県外にお住まいの松山出身のお客様からのご依頼で、ご実家の電気工事とエアコン取替工事にお伺いしてきました。
エアコンはパナソニック製をご希望で、お客様支給品です。
当初ご相談いただいたのは、分電盤の取替えでした。
ご両親2人だけでお住まわれていて、古くなった分電盤が気になっていたそうです。
昭和52年製... 44年ですか...
分電盤が埋込形なので、どの様に施工するのがいいか、少しお時間をいただいて考えていました。
「ついでに」と言うことで、こちらのエアコンの取替えもご依頼いただきました。
これも古いですね。東芝製です。
エアコン専用コンセントは無く、足元の延長コードから電源を取っていました。
室外機を見ると...え?
そう言えばこの前日、風が強かったですからねぇ...
駄々こねてるのかと思いました(^_^;)
お見積りを提出、正式にご依頼いただき、本日工事にお伺いしました。
先にエアコン取替工事を行っていきます。
室外機ベランダ置きですが、配管経路の具合からハシゴ作業になります。
配管化粧カバーが付いているんですが、配管穴にパテ埋めがされていません。
CATVの青いケーブルが通っているので、最後にここを触ったのはCATVの施工業者ですね(p_-)
既存機を撤去しました。
配管穴にスリーブが入っていないので、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
室外機は、元の室外機と同じ方向へご希望ですので、外向きに。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成です。
専用コンセントの増設に掛かります。
コンセントを取付けて、ケーブルを1階まで引っ張っていきます。
隠蔽配線したいところですが、点検口がないのと、土壁のため、露出配線しか手立てがありません。
延々と...
延々と...
延々と...
分電盤のところまで、ステップルで留めていきます。
エアコンの専用回路を引き終えたら、分電盤の取替えに掛かります。
中のブレーカーを全撤去。
新しい分電盤を、既存ボックス内へセット。
ケーブルを接続していきます。
はぃ。結構手こずりましたけど、何とか納まりました。
あと、キッチンでレンジや炊飯器を使うと、分岐ブレーカーが落ちるとのことでしたので、レンジ専用コンセントも増設します。
こちらは化粧モールを使って配線。
レンジの脇に、専用コンセントを増設しました。
電圧を測って、異常がないことを確認。
エアコンも試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
朝9時スタート、夕方6時まで、ぼっち作業で8時間コースになりました。
丸一日お立ち会いいただいたお客様に感謝です。
「これで安心して使えます。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
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