ちょうど昨年の11月にエアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、「暖房にしてみたら、エラーなのか動かなくて困ってます...お忙しいのは承知していますが、ちょっとみてもらえませんか?」とのご相談で、予定の工事を終えて点検にお伺いしていました。
室外機は無反応...
室内機は、電源を入れるとしばらく風は出ますが、エラー「02」と表示が出て止まります。
エラーコード「02」は、シリアル信号エラー。
よくある電気系統の故障です。
室内機側は動いているので、室外機側の基板が怪しいです。
調べていきましょう。
目視点検で見付けました。
基板に取付けてある250V15Aヒューズが切れていますね。
ヒューズが切れるのは、何かしらの高負荷が瞬間的に掛かったという証です。
ヒューズが切れた原因を取り除かないと、新しい基板に取替えても、同じ様に切れてしまいます。
実は、点検するために室外機のカバーを外した瞬間、ヤモリが飛び出てきました(^_^;)
まぁそのヤモリは生きていたので、原因は別にありそうです。
見付けました!
端子台のところに居るのは、ムカデの子供です。
既にご臨終ですので、恐らくこの端子間で感電したものでしょう。
瞬間的に短絡してしまいますから、基板のヒューズが切れたのでしょう。
エアコンの故障ではよくある事例です。
ヤモリ・ムカデ・ネズミ・ヘビなどなど、結構いろんな小動物が侵入して悪さをしていますね。
早速、基板を取り寄せて、本日夕方から修理にお伺いしてきました。
新旧交代です。
端子台のところも、きれいに掃除しておきます。
作業が完了すると、試運転を行います。
しばらくして室外機が動き始めて、室内機から暖かい風がでてきました。
「わぁ、治りましたね。今日は寒いから、暖かいのはうれしいですね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。
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