お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。
東芝 RAS-502BDR-W(2008年製)・シャープ AY-W22SC-W(2008年製)
リビングに設置されていた東芝製。
MDダクト仕上げで、一見キレイに施工されている様に見えますが、ツッコミどころ満載です。
この上下の曲がり。突き合わせじゃなくて、上の曲がりが下の曲がりに無理矢理被せられています(^_^;)
これ専用の部材があるんですから、それ使えばいいのにって思うんですけど、たぶん持ち合わせがこれしか無かったのと、下見もちゃんとやってない証拠ですよね。
きちっとハマらないので換えてしまいたいところですが、エアコンがそろそろ10年迎えるので、今替えるより買い換えの時に全部やり換える方が得策です。
で、ダクトカバーを外してみると...
化粧カバーをしているからと言って、配管穴にパテ埋めしてないのは手抜きですね(p_-)
シャープの方は寝室でお使いでした。
えらい簡単に外れたのでおかしいな?と思ったら、室内機を留めるツメの部分が破損していました...
え?これ背面板に乗せてるだけ?
お引っ越しを数回されているので、どこかで折れてしまったんでしょうね。
部品の価格を調べるため、メーカーに確認したところ、生産中止で在庫なし...
え?10年経ってないのに、既に在庫なしですか?シャープやる気なし...
ここは再取付けの際にきちんとご説明させていただきましたが、「エアコンの下で寝ない様にします」との事でご了承いただきました(^_^;)
あと、これ。
マンションの場合よく見掛けるんですけど、室外機のドレンを取っていないこと。
自宅エリアのベランダならともかく、共用部の玄関先、通路に室外機のドレン水垂れ流しとか、阿部的には信じられません。
ここもご説明させていただき、後で手直しさせていただきます。
それではお預かりした室内機を、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
東芝 熱交換器↓
東芝 ボディ内部↓
東芝 ドレンパン↓
東芝 ファン↓
シャープ 熱交換器↓
シャープ ボディ内部↓
シャープ ドレンパン↓
シャープ ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
天井面に目一杯設置されているので、ここからかなり苦労しての取付作業です...
配管穴はしっかりとパテ埋めして、気密性を確保します。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
シャープの方も。
室外機のドレンは、こんな感じで処理させていただきました。
これで共用通路を濡らすことはありません。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「自分でお掃除してみたんですけど、ファンのところが難しかったんです。キレイになりましたね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
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