昨年11月に、業務用エアコンを3台取替えさせていただいた宗教法人様で、動力ブレーカーの取替工事にお伺いしてきました。
こちらの建物、動力契約はエアコンの3台のみです。
ほとんど平日は使わない状況でしたが、動力契約は毎月基本料金が必ず掛かります。
各分岐ブレーカーは20Aと、
30Aと、
100Aです。
え?100Aも必要ありませんよね。
どれだけデカイエアコンが付いてるんですか?って感じでした。
取替える前のエアコンは4馬力でしたから、古いタイプだとしてもここまでは必要なかったと思います。
11月に、3台とも新しいエアコンに取替えましたから、分岐容量15A×2個と30A×1個で十分です。
主幹ブレーカーが盤の中に見当たりませんでしたが、引込計器盤の中に設置されていました。
ここに100Aのブレーカーが付いていますが、これも60Aへ取替えます。
全体で100Aから60Aへ容量減になりますから、単純に基本料金が40%下がります。
エアコンも省エネタイプに取替えましたから、使用料金も合わせると電気料金がほぼ半額という感じになりますね。
エアコンも省エネタイプに取替えましたから、使用料金も合わせると電気料金がほぼ半額という感じになりますね。
昨年末に四国電力へ電力申請を提出し、受理されていて、いつでも工事は可能な状態でした。
しかし、12月始めに注文したブレーカーは、注文した時点で年明け2月後半という納期回答が帰ってきまして、半導体不足の影響をモロに受ける状況に陥っていました。
こうなると待つしか無いという状態で、2月に入ってやっと入荷しました。
まぁ2月後半の回答でしたから、メーカーも頑張ってくれたんだと思います。
という訳で、本日ブレーカーの取替工事にお伺いです。
まずは、主幹ブレーカーの取替えから。
R端子に絶縁キャップが被せられていなかったので、ビニールテープを巻いて絶縁しておきます。
60Aのサーキットブレーカーに取替えました。
屋内の盤へ移って、既存ブレーカーを全撤去。
新旧交代です。
寸法がコンパクトになったため、取付けビスピッチも変えなければなりません。
ベースが鉄板なので少し時間が掛かりましたが、新しい漏電ブレーカーに取替えできました。
主幹ブレーカーの二次側で絶縁抵抗をチェック。
分岐ブレーカーの二次側で絶縁抵抗をチェック。
異常がないことを確認して、電源投入。
エアコンを運転して、運転電流値を測定。
すべてに異常がないことを確認してお引渡しです。
これで昨年からの一連の工事が完了しました。
まだまだ半導体不足の影響は続いています。
春にはまた、電機メーカーの販売価格値上げの情報も出ています。
何事も、早め早めの対応をご検討ください。
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
お気軽にご相談ください。
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