2018年7月17日火曜日

西日本豪雨被災地 大洲市でエアコン工事のため現地調査

西日本豪雨で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、未だ見つからない行方不明者の方々が一日も早く見つかります様、心よりお祈り申し上げます。

阿部は発災当日から、普通に仕事を続けています。
3週間も前からお待ちいただいているお客様の期待を裏切ることはできません。

でも、阿部は防災士です。
たくさんのボランティアのみなさまが、この愛媛のために汗を流して活動している姿を見るたび、「防災士なのに仕事してていいんだろうか。」「被災地へ出向いて、1時間でもお手伝いできないか。」、仕事中もずっと考えています。

「なぜ防災士なんかになったんだろう」...一人になってニュースを見るたびに悩んでいました。

そんな阿部を励ましてくれたのは、FB友さんや先輩たちです。
「なに言よんですか、本業優先!ボランティアなんかやれる人がやったらええんですよ。」
「阿部くんが時間ができたらでええんよ。仕事休んでまでやることはない。」
「そのうちね、阿部くんじゃないとできん仕事が回ってくるけん。」

ありがたかったです。ホント、気持ちがすっと楽になりました。
おかげさまで、順調に予定通り現場を進めることができています。

そんな中、「阿部さん。お忙しい時期でアレなんですけど、助けてもらえませんか?もぅ仲間も手一杯で、エアコン工事できる人間がこっちにおらんのですよ。」と、電気工事組合青年部繋がりで、被災地大洲で電気工事をやっているKくんからの電話。

即答、快諾、、、できませんでした。
予定がパンパンなのもそうですが、いろんな意味で一瞬考え込みました。

でもね、そんな阿部を頼ってくれたのが、ものすごく嬉しかったんです。
決めました。

急遽、今日の現場が終わった夕方5時過ぎに、松山を出発。
高速を飛ばして、大洲に行ってきました。


肱川氾濫で水没した市街地...
この前の三連休で、たくさんのボランティアさんたちが応援に駆けつけてくれて、かなり良くなっているとは言え、国道沿いの店舗は...


ほとんどの店舗や企業が営業できず、片付けの途中という段階です。


少し脇へ入ると、被災ゴミでいっぱいです...


こちらの事務所は、ここが水没ラインだったそうです。

完全に水に浸かったエアコンは、まったく動作せず。
後日、このエアコンを取り替える事になりました。

もう一件はエステ店。
エアコンのファンのところくらいまで水没されたそうです。

エアコンが数台設置されていますが、ルームエアコンは普通に動作するそうです。
業務用エアコンが2台、エラーが出てまったく動作しません。
こちらは年式的にも部品がなく、取替えの方向で見積りに掛かります。

店舗内はキレイにお掃除が完了していました。
営業される気満々です。
エアコンが動けば、いつでも営業再開ができます。

阿部は「防災士」としてではなく、「技能士」としてこの町の復興のお手伝いができることになりました。
とりあえず2件、頑張ります!(*^^*)

0 件のコメント:

コメントを投稿