2025年10月11日土曜日

室外機屋根置きのエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2225-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はパナソニック製です。
まだ使えますが、室内機から異音が出る様になった事と温度調整の調子が悪いとの事で、11年経過しているので取替えをご希望です。

お部屋は2階寝室。室外機は屋根置きです。
部屋に小窓はありますが、屋根上に出ることはできません。
窓からスマホで撮影するとこんな感じでした。

では作業に掛かります。
屋根上にアクセスできるのはココしかありません。
お隣の敷地に許可をいただいてハシゴを立てます。

上がってみると、こんな感じです。

いろんな工法があっていいと思いますが、周りから見えないからと言ってこれはちょっと...
片側に簡易型のプラロックを敷いているので、南側の直射日光を浴びて割れる寸前でした。
動けばいいんよと言う考え方なら、これもアリなんでしょうけど。

既存機を撤去します。

ハシゴを使って、新しい室外機を持ち上げます。

古い室外機は新しい室外機の梱包材に包んで、ロープで降ろしました。
え?一人でやるんですよ。誰も手伝ってなんかくれませんもの。
しばらく屋根上で滝汗と体がプルプルしていました。

室内側の作業に掛かります。
既存機を撤去。

配管穴はスリーブが無く、通気口になっていました。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、また屋根上へ移動します。

今回の様な屋根勾配の向きの場合は、室外機を壁面置きにするのがベストですが、この外壁は振動が広がるタイプなので、通常平地で使用する平置台を使って屋根上に置きます。
港が近いエリアなので架台は溶融亜鉛メッキ仕上げにして、少しでも振動を抑えるために架台と屋根の間に防振パットを敷いています。

室外機を乗せて配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
配管化粧カバーは流用です。
隣のエアコンも、そろそろ取替え時期ですね。

工事が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

これで異音を気にすること無く、ぐっすりお休みいただける様になりましたね(^^)

今日は南側で湿度も高かったので、久々に空調服着ての作業でした。
しかしいつまで暑いんですかね?...

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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