2012年4月24日火曜日

住宅電気設備容量増設工事(単三化)

今日一日、電気工事にお伺いしてきました。

既存設備は、主幹2P30A 2P1E20A×3回路。

単相2線式なので最大30Aまでしか使えない上、100Vしか取れません。

既存の電力量計です。

単相2線式30Aの電力量計はかわいらしいです(*^_^*)

今回ご依頼頂いたのは、エアコンを取付けたいのと、ガスコンロを卓上IHクッキングヒーター(100V)にするための、コンセント増設です。

今までにもブレーカーが時々落ちていたので、容量増も同時に行います。

実は、大手家電店に今回の見積りを頂いていたそうで、その価格に納得が行かずアベ冷熱技研にご相談いただきました。
当然ではありますが、中間マージンの無い自社施工の方がお安くなりますので、今回のご依頼となりました<(_ _)>

建物が古いので施工図面の作成から始め、使用機器の仕様書を添付し、四国電力へインターネット申請します。

このネット申請、一回やると便利すぎて止められませんね(^_^;)
夜中でも送信できるので、昼間走り回らなくてもいいんです。

で、許可が下りると工事に掛かります。

建物が平屋なので天井裏は十分なスペースがあり、配線工事もスムーズに進みます。

分電盤のところへケーブルをまとめて行きます。


コンセント増設は3箇所。
「正月などで家族が集まってホットプレートを使うとブレーカーが落ちる」との事でしたので、専用コンセントを1箇所増設。


エアコン専用コンセントを1箇所増設。

エアコンは後日、取付工事にお伺いします。

卓上IH用コンセントは、分電盤裏から一度外部へ取り出し、塩ビ管を使ってコンロ台の所まで配線します。


水廻りのコンセントなので、アース(接地)もしっかりと取ります。


アース付きコンセント設置完了。

卓上IHは100Vで最大1300Wなので、他の器具も使える様にダブルコンセントにしました。

配線工事が終わると、停電作業に移ります。

停電にし、無負荷状態で分電盤の取替えを行います。

同時に、四国電力で預かってきた電力量計も、単相3線式に取替えます。

既存のメーター板が残っていますが、外壁に埋まっているので置いておきます。

引込ケーブルは後日、引込班が張替えてくれるので、仮接続しておきます。


すべての工事が完了すると、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定、電圧確認、点灯試験完了後、お引渡しです。
主開閉器40A 分岐回路×6回路(コンパクトタイプ) 扉付き分電盤です。

単相3線式なので、今後200V回路も取れる様になりました。

扉を閉めるとこんな感じです。

今回は、こちらに一人住まいされている方の娘様からのご依頼で、火を使わないIHとエアコンを使いたいとの事でしたから、今日から安心してお過ごしいただけますね(^^)v

アベ冷熱技研は、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。

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