いつもお世話になっているFB友さんからのご依頼で、ご実家のリビングに設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-JXV4022S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。
既存機も三菱霧ヶ峰です。
まだ動いているんですけど、リビングとキッチン合わせて12~14畳ほどあるお部屋に、6畳用のエアコンが設置されています。
当然ですが、効きが悪いと言うことで取替えをご希望です。
ただし、まだ使えるので、このエアコンは寝室へ移設します。
既存の室外機周りはこんな感じでした。
外部配管はテープ巻きだったため、触るとポロポロと剥げてしまいます。
長く直射日光が当たるところは、ボロボロになっていました。
既存機を撤去しました。
配管穴に貫通スリーブはありません。
しかも、出窓の水切りを切ってしまってますね...
もう少し室内機を上の方に取付ければ、水切りを切ることもなかったハズです。
この穴は流用しますので、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
ちなみに、黒いケーブルはテレビ用のケーブルです。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は、ブラウン色のスリムダクトで化粧仕上げ。
ジャバラの曲がりはできるだけ使いたくないんですけど、段差があるのとケーブルがゴチャゴチャしているので仕方ありません。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
既存の室外機の後ろに通気口があったため、換気しやすい様に室外機を避けておきました。
既存のコンセントが100Vだったため、
200Vへ切り替えました。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してリビングの取替えは完了です。
さて、リビングで取外した霧ヶ峰を寝室へ取付けます。
既存機はシャープ製でした。
全然冷えなくなって、ずっと使われてないそうです。
1997年製ですか...
こちらのお部屋は、かなり古い土壁です。
穴開けを失敗したのか、かなりひび割れていますね。
配管は、縁側を通って外部へ。
外は延々と横引きして、奥の方へ室外機が置かれている様です。
いやぁ...これは酷いなぁ...
古い土壁に穴を開ける時は、かなり慎重に開けないとこういう事になります。
しかしパテ埋めもしてないとか、酷いですね。
以前、ここからネズミが入ってきて、かなり大変な思いをされたとお話されてました。
この室内機はどうやって壁に取付けてあるんだろうかと思ったら、もろい土壁にビス5本だけで留めてありました。
寝室です...頭の上に落ちなくて良かったですね。
霧ヶ峰を取付けていきます。
スライド金具を使って、背面板をしっかりと固定します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
貫通部分はこれ以上崩れない様に、配管キャップとパテでしっかりと埋めます。
パテは数年で硬化して落下するため、パテの上に薄くコーキングを塗っておきます。
外部配管は玄関脇になるため、スリムダクトで化粧仕上げ。
大きく開いていた穴は、パテでしっかりと埋めておきました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「いやぁ、よぉ効く様になった。気持ちがええわい。暑い中、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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