2021年10月2日土曜日

8年間お使いの東芝製スタンダードタイプのエアコン分解洗浄

初めてのお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

東芝 RAS-5622D(W)(2013年製) スタンダードタイプです。
実は、今年の5月に洗浄のお問い合わせをいただいていましたが、当時のアベ冷熱技研はかなり工事の予定が混み合っていまして、「残念ですが今回は諦めて、10月か11月ごろにしようと思います。」と言うことで、大変申し訳ございませんでした。

受付再開の記事をBlogに掲載したところ、早速ご依頼をいただきました。

まずは取外しにお伺いします。

室内機を外していく訳ですが、なんかもの凄いカビなんですけど...
左配管で断熱が甘いのは判りますが、それにしても湿気が凄いです。

取外して見ると、配管の周りだけでなく、室内機の裏全面に黒カビが生えていますね。
お家のすぐ裏が河川なのが影響している様です。

室内機の吹出口の周りにも、同じ様に黒カビがいっぱいですね。

取外した室内機を持ち帰って、分解していきます。
いやぁ、、、ホコリも凄いですね...(^_^;)

熱交換器の側面は鉄製なので、ほとんどのメーカーが8年もすれば錆びてきますが、今回のものは湿度が高いせいか、腐食が激しいです。

ドレンパン付近のビスは全部錆びて、外すのに一苦労です...
あと、ドレンパンにたくさんの黒いツブツブがあったので、嫌な予感はしてたんですけど、分解途中に2匹飛び出てきました(^_^;)
あえて、何が出てきたかは書きませんが...

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

分解中に飛び出てきた2匹は、どこから入り込んだのかは不明です。
配管穴にはきちんとスリーブが入っていて、配管穴はパテでしっかりと埋められていました。
あと考えられるのは、ドレンホースです。
室外機の後ろに立ち下がっていたドレンパイプは、枯れ葉などが詰まった排水管の様なところに差し込まれていました。
ヤツらはここから入ったのかも知れません。
パイプを少しカットして、地上から離しておきました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
本当は2台の予定でしたが、もう1台は運転ランプが点滅して故障しているため、まずはメーカー修理をお奨めさせいただいて、修理が完了したら洗浄させていただく様にしました。

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。修理ができたら、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

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