そんな中、マンションの一室に設置されているシステムマルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
【三菱電機製システムマルチエアコン】
MXZ-6817AS 室外機×1台・MLZ-GX4017AS-IN 天カセ室内機・MLZ-GX2817AS-IN 天カセ室内機・MSZ-2217GXAS-IN 壁掛け室内機・MAC-R01PW 化粧パネルホワイト×2個
このBlogをずっとご覧になっている方にはお馴染みのマンションの、お馴染みのマルチエアコンですね(^_^;)
口コミでご紹介いただきまして、今までに10数軒のお宅のマルチエアコン取替工事をご依頼いただいています<(_ _)>
既存機は三菱重工(ビーバー)製で、天井カセット形1方向吹き出しタイプの室内機×2台、壁掛形×1台、室外機×1台のマルチエアコンです。
製造年は1995年です。23年目ですよ。よく持ちますねぇ(^_^;)
今回、故障のため取替えのご依頼です。
隠蔽配管なので配管は流用しますが、各室内機と室外機までの信号線に問題があります。
この既存機、各室内機と室外機までの信号線が、屋内用警報用ケーブル0.9mm×2芯を使っています。
現在、各メーカーから発売されているエアコンは、VVF2.0mm×3芯でなければならないため、ケーブルはすべて入れ替えないといけません。
とりあえず、既存機をすべて取外します。
冷媒配管は短いため、ある程度のところでカットして、すべて溶接延長します。
各部屋へケーブルを通していきます。
取外した室内機の開口部を、点検口代わりに使います。
天井裏はダクトなどが通っていて先は見えませんが、もう慣れているのでなんとか通していきます。
点検口は作らないのがアベ冷熱技研のポリシーです。
ユニットバスの点検口や、廊下のダウンライトの開口部を利用して、各部屋から3系統のケーブルを引っ張っていきます。
各室内機まで通りました。
室外機のあるベランダへは、既存配管穴を使って取り出します。
ケーブルが3系統通りました。
ケーブルの立ち下げは、グレー色のスリムダクトを使います。
室内機の取付けに掛かります。
新しい室内機は横幅寸法が広がるので、少し天井材をカットします。
リビングの既存配管は2分4分のため、異径ユニオン継手を使って、サイズを2分3分にして延長します。
既存のドレン管はVP25の塩ビ管なので、そのまま流用。
位置決めをしてアンカーを打ち直し、吊りボルトを降ろします。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
室外機への配管接続がすべて完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
天カセの吊り込み高さ調整と、パネルを取付けて行きます。
作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。
工事予定が混み合っていて、かなりお待たせいたしましたが、「雨の中、お世話になりました。きれいにしていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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