昨日からの豪雨で、避難勧告まで出ていた愛媛県。
はぃ、そんな本日も、普通にエアコン取替工事にお伺いしてきました(^_^;)
ダイキン製 2方向吹出し天カセエアコン お客様支給品です。
既存機は三菱電機製。
2001年製造、17年お使いです。
まだ普通に動いているんですけど、吹出しのフラップモーターが傷んでいて風向きが変わらないとか、内部が汚れている様で風量が少ないとか、経年劣化が進んでいるため、取替えをご希望です。
室外機は...埋まっていました...(^_^;)
新築時に、外構工事を行う前にエアコンを設置すると、こんな感じにされてしまうのが多いですね。
既存機は室内機受電でした。
こういうハウジングエアコンの場合、ほとんどのメーカーが室外機受電なんですが、三菱電機は内外どちらでも受電が可能です。
こういう粋な配慮が、阿部を三菱好きにさせる理由です(*´∀`*)
今回取り替えるのはダイキン製。
阿部のダイキラ... あ、いえ、、、(*μ_μ)
ダイキンは室外機受電です。
え?どうするの?
はぃ、別売品で「内外受電キット」と称する、電源ボックスがあります。
今回、それも追加で取り寄せていただきました。
どんな仕組みなんだろう?とワクワクしながら開けて見ると... なんだこれ?
鉄箱に端子台が付いてるだけですよ?
付属にフェライトコアがあるだけです。
え?ウソでしょ?
これいくらすると思います?
定価:26,000円(税別)... ボッタクリの極みですね(p_-)
三菱電機なら必要ありませんよ、こんな部材。
信じられません、ダイキン。
では工事に掛かります。
避難勧告が出るほどの雨ですから、シートを張って、配管内に水分が入らない様に作業を行います。
シート張るだけでズブ濡れですけど...
埋まっていた室外機を撤去。
底面は腐食が進んでいました。
あまりに酷いと、ガス漏れを起こす原因になります。
室内機も撤去。
タマに、こういう風に木材で吊っているのを見掛けますが、膨張収縮するので、ナットが緩んでいるんですよねぇ。
今回も吊りボルトがクルクル回っって、外しにくかったです。
これらは全撤去します。
木材の代わりに、C形チャンネルを取付けました。
この施工された業者さん、配管接続にかなり苦労されたと思います。
目の前は大きな梁。
配管の遊びが無いのと、窮屈なスペースで、よく接続できたなと感心しました(^_^;)
今回は、広いスペースがある反対側で接続するため、配管を延長します。
既存隠蔽配管は2分4分なので、異径ユニオン継手を使って2分3分へサイズダウンします。
ここは後ほど、しっかりと断熱仕上げにしています。
26,000円の内外受電キットは、この位置へ取付けます。
これ、必要なんだろうか...(^_^;)
先ほど設置したC形チャンネルに、室内機を吊るための吊りボルトを取付けます。
室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存の開口寸法と、標準パネルの寸法差が2mm程度しかないため、ワイドパネルを使用。
このワイドパネル、樹脂製かと思ったら鋼板製でした。
結構重いし、見た目も良くないですね...(´・ω・`)
取付けました。 う~ん...(^_^;)
同じ三菱電機製にすれば、同じ寸法で行けたんですけどね。
ご相談いただいた時には、既にダイキン製をご購入されていたので仕方ありません(T_T)
すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
今回、建築家でもあるFB友さんのお兄様のお家で、今日この天カセ取替えと、先週ルームエアコン2台の取替えをご依頼いただきました。
「雨の中、ありがとうございました。電源どうなるんかと思いよったけど、上手く行きましたね。よぉ冷えよる。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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