2019年11月13日水曜日

27年目で故障した三菱重工ビーバーを三菱電機霧ヶ峰へ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2519-W ×2台をお買い上げいただきました。


既存機は三菱重工製。


ベランダを広く使うため、室外機は天井吊りにされています。

夏の終り頃、他の部屋のエアコンを取替えにお伺いした際に、このエアコンも点検させていただいていました。

電源は入りますが、ランプが点滅して風も出ません...
恐らく室外機側の電気系統の異常かと思われますが、さすがに1992年製...

修理はできません。
もう一部屋同じタイプのエアコンがあるので、それと同時に「阿部さんが時間のある時でええけん、取替えてもらえんやろか。」とご依頼いただいていました。

既に11月になってしまいましたが...(^_^;)
本日お伺いしてきました。

まずは既存機を撤去していきます。


いやぁこの室外機、37kgもありました...(´;ω;`)

電動リフトが使えないところなので、不安定な脚立と中途半端な高さ、そして完治していないポンコツな腰つきで、声を上げながら降ろしました。。。
ホント、笑い事じゃありません(TдT)

室内機も外します。
背面板を取付けてあるビスは、20本近くありました。

石膏ボードで下地がありませんから、全部スポスポです...
大手建築メーカーさんの下請けさんって、こういうお仕事されるんですね。
数撃ちゃ効くですか?恐ろしいですね。。。

撤去完了。スリーブなんか入ってません。


気密性確保のため、貫通スリーブを挿入。


新しい室内機はボードアンカーでしっかりと取付けて、配管類を接続していきます。


新しい室外機は19kgです。軽いんですけど、足場が悪いので苦労して吊り込み。
既存の架台は流用です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

1台目を真空引きしている間に2台目へ取り掛かります。
こちらも同じ機種で、風は出るけどまったく冷たい風じゃないという症状です。


1台目もそうだったんですけど、ロゴを留めているボンドが劣化して、嫌な感じで垂れてしまってます。
ビーバークオリティですか?


こちらのベランダも狭いので、室外機は壁面置き。


こちらも声にならない声を吐いて、全身を震わせながら降ろしました。。。
ホント、笑い事じゃありません(TдT)

で、壁から出ている配管を見て、あれ?これどうなんてるん?もしかして隠蔽配管?って思ったんですけど...

隣の納戸で配管を発見。
わぁ...これまたややこしい(´;ω;`)


とりあえず既存機撤去完了。
こちらの室内機は、ボードアンカーっぽいので留めてありました。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


ここで接続して、配管を折らずに曲げて、ダクト内に収めるのは、なかなかのテクニックが必要です。


こちらの架台も流用。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

1台目の方の試運転を開始。


2台目の方も、作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「いつも丁寧にしてもろて、ありがとう。これで安心して使えるわ。腕に技術があるのはええね。これからもお願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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