三津方面に二号店を出店される「らーめん館 麺人」の大将からのご依頼で、パッケージエアコンの新設工事にお伺いしていました。
三菱電機製 スリムER5馬力天カセ4方向吹出しタイプ お客様支給品です。
現地調査は2月にお伺いしていました。
建物はマンションの1階部分のテナントで、前も飲食店だった様な造りです。
年代物の三洋電機製の天吊りエアコンが残っていました。
これは配管もカットされていて、動きません。
間取りはこんな感じで、既存機の場所だと厨房が暑いだろうと思い、4方向吹出しでこの位置をご提案。
ご採用いただきました<(_ _)>
さて、位置はここがベストなんですが、配管をどうやって外へ出すか。
天井周りはすべて梁なので、コア抜きはできません。
外壁側はすべて窓。
という訳で、近くに開いている通気口を使う事にします。
外周りはこんな感じで、室外機はこの位置しかありません。
では工事に掛かります。
実は工事は3月初旬に開始しました。
内装屋さんが入る前に室内機を吊っておきたいのと、3月は大きな工事の予定が詰まっていましたから。
まずは既存の室内機を撤去します。
この室内機、52kgもありました。
電動リフトで降ろすんですけど、リフトから降ろすのに泣きそうになりました(T_T)
はぃ、気を取り直して、新しい機器の取付けに掛かります。
まずは、このライティングレールを撤去。
位置決めをしてアンカーを打ち込み、吊りボルトを下ろします。
電動リフトで室内機を吊り込みます。
ちなみにこの室内機の重量は、25kgです(*^^*)
配管類を接続していきます。
これ結構大変なんですよ。
脚立の上でベンダを使って5分の配管曲げるので、変な筋肉がピキって言います(;´Д`)
ドレン管も接続して、こんな感じで室内側完了。
外部配管もテープ巻き仕上げで。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
とりあえずガスを送っておいて、一旦完了とします。
室内機はパネルを付けずに、養生しておきます。
後日から内装屋さんや、電気工事屋さん、水道屋さん、ガス屋さんたちが入って、ガンガン作業するため、ホコリが入らない様にしておく訳です。
あれから一ヶ月ほど経っての本日、大掛かりな工事が大体完了したので、夕方から仕上げにお伺いしてきました。
電源ケーブルとリモコンケーブルは、電気工事屋さんにお願いしていました。
まずはリモコンを取付けて。
室外機の電源ケーブル接続と、室内機のパネルを取付けて作業終了。
電源を投入して試運転開始。
異常がないことを確認して、お引渡しです。
「らーめん館 麺人」さん二号店、ちょっとOPEN時期が伸びましたけど、4月10日OPENに向けて、内装仕上げも進んでいましたよ。
松山であの美味しい熊本ラーメンが食べれるなんて、わくわくしますね(*^^*)
大将、ご依頼ありがとうございました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
仕上がりがいつも綺麗ですね!
返信削除排水は勾配とれてるんですか?
ありがとうございます!
削除ドレンの勾配はかなりシビアですけど、通気口の位置が天井面より2cmくらい下がっているので、なんとか取れています。
下から見ると、ほとんど勾配が取れて無い様に見えますけど(^_^;)