「阿部さん、うちの家の脇に小屋作ったんですけど、そこにエアコンとか付けてもらいたいんですよ。」と、以前からのお客様のご依頼で、もろもろ工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2216-W 霧ヶ峰汎用機です。
小屋というか、プレハブ事務所の小さい版って感じですね。
しかし、このスペースによく入れましたね...(^_^;)
既存の電気設備は、20Aのブレーカーと、照明用ソケットとスイッチのみでした。
このスペースに、エアコンと換気扇、掃除機用にコンセントを1つご希望です。
畳一畳分くらいのスペースなので、エアコンも効きすぎるんじゃないかと思いますが、一番小さいのが6畳用なので、それを取付けます。
まずはエアコンから。
位置決めをして、配管穴を開けます。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
裏側にはエコキュートのタンクユニットが座っているので、それを避ける様にブラウン色のスリムダクトで施工していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
次に換気扇の取付けに掛かります。
100Φの穴を開けます。
こんな感じでパイプファンを取付けます。
ON/OFFはタイマーで。
プレハブで壁の厚みが35mmしかないため、飛び出た感じになりますが、「雨仕舞いだけしてもらったら十分です」とのご了解をいただいています。
小屋内の機器取付工事が完了すると、母屋の分電盤から、専用回路増設を行います。
分電盤から...
ユニットバスの点検口を経由して...
小屋の脇へケーブルを出してきます。
小屋との間は、塩ビ管とPF管を使ってケーブル保護。
あとは小屋内設備に接続して、電源投入。
ランプもLEDランプにして、換気扇はタイマーで決まった時間帯に運転する様に設定。
エアコンも試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
で、この小屋で何するんですか?とお聞きしたところ、「猫のための小屋です。家の中で飼ってると臭いがすごいのと、ちょっと離れた生活もしようかなと思いまして。」...ね、猫ちゃんのお部屋ですか(^_^;)
この後お客様、木材を使って、一生懸命猫ちゃんたちの遊び場を作っていらっしゃいました。
ある意味、人間より快適な小屋ですね...
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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