初めてのご依頼のお客様から「中古住宅を購入しまして、中古のエアコンがあるんですけど、工事だけでもお願いできますか?」とのお問い合わせをいただきまして、本日取付にお伺いしてきました。
日立製5.6kw 200V よくお聞きすると、オークションで購入されたそうです。
年式は2014年製。2年ちょっとでオークションに出す人がいるんですねぇ(^_^;)
ちなみに、今までオークションで購入されたエアコンのほとんどが、何らかの不具合がありましたので、アベ冷熱技研ではオークション購入はお奨めしていません。
取付工事はお引き受けいたしますが、機器に関する一切の保証はできませんので、修理が必要な場合は、点検費用・修理費用など別途必要になる事をご了承いただきます。
室外機の設置場所は、この二段置台の下をご希望です。
わぁ、これ小さい架台だけど入るかなぁ~(^_^;)
室内機を取付ける場所は?
コンセントは左にありますが、配管穴は右側にありますよ?
配管穴の位置が変だな?と思ったら、外側はテラスの柱があったんですねぇ。
キャップを取ってみると、柱か間柱がイッてますねぇ...
とりあえずこの配管穴を流用して取付けて欲しいとのご希望なので、工事に掛かります。
配管保護のため、配管穴に貫通スリーブを挿入。
穴の位置が微妙なので、こんな感じで背面板を設置。
配管の取り回しでどうしても壁内に接続箇所が行くため、先に室内機と配管を接続しておきます。
途中、どんな苦しい思いをしてここに室内機が平然と付いているかは、写真からは見て取れないと思います(T_T)
16kgの室内機を、バンザイの格好で持ち上げたまま、接続した配管を穴に押し込みながら壁までよちよちと歩いて行き、最終的に脚立に登って背面板に掛けるという...
まぁ、いいです。無事付きました(^_^;)
既存の化粧カバーを使って、足りないところはテープ巻き仕上げ。
上の室外機の配管取り回しが、もの凄く気になりますけど、何があったんですかね?(p_-)
室外機に配管を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。
ご覧の通り、室外機が架台からハミ出そうなくらいビチビチでしょ。
これも入れるのに苦労してます。写真じゃ解りませんが(^_^;)
真空引きしている間に電源工事を。
既存のコンセントを外して見ると... え?
ケーブルが切断されて、ボックス内でジョイントされてどこかへ延長されています?
あ、カーテンの影にカバープレートが。
元のコンセントのところから、右側へ移していたみたいですね。
しかしこれ、もともとどんな感じになっていたのか?たぶんエアコンが付いていたんでしょうけど、よく解りませんね。
それと、電圧測ったら200V流れていました... 既存コンセント100Vのものでしたけど...
はい、こんな感じで延長しました。
天井裏を通せないかなぁと調査はしてみましたけど、1階という事と、近くに点検口が無かったため、露出配線でご了承いただきました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
はい、オークション品ですが、とりあえずガス圧なども正常で異常なしでした。
「コンセントの配線もきれいにしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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