借家オーナーのFB友さんのご依頼で、エアコン×2台をお買い上げいただきました。
三菱電機 MSZ-GV2521-W 霧ヶ峰スタンダードタイプ×2台です。
今月初めに、「借家のエアコンの調子が悪いんで、見てもらえませんか?」とメッセージいただき、他の現場へ行く前に点検にお伺いしていました。
既存機はパナソニック製。
電源は入りますが、室外機はリレー音はするものの動作せず。
エラーコードから調べると、室外機側の電気系統、もしくはコンプレッサーの不良とのこと。
基板で治ればいいですが、基板を交換してもコンプレッサーの不具合が出る可能性もあります。
コンプレッサーの場合は、修理より買い替える方がマシです。
一か八か基板交換するか、買い替えるか。
エアコンが8年経過している事もあり、取替える方向で決まりました。
ついでに、隣の部屋にエアコンがないので、こちらも取付けて欲しいとのご希望です。
元々はエアコンがあったみたいです。
なぜか配管が残っていますね...(^_^;)
階段の下に室外機を置いていた様ですが、ここは浄化槽の様です。
腐食性ガスが上がってくる可能性があるところに、室外機を置く訳にはいきませんね。
奥の方へ設置するようにします。
という訳で、お見積りの内容にもOKいただきまして、本日工事にお伺いです。
まずは、既存の配管を撤去していきます。
既存のスリムダクトは流用です。
ただし、一筋縄では外れません...
ビスが既にナメられていて、ハシゴの上で格闘すること30分...
流用でなければ叩いて割るところですが、大汗かいてなんとか外れました...
しかしこのダクト取付けた業者さんは、ビスまで節約ですか?
2mのダクトを2箇所でしか留めてありませんでした。
新たにビスで留めておきましたけど。
それから、後からサイディングした様で、配管穴の位置が宅内側と外壁側が大きくずれています...
宅内側から見るとこんな感じ。
う~ん、もうちょっとどうにかならなかったもんですかねぇ...
段差がありすぎて、貫通スリーブは挿入できません。
土壁なので、これ以上崩れない様に配管穴キャップを付けて、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
スリーブが入れれなかったので、配管穴は気密性確保のため、しっかりとパテ埋めをしておきます。
三菱は側面カバーが外れるので、この辺りの施工性は抜群です。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで、配管を横引きして少しでも浄化槽から離しました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目が完了。
故障機の取替えに掛かります。
いやぁ、また大きな穴を開けてしまってますねぇ...
開けてる途中で竹を引っ掛けましたか?
しかも土壁に直接ビスを大量に打って留めるのは危ないですねぇ。
壁内にコンパネでもあればいいですが、どのビスもスカスカでした...
こちらは貫通スリーブが入りました。
キャップで隠れない隙間は、パテを使って気密性確保。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
既存機のドレンは、ベランダ上え垂れ流しでした。
今回は床に穴を開けて、下にある屋根上に落とす様にしました。
これでベランダが水浸しになりません。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ベランダ周りはこんな感じで完成です。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「阿部さんめちゃめちゃ忙しそうやのに、今年中にやってもらえて良かったです。またお願いしますね。」と、お土産までいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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