「量販店でエアコンを付けてもらおうと思ったら、電気容量が足りないんで取付けできないって言われたので、電気の容量を上げてくれませんか」と、ご依頼いただき、本日電気工事にお伺いしてきました。
既存の分電盤です。かなり古い借家で、漏電遮断器などは付いていません。
なんか2つ、無理矢理増設されているブレーカーが見えますね...
エアコン3台あるのに、この設備では貧弱です。
頻繁にブレーカーが落ちていたそうです...
幹線ケーブルは2.6mmx2c。
200V機器は使えず100Vしか取れません。
断られた取替え予定のエアコン...
電源周り、なんか凄いことになってますね(^_^;)
「阿部さんに任せます。安全に使える様にお願いします。」との事でご依頼いただき、電気図面を描いて四国電力へ電力増設申請。を行います。
電力から受付OKが出ると、電気工事に掛かります。
改めて分電盤を見ると...凄いですねぇ...
今まで事故がなくて良かったです。
既存の分電盤を撤去して、新しく漏電遮断器搭載の分電盤へ取替えます。
「悪そうなところがあれば、この際に治しておいてください。」とのご希望なので、キッチンのこの部分もタコ足過ぎるのと、延長コードが恐ろしく黒いので、別の場所へコンセントを増設します。
平屋なので天井裏スペースは作業し易いです。
でも築年数なりに、結構なホコリでマスクが必須。
はい、コンセント増設完了。
宅内工事が完了すると、電力量計を単3のスマートメーターへ取替えます。
幹線ケーブルは、VVF2.6mmx2cからCV-T8sqへ容量アップ。
外周りはこんな感じで完成。
以前はケーブルをそのまま外壁に留めていましたが、今回は塩ビ管で保護しました。
引込ケーブルは、まだ2線のままです。
竣工報告後、引込認定店がケーブル張替えに来てくれるので、とりあえず仮接続。
あとは絶縁抵抗計を使って、異常がないか確認後電源投入。
主幹ブレーカー50Aの漏電遮断器。分岐回路6回路となり、安心してご使用いただける様になりました。
で、そのエアコンの方ですが、結局「もうエアコンも阿部さんにお願いします。お奨めの安い物があれば付けてください。」との事で(^_^;)
さくっと、三菱霧ヶ峰GVタイプをお買い上げいただきました<(_ _)>
量販店さんありがとう(*^^*)チガウ
「あぁ、これで安心して使える。ホント丁寧にやってもらって助かったです。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
2016年9月14日水曜日
2016年8月23日火曜日
お店の看板照明投光器をLED投光器へ取替工事
いつもお世話になっている、いちやなぎクリーニングさんからのご依頼で、看板用投光器の取替工事にお伺いしてきました。
既存の投光器はHOLOPHANE製。
1台で看板をまんべんなく照らすことができる高性能広告照明です。
大型看板などによく使われていますが、こちらのお店にとっては厄介ものでした(^_^;)
お店のすぐ前は、車の往来の激しい道路。
ランプが切れる度に、高所作業車を使ってランプ交換をしていました。
高所作業車を使うと何万円も掛かりますから、かなりの負担ですね...
以前から、「できるならLEDに替えたい」とのご相談をいただいていたんですが、既存機と同じ配光で同じ照度のLED投光器を選択すると、何十万円という高額なプランになってしまって...
数週間、いろんな方法を考えていましたが、「そんなに明るくなくていいし、古くなってるので地震とかで落ちるのも怖いし、そこそこの明るさのものでいいから替えてください。」との事でご依頼いただきました。
作業は屋根上から行います。
さすがに道路側にハシゴは立てれませんから、側面から登ります。
上から見るとこんな感じ。
先端の灯具は23kg。支えている金具を合わせると30kgほどあります...
エアコンの室外機並の重量を、コーチスクリュー5本で支えています(p_-)
見てるだけで恐ろしい施工方法です。
下には車が通っているし、お客様が出入りしています...
どうやって外す??? 人力です・ω・
一気に外れて道路側に転落するのを防止するために、ロープで縛っておきます。
コーチスクリューを1本、また1本と外していく度に、ミシッ、ミシッと音を立てながら傾いていく灯具。
車が来ていない事を確認して、最後の1本を外した瞬間、一気に体ごと引っ張られて、危うく一緒に転落するところでしたが、なんとか無事に引き入れました(T_T)
危ないですねぇ、まったく。当分体の震えが止まりませんでしたよ。
重いですから、屋根上で全部バラして降ろしました。
ケーブル配線を振り分けて、新しい投稿器を取付けます。
こんな感じで2方向から照らす様に設置。
このアームはビスを緩めると左右に振れるので、屋根上からランプ交換が容易に行なえます(^^)v
重量も既存機と比べ物にならないほど軽いです。
ランプは岩崎電気製LDR33N-H/E39W750 LEDランプです。
消費電力は33Wなので、既存機に比べたらかなりの省エネですね。
こんな感じで完成です。
「明るさ十分です!これで安心して使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研では、省エネLEDへの取替えや省エネプランの作成も行っていますので、お気軽にご相談ください。
既存の投光器はHOLOPHANE製。
1台で看板をまんべんなく照らすことができる高性能広告照明です。
大型看板などによく使われていますが、こちらのお店にとっては厄介ものでした(^_^;)
お店のすぐ前は、車の往来の激しい道路。
ランプが切れる度に、高所作業車を使ってランプ交換をしていました。
高所作業車を使うと何万円も掛かりますから、かなりの負担ですね...
以前から、「できるならLEDに替えたい」とのご相談をいただいていたんですが、既存機と同じ配光で同じ照度のLED投光器を選択すると、何十万円という高額なプランになってしまって...
数週間、いろんな方法を考えていましたが、「そんなに明るくなくていいし、古くなってるので地震とかで落ちるのも怖いし、そこそこの明るさのものでいいから替えてください。」との事でご依頼いただきました。
作業は屋根上から行います。
さすがに道路側にハシゴは立てれませんから、側面から登ります。
上から見るとこんな感じ。
先端の灯具は23kg。支えている金具を合わせると30kgほどあります...
エアコンの室外機並の重量を、コーチスクリュー5本で支えています(p_-)
見てるだけで恐ろしい施工方法です。
下には車が通っているし、お客様が出入りしています...
どうやって外す??? 人力です・ω・
一気に外れて道路側に転落するのを防止するために、ロープで縛っておきます。
コーチスクリューを1本、また1本と外していく度に、ミシッ、ミシッと音を立てながら傾いていく灯具。
車が来ていない事を確認して、最後の1本を外した瞬間、一気に体ごと引っ張られて、危うく一緒に転落するところでしたが、なんとか無事に引き入れました(T_T)
危ないですねぇ、まったく。当分体の震えが止まりませんでしたよ。
重いですから、屋根上で全部バラして降ろしました。
ケーブル配線を振り分けて、新しい投稿器を取付けます。
こんな感じで2方向から照らす様に設置。
このアームはビスを緩めると左右に振れるので、屋根上からランプ交換が容易に行なえます(^^)v
重量も既存機と比べ物にならないほど軽いです。
ランプは岩崎電気製LDR33N-H/E39W750 LEDランプです。
消費電力は33Wなので、既存機に比べたらかなりの省エネですね。
こんな感じで完成です。
「明るさ十分です!これで安心して使えます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研では、省エネLEDへの取替えや省エネプランの作成も行っていますので、お気軽にご相談ください。
2016年8月18日木曜日
ブレーカーが落ちるので電気容量を増やす電気工事
「電気の容量が少なくてブレーカーが落ちるので、容量を増やしてほしいのと、コンセントの数を増やしてもらいたい」とのご依頼で、電気工事にお伺いしてきました。
既存の分電盤です。
主幹ブレーカーが30Aで、分岐ブレーカーが3つしかありません。
まぁ使えないこともないですが、電気製品の多いお宅では完全に容量不足です。
引込みは単相3線式。
お部屋を拝見すると、コンセントが...
スイッチも...
クロス貼り替えるつもりでプレート外したままって感じですね...
この辺も取替えます。
四国電力へ電力申請を行い、受理されると工事に掛かります。
既存分電盤を撤去し、新しいケーブルを入れます。
電気容量が増えますから、一次側ケーブルも太いものに入替えます。
右が既存ケーブル、左が新しいケーブル、許容電流値は倍以上になります。
増設コンセント回路のケーブルを通していきます。
増設は2階へ2回路。
壁の中を立ち上げて、天井裏を通していきます。
ご希望の位置を開口して、ケーブルを通します。
エアコン専用はアース線も。
こんな感じでトリプルコンセント。
左は既存回路、右は専用増設回路です。
エアコン専用コンセントはアースターミナル付き。
スイッチもピシッと取替えます。
スマートメーターに取替え、トルクドライバーを使って規定値で締め付けます。
引込みケーブル張替えは四国電力側施工なので、仮接続しておきます。
すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。
あとは電源を投入して、お引渡しです。
主幹容量は30Aから60Aへ増量。
回路数は3回路から6回路へ増えましたから、安心してご使用いただける様になりましたね。
フタを閉じるとこんな感じ。
玄関なので、スッキリしましたね。
ついでにエアコン室内機の位置替えもご依頼いただきました。
こんな感じで完成です。
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
既存の分電盤です。
主幹ブレーカーが30Aで、分岐ブレーカーが3つしかありません。
まぁ使えないこともないですが、電気製品の多いお宅では完全に容量不足です。
引込みは単相3線式。
お部屋を拝見すると、コンセントが...
スイッチも...
クロス貼り替えるつもりでプレート外したままって感じですね...
この辺も取替えます。
四国電力へ電力申請を行い、受理されると工事に掛かります。
既存分電盤を撤去し、新しいケーブルを入れます。
電気容量が増えますから、一次側ケーブルも太いものに入替えます。
右が既存ケーブル、左が新しいケーブル、許容電流値は倍以上になります。
増設コンセント回路のケーブルを通していきます。
増設は2階へ2回路。
壁の中を立ち上げて、天井裏を通していきます。
ご希望の位置を開口して、ケーブルを通します。
エアコン専用はアース線も。
こんな感じでトリプルコンセント。
左は既存回路、右は専用増設回路です。
エアコン専用コンセントはアースターミナル付き。
スイッチもピシッと取替えます。
スマートメーターに取替え、トルクドライバーを使って規定値で締め付けます。
引込みケーブル張替えは四国電力側施工なので、仮接続しておきます。
すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。
あとは電源を投入して、お引渡しです。
主幹容量は30Aから60Aへ増量。
回路数は3回路から6回路へ増えましたから、安心してご使用いただける様になりましたね。
フタを閉じるとこんな感じ。
玄関なので、スッキリしましたね。
ついでにエアコン室内機の位置替えもご依頼いただきました。
こんな感じで完成です。
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
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電気工事
2016年7月25日月曜日
スイッチコンセントをコスモシリーズ配線器具に一斉交換
分譲マンションにお住まいのお客様からのご依頼で、古くなったスイッチコンセントを、Panasonic製コスモシリーズワイド21タイプに一斉交換へお伺いしてきました。
コスモシリーズワイド21→ http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/cosmo_wide21/
既存の配線器具はこんな感じでした。
National時代のフルカラー配線器具です。
浴室をリフォームされた際に、洗面所だけコスモシリーズに替えたら、「他も全部やりたくなった」との事で、今回のご依頼です。
例えばここ。
一番上が廊下の照明スイッチ(3路式)。
二番目がトイレの照明スイッチ。
三番目がトイレの換気扇タイマースイッチ。
ちょっと大きめに開口します。
はい、こんな感じ。
左が廊下の照明スイッチ(3路式)。
右がトイレの照明と換気扇スイッチ。
右側のスイッチには、換気扇だけ一定時間運転して遅れて消える、消し遅れスイッチをご提案させていただきました。
毎回タイムスイッチをグルグル回す手間が無くなり、スッキリしますよ(^^)v
結構な量になりましたが、すべて交換。
配線器具が新しくなるだけで、お部屋の雰囲気が全然変わって見えるから不思議ですねぇ。
アベ冷熱技研は、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
コスモシリーズワイド21→ http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/cosmo_wide21/
既存の配線器具はこんな感じでした。
National時代のフルカラー配線器具です。
浴室をリフォームされた際に、洗面所だけコスモシリーズに替えたら、「他も全部やりたくなった」との事で、今回のご依頼です。
例えばここ。
一番上が廊下の照明スイッチ(3路式)。
二番目がトイレの照明スイッチ。
三番目がトイレの換気扇タイマースイッチ。
ちょっと大きめに開口します。
はい、こんな感じ。
左が廊下の照明スイッチ(3路式)。
右がトイレの照明と換気扇スイッチ。
右側のスイッチには、換気扇だけ一定時間運転して遅れて消える、消し遅れスイッチをご提案させていただきました。
毎回タイムスイッチをグルグル回す手間が無くなり、スッキリしますよ(^^)v
結構な量になりましたが、すべて交換。
配線器具が新しくなるだけで、お部屋の雰囲気が全然変わって見えるから不思議ですねぇ。
アベ冷熱技研は、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
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