エアコン機器はお客様支給品です。
取付けるお部屋はこんな感じです。
マンションによって構造は違いますが、梁や柱を外部へ出して室内をスッキリさせているところと、マンション外観を優先に、室内に梁や柱を入れ込むところと二通りありますが、今回はその後者です。
しかも、少しでも空間を広く使いたいという思いがこういう設計になりますね。
エアコンの事なんか二の次ですね。
このマンションメーカーさん、結構な棟数を建てられていますけど昔から変わりませんねぇ。
お客様は、屋内側は配管化粧カバーを取付けてほしいとのご希望です。
なかなか一筋縄ではいきませんよ...
では取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。
室内機から配管穴まで、MDダクトを取付けていきます。
と、5秒くらいで文章は書いていますが、ここまでで1時間半の作業時間が掛かっています。
すべてミリ単位での取付け。下地がないのですべて下穴を開けてボードアンカーで取付けています。
お客様には見えないところですが、手は抜きません。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
屋内のドレンホースは、結露しない様に断熱ソフトドレンホースを使用してます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成。
外部配管はテープ巻き仕上げです。
玄関横なので、ここはダクト付けたかったですねぇ。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
窓とカーテンレールを避けるために、こんな感じで。
配管穴の位置も微妙ですね。
こうやって取り回さないと取付けができない設計って、どうなんですかね?
かなり時間が掛かりましたが、「キレイに取付けていただいて、ありがとうございます。また何かありましたらお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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