2月末から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が、本日最終日でした。

阿部がバタバタしている間に、現地調査へお伺いした頃には既に解体が終わっている状態でした。

年度末時期なので現場へ入る業者さんもみんな忙しくて、工程表はあってもできる時にやるという感じで進みます。
まぁ調査にお伺いした時点でこの状態ですから、阿部待ち状態であることは察しが付きます...
調査ついでに、やれるところはやって行かないと時間がありません。
とりあえず配線作業は済ませないと、大工さんが先に進めないので。
キッチンにレンジ専用コンセントを増設します。
通常、マンションの場合、後から増設するのはかなり難易度が高い工事になりますけど、今回の様にリフォームの際に行うことで、きれいに隠蔽配線が可能になります。
とは言え、配線ルートはかなりシビアなところを通していきますが...
できるだけ余分な開口をせずにいきたいので、大工さんが開けているところを利用してケーブルを通していきます。

水道屋さんやガス屋さんが使う床の開口部も利用して、分電盤のある洗面所~キッチンの方へ。

床下も簡単には通りません。
水道管の脇を探りながら、何度もトライして通していきます。

かなり時間が掛かりましたが、なんとか希望の位置までケーブルを通しました。

あと、こちらの部屋はエアコンが付く様になっているのに、専用コンセントがありません。

ここも分電盤から専用ケーブルを通しました。

ダイニングにあるドアホンや電話・ネット回線は、この部分に新たに棚を作るので、棚の奥に全部移設して欲しいとの事。

言うのは簡単ですけど、まぁまぁ大変な作業なんですよ~。

10年ほど経過しているエアコンがありましたが、これは取外して分解洗浄して保管しておきます。

クロスを貼り替えた後には、ここに少し能力の大きなエアコンを取付けます。
と、ここまでが2月末までの作業でした。
クロス屋さんが年度末でかなり忙しいとの事で、3月は何も進まず、4月に入ってから仕上げの作業に入りました。
阿部も予定がパンパン状態ですので、空いた日を使って作業に入っていました。
まずはエアコンから。
テープ巻きだった配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

室外機周りをスッキリと仕上げました。

室内側もMDダクトを使って、見た目よく。

三菱電機 MSZ-GV3624-W 霧ヶ峰スタンダードタイプの12畳用をお買い上げいただきました。

トイレと洗面所には、古い二室用換気扇が異音を出していましたが...

新しいものに取替えました。

サクッと書いてますが、このリフォーム工事の中で、この換気扇取替えが一番手間の掛かる作業なんです。
理由を書くとかなり長くなるので省きますが、天井裏の状態がよくないのです...
ドアホン周りは、棚ができてスッキリしましたね。
フルカラーシリーズのスイッチやコンセント類は、、、

すべてコスモシリーズに取替えます。

36年経過している分電盤も、この際に取替えます。

誰もいないので停電作業は気兼ねなくできますが、電源一次側は活きているので、感電しない様に慎重に作業を進めます。

こんな感じで完成。コンパクトブレーカーでスッキリと。

照明器具も取付けて、すべての作業が完了です。
この後、美装屋さんが入ってお引渡しですね。
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。