初めてご依頼いただくお客様のご依頼で、室内機2台・室外機1台のマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機製マルチエアコン お客様支給品です。
既存機は東芝製でした。
こちらのお宅、内部構造がかなり変わっていて、2階子供部屋もこんな感じでした。
二部屋は完全に分離されている訳でなく、窓のところと天井面は吹き抜けになっています。
部屋に入るドアもなく、ほぼ開放状態の二部屋です(^_^;)
この様な構造のため、配管は隠蔽配管になっています。
室外機は1階。
「部屋の造りが吹き抜けやけんかも知れんけど、冷房の効きが悪いんよ。」とお聞きしていましたが、室外機のバルブを見て・・・あぁ・・・
ガス漏れを起こしています。
ここの接続を治してやって、ガスを規定量入れてやれば治りそうな感じでしたが、「もう12年経っとるけん取替えます。」との事で、今回ご依頼いただきました。
「そうそう、室内機の方が水漏れした事があるんやけど、大丈夫やろか?」とお客様。
ドレンを確認して見ると、隠蔽部分のドレンパイプの方が上がってますね...
これはいわゆる施工不良です。
これは対策できますから大丈夫です。
という訳で、本日工事にお伺いです。
昨日はもの凄いいいお天気だったんですけどね...
朝から雷と豪雨で、最悪のスタートです。
延期となると、2週間以上先になるので、シートを張って決行です。
室外機を撤去しました。
配管が短いので、溶接延長しておきます。
室内機も撤去して、取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。
ドレンパイプの位置が高くて水漏れを起こしていましたから、既存のドレンパイプの下面と室内機の下面を合わせて設置します。
穴の下側が見えてしまいますけど、仕方ありません。
既存のドレンパイプを下げてしまうと完全に逆勾配になるので、この位置に合わせるしかありません。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
きちんと水が流れるか、きっちりとドレンテストを行います。
どうしてもこんな感じで配管穴が見えてしまうので、
カバープレートで塞ぎました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
外周りはこんな感じで完成。
作業が終わる頃には、雨も上がっていました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
雨が降って蒸し暑くなってきました。
今年の夏は、これで快適にお過ごしいただける様になりましたね(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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