午前中に続き夕方からも、分解洗浄でお預かりしていたエアコンの洗浄が完了しましたので、取付けにお伺いしてきました。
ダイキン ATR63SPE3-W(2015年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
3年前にアベ冷熱技研で分解洗浄させていただいたエアコンですが、既にカビまみれになっていて、「このまま暖房使うのは気持ち悪い」との事で、洗浄受付再開までお待ちいただいていました。
カビは、そのお部屋や周囲の環境によって繁殖率が変わります。
特に近くに河川があったり水田などがあると、お部屋の中でも湿度が高めになりますから、カビにとっては好条件になりますね。
こちらのお宅は、建物正面に広大な水田が広がっている環境でした。
まずは、室内機を取外してお預かりします。
この機種、うるるとさららなので、加湿ホースが付いています。
ホース内もカビだらけだろうと楽しみに覗いて見ましたが、まったくカビが見当たりません。
お客様にお聞きすると、「加湿機能は使っていません」とのこと...
うるるとさららにしか搭載されていない加湿機能を使わないのは、宝の持ち腐れですね。
使うとホースの中までカビだらけになりますけど。(嫌味)
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
この機種、分解しにくくて頭にきます。
修理するサービスマンの立場に立って設計されていませんね。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
フラップ↓
一応、防カビ剤を吹き付けておきましたが、恐らく気休め程度でしょう。
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
ビフォーアフターの写真をお渡しすると、「わぁ...次の買い替えはダイキンやめます...出てくる空気のにおいが全然違いますね。キレイにしていただいて、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
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