お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。
シャープ AY-T40SX-T(2006年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
このエアコン、2006年製で11年経過しています。
アベ冷熱技研では、10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
が...「どうしても」と言われる場合は、もしもの場合の保証は一切できないことをご了承いただいてお引き受けしています。
壊さない様に気を付けて分解しますけど、劣化が進んでいるので、何が起こるか判りませんから。
今回のお客様は一度お電話いただきましたが、しばらく悩まれた末にご依頼いただきました<(_ _)>
はぃ、一切の保証はできません(^_^;)
まずは室内機を取外しにお伺いします。
お聞きすると、購入されてすぐフィルターが巻き込まれて使い物にならなくなったそうで、フィルターを交換してくれたそうですが、また同じようになって、それからフィルター自動掃除機能はOFFにされているそうです...(ーー゛)
室内機をお預かりして帰って気が付きました。
何ですかこれ?基板ボックスを黒いガムテープで留めてあります。
分解して行くと、内部の配線は紙テープみたいなもので貼り付けられています。
基板ボックスの上部はもの凄い本数の配線がある訳ですが、紙テープでベタベタに貼り付けられているだけ。
熱交換器とファンモーター・基板ボックスの間に隙間は無く、そこを無理矢理配線が通っている構造でした。
これだけの配線が無理矢理通されているので、裏側でガムテープで留めないとどうしようもないと言う残念な構造設計です。
他メーカーとまったく構造概念が違うので、分解するのに2時間以上掛かっています。
再組立には5時間以上掛かりました...(_ _;)
特にこの配線の取り回しのところで。
かなりイライラしますが、壊すと部品がありませんから、慎重になりますよねぇ(´・ω・`)
シャープのサービスマンたちは、文句言わずにこれを修理してるんですかね?
もしかして、修理するという概念もないのかも。
目の付けどころがシャープですから(p_-)
このドレンパンも。
お客様からは見えないところだから、どうでもいいんですかね?
こういうところに企業体質が垣間見えます。
はぃ、ダイキンに加えて、シャープも嫌いなメーカーに仲間入りです。
あ、前から嫌いですけど(^_^;)
ひとり言ブツブツ言いながら完全分解完了。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
このパテ、気になるので治しました(^^)
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「実は前から他の業者さんも探してたんですけど、阿部さんのBlog見てここまでキレイになるんならここでお願いしようと思って決めました。やっぱり安い業者さんとは違うんですね。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
0 件のコメント:
コメントを投稿