ネット検索で見付けていただいた初めてのお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。
パナソニック CS-711CX2-W(2011年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
8年ご使用で、見える所はお手入れされていていますが、内部はやはり、自動掃除機能付きタイプ特有の汚れ方ですね...
室内機を撤去しました。
こちらも配管穴にスリーブが挿入されていません。
スリーブ入れたいんですけど、太い方の配管が4分のため、曲がっているところを起こしてスリーブ挿入後また曲げると、配管が折れてしまうので入れることはできません。
こういう場合は仕方ありませんから、再取付けの際に対処します。
壁のクロスも変色していましたが、室内機のお手入れできない側面も変色していました。
お聞きすると、数年前までタバコを吸われていたそうですが、きっぱり止められたそうです。
この汚れはヤニですね。
これも自動掃除機能は何の役にも立ちません。
取外して丸洗いすれば、スッキリキレイに落ちます(*^^*)
パナソニック特有のフィルター自動掃除機能ですが、吸い取ったホコリを外部へ放出するホースが、毎回詰まっています。
全く掃除なんかできてない証拠です。
これは洗えませんから、地道にほじくりながら掃除機で吸い取ります。
室内機は丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
ヤニもどんどん流れて、本来の白さに戻っていきます。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
スリーブが挿入できなかったので、内側からもパテ埋めして気密性を確保。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「結構カビが生えるもんですなぁ。やっぱり自動掃除するやつはあんまりよくないんですか。きれいになったけん、まだしばらく使えますな。」と、とてもお喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
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→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
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