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2025年10月24日金曜日

建物から離れた駐車場へ電気自動車充電用のEVコンセント増設工事

本日は初めてのお客様のご依頼で、電気自動車用のEVコンセント増設工事にお伺いしてきました。

ご相談いただいた際に、駐車場が建物から離れている上に分電盤が建物裏の方にあるため、かなり距離が長いのでできるかどうかが問題という事で、現地調査に伺いしていました。

駐車場は敷地正面にあって、建物はその奥に建っています。
お客様に分電盤までの道のりを教えていただきながら建物脇を歩いていると、引込計器盤を発見しました。
扉を開けてみると、メーターの脇に幹線用のブレーカーがあります。

メーターから分電盤までの距離が8mを超える場合には、メーター脇にブレーカーを設けなくてはなりません。
そのブレーカーが付いていました。
なので、ここで分岐すれば駐車場まで最短距離で施工ができますね。
既に1回路、浄化槽のブロワー用の回路が増設されています。
お客様にご説明させていただき、今回ご依頼いただきました。

では工事に掛かります。
まずは幹線用ブレーカーの二次側から分岐して、200V30A 感度電流15mAの高感度・高速形漏電遮断器を設置。

計器盤から配管を立ち下げて、一部地中埋設でブロック塀へ立ち上げます。

ここからは延々と横引きしていきます。

延々と...。ずっと中腰なので、思った以上にキツイです。
アース(接地)は駐車場に近いこの場所で取りました。

ここからが大変です。

細々と曲げて曲げて曲げて...
このルートはお客様のご希望です。
200V用防雨形コンセントを取付けました。

計器盤へ戻って、ブレーカーへケーブルを接続して電源投入。

電圧を確認してお引渡しです。

今回はシンプルにコンセントのみです。
充電コードの収納などはお客様がご用意されるそうです。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2024年9月19日木曜日

建物の端から端まで壁内・床下隠蔽配線でEVコンセント増設工事

いつまでも暑い日が続いてエアコン工事のご依頼が止みませんが、本日は初めてのお客様のご依頼で、電気自動車用のEVコンセント増設工事にお伺いしてきました。

ご依頼の内容は、「建物に極力穴を開けたくないので、壁の中にケーブルを通して、コンセントのところまでは床下を通してほしい」というご希望でした。
通常の住宅は一階にユニットバスがあって、その点検口から分電盤裏にアクセスできるように設計されていますが、こちらの建物はユニットバスは2階にあって、分電盤は外壁側に取付けられているという、なんとも後の事をまったく考えられていない状況でした。

分電盤の近くに点検口はありますが、上にユニットバスが乗っているため、分電盤の裏がどうなっているのかまったく見えない上、外壁側は断熱材でパンパンです...
でも、よく見てみるとケーブルの向こう側に排水管が立下がっているのが見えます。
分電盤の裏はパイプシャフトの様になっているみたいですね。
これはいけるかも?

幸い足元にも床下点検口があるので見てみましょう。

先ほどの排水管が見えました。これはいけるかも?
でもあの場所に辿り着くには、なかなか大変そうです...
現地調査にお伺いした際に、「他にも数件見積り依頼をしています。阿部さんができるならお願いしたいと思ってます。」とお話いただきましたが、今回の場合は壁内にケーブルが通せるかどうかやってみないと判りません。
通らなければ屋外を通していく工事になりますが、それでも良ければとお伝えしていたところ、数日して正式にご依頼をいただきました。

アベ冷熱技研を選んでいただいたからには、できるだけやってみましょう。
一人でやるような作業ではありませんが、丸一日工期をいただきましたので頑張ります。

作業に掛かります。まずは床下へ。
排水管や給水管を傷めない様に、奥へ奥へと。

排水管と床の隙間へケーブルを通していきます。
とてもきつくて、床下点検口と天井裏点検口を行ったり来たりの繰り返しです。
ケーブルは押して10cm引いて10cmと少しづつしか進みません...

後少しというところで、まったく動かなくなりました...
ここまで二時間近く掛けた苦労を無駄にしたくないので、お客様に許可をいただいて一箇所開口させていただきました。
この上の辺りに横桟があって通りにくくなっていましたが、開口したおかげでなんとか通りました。

もうホント、床下から分電盤まで立ち上げるだけで午前中が潰れてカラダボロボロ状態です。
EV用の200V30A 感度電流15mAの高感度・高速形漏電遮断器を空き回路に装着して、ケーブルを接続しておきます。

さて午後からは、分電盤からはまったく対角線側のEVコンセント取付場所まで、床下を通していかなければなりません...

床下へ配管を通すための穴を開けます。
さすがにこの壁内にケーブルを立ち上げるのは無理ですから、お客様もそこはご了承いただいています。

床下へ潜って、延々とPF管を引っ張っていきます。

もう首がムチ打ち状態ですが、なんとかPF管が通りました。

PF管内へVVF2.6mmx3cケーブルを通していきます。

お客様にコンセントの高さを確認いただいて、外部を立ち上げます。

あとはEVコンセントを取付けて、電圧確認。

異常がない事を確認して、お引渡しです。
朝9時スタートで夕方5時半まで掛かりました。カラダのいろんなところがズキズキしています...

「暑い中、ありがとうございました。壁の中も通していただいてありがたいです。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2024年2月27日火曜日

事務所棟へ電気自動車充電用の200V EVコンセント増設電気工事

本日は一日、EVコンセントの増設工事にお伺いしてきました。

電気自動車も増えてきましたね。
EVコンセントの工事も、少しづつ増えてきた感じがあります。

今回は、ご自宅へ設置するつもりで揃えた材料が余っているので、会社の駐車場へEVコンセントを取付けてほしいというご依頼です。
一応、コンセント周りの部材は揃っているので、支給品として使用します。

取付ける場所はこちら。

分電盤からの距離は、平面で20m近くあります。

では作業に掛かります。
通路にある点検口を経由して、、、

分電盤のところへ、ケーブルを通していきます。

通路の点検口から、EVコンセントの方へケーブルを通していきます。

この位置から屋外へ。
本当はドアの上辺りから出せれないか、いろいろやってみたんですけど叶わずここから。

ハシゴを積んできていなかったので、脚立を駆使してなんとか配管しました。

ケーブルを接続して、コンセント類を取付けます。
コンセントの上にある角い扉にはスイッチが入っていて、手元でコンセント電源の入り切りができる仕組みです。

分電盤のところへ戻って、200V30A 感度電流15mAの高感度・高速形漏電遮断器を空き回路に装着します。
お客様支給品の中にブレーカーもありましたが、20Aだったのと、分電盤の規格が合わないため、当社で取り寄せました。

ケーブルを接続して、電源投入。

あとは、異常がない事を確認して、充電ケーブルをセット。
設置状況をご確認いただいて、お引渡しです。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年12月9日土曜日

日東工業Pit-1Gシリーズ EV/PHEV用充電キャビネット設置工事

以前、エアコン洗浄と取付工事をご依頼いただいたお客様から、電気自動車用の充電設備の設置工事をご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

日東工業製 Pit-1GシリーズEVP-1RR9(※キー付き特別仕様)を、お買い上げいただきました。

設置希望場所は、道路に面したカーポート付きの駐車場です。
駐車場から建物までの間には、広い庭があります。

その上、駐車場から建物のまったく反対側に分電盤がある状況...
分電盤の両サイドは太陽光発電システムの器材が並んでいます。
分電盤のフリースペースにも、太陽光のブレーカーが搭載されていました。

できるだけ隠蔽配線ができないか入念に調査を行いましたが、どうにも無理な状況でした。

外部を露出で回していくしかありませんね...

当初は200VのEVコンセント程度のお話でしたが、200Vと100Vの切換ができるキャビネット式がいいという事になりまして、少し納期が掛かりますが手配していました。

そして本日、工事にお伺いです。
まずは建物から庭を経由するところからスタート。
通路なので、横断するところは地中埋設します。

駐車場へ向けて、配管とケーブルを設置していきます。

建物はぐるっと...

ぐるっと...回して。

浴室の天井裏へケーブルを通しておきます。

接地アースはキャビネット裏で取りました。

キャビネットを取付けます。
日東工業は盤メーカーなので、施工性はいいのかなと思ってましたが、まったくダメでした...
写真はさくっと付いてる様に見えますが、結構苦労して取付けています。

EV専用ブレーカーは、分電盤付近に取付けたかったんですが、他の器材でいっぱいだったので、お客様の許可をいただいて浴室の天井裏へ設置しました。
このブレーカーが切れる時は、漏電時のみです。

電源は分電盤の二次側バーに接続。

絶縁抵抗・電圧を確認して、電源投入。
ブレーカーは扉付きのフリーボックス内へ収めました。

キャビネットのところでチェックします。

100V、OK。

200V、OKです。
距離が長いので電圧降下が気になりましたが、ケーブルサイズをCV5.5x3Cにしたので、まったく問題なしですね。

あとはお客様の車に接続して、異常がないことを確認してお引渡しです。
朝9時スタートで、夕方5時までみっちり掛かりました。

「大変な作業ですみませんでした。またエアコンもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。