2018年9月2日日曜日

12年目のまだ動いている霧ヶ峰からハイブリッド霧ヶ峰へ取替工事

先月、ご実家のエアコン新設工事をご依頼いただいたお客様から、「自宅のエアコンも古くなったんで、新しいものに取替えたい。」とのご依頼をいただき、本日取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV2818-W ムーブアイ極搭載ハイブリッド霧ヶ峰をお買い上げいただきました。


既存機も三菱霧ヶ峰です。
2006年製で、当時のフラッグシップモデルでした。


まだまだ現役で動いていますが、故障する前に早めに取替えておきたいとのご希望です。


既存のスリムダクトがありますが、近くで見ると結構劣化しています。


このジャバラの使い方はどうなんですかね...

この部材は直射日光に弱いですから、できる限り使わない方がいいです。
特にこの様な使い方は、見た目も悪いですし。
今回、スリムダクトもすべて取替えます。

2階ですから、ハシゴ作業。
午前中、東側なので、日差しがキツイです...(T_T)
今日も朝から30℃以上で、汗が噴き出してきますね。


ダクトのウォールカバーが割れていました。
割れている上からコーキングしていたので、恐らく12年前の新設時に、「割れたけどこれしか持ってないから、コーキングでごまかしちゃえ」って感じですかね?


カバーを外して見ると、配管穴にパテ埋めしていないし、貫通スリーブも入っていません。


室内機も撤去しました。


土壁の様に見える内壁は、厚さ10mm程度のモルタルです。
室内機を留めていたビスはすべてスカスカ。
下地に効いてるビスは一本もありませんでした...


では、取付けに掛かります。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。


背面板は直接壁面には留めず、スライド金具を使ってしっかりと留めます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部の配管穴には、隙間なくパテを詰めておきます。


スリムダクトはこんな感じに仕上がりました。
ジャバラは使わず、耐久性をアップしています。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ありがとうございました。これで安心して使える。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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