はぃ。昨日のマンションの続きで、朝一番から2台目の取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-JXV3622-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。
既存機は昨日同様、三菱重工製。
でも何かおかしいと思いません?
室内機が天井にめり込んでいますよね。
このお部屋、天井が斜め天井になっているんです。
パネルの寸法に合わせて大工さんが作ったんでしょうけど、今回の様に取替えの時にどうにもならなくなります。
天カセタイプは各メーカー寸法が違うため、ここにピッタリ収めることができないんです。
同じ三菱重工にすればいいと思いました?
重工製でも、現行機はこの天井寸法に合いません。
ね。見た目がきれいからと特殊な取付けをやると、後々困るのは住んでいるお客様になります。
これはどうしようもありませんね。
と言うことで、「普通のルームエアコンにしてほしい」とお客様のご希望ですが、取付けできる壁はここしかありません。
カーテンレールが何とも...ですが、なんとかできそうです。
ただし、電源工事が必要なのと、配管穴を開けなければなりません。
ベランダ側を見てみると、ちょうど先ほどの壁面のところに、既存の室外機が座っています。
大きな梁があるので、コア抜きどうしようかなぁと思って近づいて見ると、、、
あれ?これってエアコン用の穴じゃありません?
室内側はボードが貼られていますけど、この穴が流用できますね。
という訳で、作業に掛かります。
まずは、既存機をポンプダウンして取外します。
昨日同様、フロンガスは持ち帰って回収します。
新しいエアコンの取付けに掛かります。
ベランダ側から位置を探って、配管穴を開けます。
位置決めをして、背面板を設置。
電源は既存室外機のところから延長して、コンセントを取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
接続部分は穴の中へ入ってしまいますが、これはどうにも仕方ありません。
電源ケーブルはこんな感じで、既存ダクトから新しいエアコン側へ引いています。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
カーテンレールは寄せてありますが、両サイドギリギリというか挟まれています。
後日リフォームされるそうなので、その際にカーテンレールの位置も変えられるそうです。
これでエアコンの異音とお別れして、快適にお使いいただける様になりましたね。
さて、持ち帰ったエアコンから、フロンガスを回収します。
家庭用エアコンですが、天井カセット形ハウジングエアコンはフロン排出抑制法の対象となり業務用と同じ扱いになるので、こうやって回収作業が必要です。
同じフロンなのに、おかしな法律でしょ。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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