レベル測定。

おそらく2分配されていると思いますが、十分なレベルが確保できています。

後はテレビに接続し、お客様に映りを確認していただいてお引き渡しです。

ホームページをご覧いただいてのご依頼との事で、「ここじゃないとイカン」とご指定いただいたそうです<(_ _)>
朝から酷暑でしたが、塩飴とアクエリアスの差し入れを頂き、何とか乗り越える事ができました。
ごちそうさまでした<(_ _)>

アナログは停波しましたが、今回の様に古いアンテナでギリギリのレベルで受信されている所は、まだまだ多いと思います。
地デジ対策はお済みですか?
アンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>