2021年11月18日木曜日

1年で5年分くらいのカビが生えたエアコンの分解洗浄作業

お預かりしてたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

今回ご依頼いただいたのは、3台。
リビングでお使いの、ダイキン AN28XES-W(2020年製) 自動掃除機能なし。

昨年設置されたものですが、お客様が内部を覗いて気持ち悪くなったとの事で...
いやぁ...一年でここまでは始めて見ました(^_^;)

2台目は和室でお使いの、ダイキン AN22RES-W(2014年製) 自動掃除機能なし。
こちらは7年経過していますから、それなりの汚れ具合ですが、リビングのものよりはマシです(^_^;)

あと、このコードの処理、もの凄く気になります...

最近外壁塗装された様で、配管化粧カバーを外すのに一苦労です。
わざわざツバのところに塗装を乗せているのと、ツバの内側にコッテリとコーキングを入れているので、カバーを割らない様に外すのが大変です。

3台目は寝室でお使いの、シャープ AY-F25D-W(2016年製) 自動掃除機能なしです。

こちらベランダ置きなので、配管はテープ巻き。
パテが凄いことになっていました...
お聞きすると、周りのパテはお客様がされたそうです(^_^;)
パテの内側にキャップがあるのですが、その周りに隙間ができてて気になったそうで。

いろいろと補修箇所がありますね(^_^;)
再取付けの際に直しておきます。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

3台ありますが、ビフォーアフターはリビングのものだけで。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

寝室のシャープのボディは、洗浄しても擦っても取れない黄色いシミが残りました。
どうも浸透している様で、まったく取れませんでした。
お聞きすると、ご自分で薬品を掛けてみたそうです。
塩素系の洗剤などは、樹脂が劣化してしまいますので止めましょうね。

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

スリーブが入ってないところもあるので、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

気になっていたコードは、こんな感じでまとめてみました。

お客様がパテを盛ったところは、こんな感じで、上からクリアのコーキングを塗っておきました。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認して、

お引渡しです。
「ありがとうございます。あの気持ち悪いのが嫌だったんです... これで気持ちよく使えます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

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