2025年6月21日土曜日

【お知らせ】工事受付再開と現在の工事混み具合について

「受付再開はまだですか?」というお問い合わせを多くいただいていまして、とても心苦しい日々を過ごしていました。

大変長らくお待たせいたしました。
4月末から長期間に渡り、すべての業務の受付を中止させていただいていましたが、本日6月21日(土)より受付を再開させていただきます。
受付中止中にも、たくさんのお問い合わせやご依頼をいただきましたが、どうにも手が回らずお断りさせていただいたお客様には、心よりお詫び申し上げます。

さて、本日より受付再開をさせていただきますが、何分ひとりで作業しているものですから、相変わらずバタバタとしています。
今日現在で、6月中の予定は埋まっています。
お受けできる工事は7月に入ってからとなりますのでご了承ください。
今のところ7月は空いていますが、まだ梅雨が明けていませんから、工事の延期などで予定は未定となる可能性はあります。

ちなみにエアコン分解洗浄の受付はしておりません。

【受付再開に当たっての工事内容について】
毎年の事ですが、エアコン繁忙期のアベ冷熱技研の対応について掲載させていただきます。

・エアコン工事について
エアコン繁忙期は大変工事が混み合い、ご依頼いただいてから長い期間お待ちいただく事が多くなります。
誠に申し訳ございませんが、猛暑の中エアコン故障などで命に関わるお客様や、古くから懇意にしていただいているお客様を最優先に工事日程を組んで参りますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

・エアコン分解洗浄について
※現在受付しておりません。
※受付再開は秋頃を予定していますが、当社施工品のみとさせていただいています。

・エアコン修理のご依頼について
当社施工品以外の修理につきましては、繁忙期でなくともお受けできませんので、施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方をご利用ください。
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきますので、お渡しさせていただいている名刺に記載の携帯電話へご連絡ください。
ただし、阿部一人で動いていますので、即日対応は叶わない場合もあろうかと思いますが、何卒ご了承ください。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設などのエアコンに必要な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
電気容量を増やす分電盤改修やエアコン専用コンセント増設のみの電気工事は、繁忙期はお引き受けできません。
漏電調査・修理など緊急性のあるものについては、初めてのお客様は対応できません。
過去にアベ冷熱技研へご依頼いただいたお客様のみ対応させていただきますので、ご了承ください。

・CATVのお申込みと工事について
CATVの工事につきましては、アベ冷熱技研で契約お申込みをいただいたお客様のみ対応させていただきます。
現在、愛媛CATVの工事は、お申込みいただいてから宅内工事ができるまでに数週間程度を要していますので、工事日程的には余裕がありますから大丈夫です。
※愛媛CATVへ直接申し込みされて、「アベ冷熱技研工事指定」をされた場合は、お引き受けできない場合がありますのでご了承ください。
ぜひ、アベ冷熱技研でお申込みくださいませ。

毎年の事ですが、たくさんのご依頼をいただきまして心より感謝申し上げます。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、一人で動き回っておりますのでご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

分譲マンションで配管フル化粧カバーのエアコン取付工事

以前、エアコン取付けや分解洗浄をご依頼いただいたお客様が分譲マンションへお引越しされたそうで、寝室へエアコンの取付工事をご依頼いただきました。

エアコン機器は三菱電機製で、お客様支給品です。

分譲マンション、久しぶりな感じがします。

室外機はベランダ置き。
東側です。午後からにして正解でした。
南や西は地獄の様な暑い日です。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外壁に合わせて、グレー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

なんか6畳用のエアコンなのに室外機が大きいなぁと思ったら、ズバ暖でした...
6畳用のズバ暖って、初めてです。
14畳用の室外機くらいの大きさですね。
支給品なので気にも留めていませんでした。

室外機周りは、こんな感じで完成。
ドレンは塩ビ管を使って、排水溝まで導きました。

作業が完了すると試運転を行ってお引渡しです。

「きれいに取付けてもらって、ありがとうございます。また洗浄の時はお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年6月20日金曜日

19年目の日立白くまくん故障のため三菱霧ヶ峰へ取替工事

4月にエアコンをお買い上げいただいたお客様から、「他の部屋のエアコンが故障した様なので取替えをお願いしたいです。」とご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2524-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は日立。2006年製なので19年目です。
お家を新築された際に、工務店さんについている業者さんに移設してもらったそうです。

お部屋は2階です。

室外機は地上置き。

まずは既存機を撤去していきます。
室外機のサイドカバーを外すと白いIV線が...
当時の日立は、室内室外の連絡線が4芯でした。
恐らく3芯ケーブルしか持っていなかったのだろうと思いますが、IV線はアウトです。
IV線は屋外露出で使うと、被覆が紫外線で痛みやすいためです。
たまたま東側の日陰なので持っていますが。

配管も外していきます。

ダクトがグラグラするなぁと思ったら、2mのダクトの両端しかビス留めしていませんでした...
ビスの打ち忘れかと思ったら、すべてのダクトが2本のビスで留められていました。
ビスをケチってどのくらいの利益がでるんですかね?全く意味不明です。
ビス数本で数十円の利益が出ることより、信頼を失うことを考えないんでしょうか。

テープの巻き方も、パテの埋め方も甘いです。
パテが痩せて隙間から雨水が侵入するし、気密性が損なわれます。

既存機の撤去が完了。
案の定、配管穴にはスリーブが入っていません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

配管穴に合わせて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存のダクトは流用です。
グラグラしていたダクトはきちんとビスで留めましたが、10年近く経過しているのでダクトが少し歪んでいるのはどうにもなりません。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「来年、阿部さんにお願いして取替えようと思ってたのに、今年いきなり壊れて...。早めに取替えてもらって助かりました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年6月18日水曜日

室外機屋根置きで三菱霧ヶ峰AXVタイプエアコン新設工事

昨年、別の部屋のエアコン工事をさせていただいたお客様のご依頼で、エアコンご購入と取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV2225-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

今回取付けるのは2階です。
今までエアコンが設置されていませんでした。
専用コンセントはありますが、配管穴はありません。

では工事に掛かります。
外壁がALCなので、専用のコアドリルを使って開けていきます。
築31年の建物ですから、石綿含有みなしとして飛散防止対策を行って穴開けを行います。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

配管穴に合わせて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はホワイト色のスリムダクトで化粧仕上げ。

室外機は屋根置きにするため、錆びにくい溶融亜鉛メッキ仕上げの屋根置台を設置。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

これでこのお部屋も快適にご使用いただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年6月17日火曜日

室内機2階室外機1階配管スリムダクト仕上げのエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-BXV2225-W フィルター自動掃除機能付きコンパクトモデルをお買い上げいただきました。

今回は2階子供部屋へ新設です。
専用コンセントはありますが、配管穴はありません。
位置決めをして、背面板を設置。

慎重に配管穴を開けていきます。
2012年に新築されたので、建材に石綿(アスベスト)は含まれていません。

筋交いの位置はこんな感じです。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

室外機は地上置き。ハシゴ作業でダクトや配管を納めていきます。
西側なので、日に当たらない様に午前中スタートで正解でした。

こんな感じで配管を立ち下げています。
配管を右後方に出せば、見た目良く真っ直ぐ下に降ろせるのですが、敢えて左配管にしています。
右配管だとハシゴの上で配管を接続しなければなりませんが、左配管だと室内側から室内機の裏で配管接続ができるからです。
単に阿部が作業がしやすいからとかではなく、もし故障した場合にメーカーサービスマンが修理できる様にするためです。
知っていますか?建設業界では基本ハシゴ作業はダメなんです。
メーカーサービスは、ハシゴ作業を行いません。
足場を組んで修理となると、結構な費用が掛かります。
見た目より実用性で施工させていただきました。

さて、ゆっくり作業しすぎて日が当たり始めました...
配管接続終了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

日陰で良かったのに、日が当たり始めると一気に体が焼けてきます...
まだ体が暑さに慣れてないので、なかなか堪えますね...

ドレンは垂れ流しにしません。

他の2台分もまとめて雨水桝のところまで塩ビ管で処理しました。
新築当初は砂利だったんですけど、後で土間コン打ったみたいです。

もう10年以上前に設置したエアコンは、配管が直射日光と酸性雨の影響で、テープだけでなく断熱材までボロボロになっていました。

直せるなら直してほしいという事でしたので、テープの巻き直しをしておきました。
配管繋いだまま直したのであまりきれいな仕上がりとは言えませんが、あと数年寿命を迎えるまでは大丈夫です。

室外機周りはこんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「暑い中、きれいに取付けてもらって、ありがとうございました。これでこの部屋も涼しく使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。